科学技術とデザイン思考〜社会的対話⼒としてのデザイン | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2021-11-15T11:56:45+09:00 Peatix Nobu 科学技術とデザイン思考〜社会的対話⼒としてのデザイン tag:peatix.com,2020:event-1669606 2020-11-15T09:00:00JST 2020-11-15T09:00:00JST 【概要】COVID-19の影響がまだ冷めやらぬなか、新たなイノベーションへの試みが始まっています。昨年に引き続き多摩大学大学院ではデザイン思考とイノベーションを学び深めるセミ・オープンプログラム(※)を3回にわたって開催します。今年のテーマは「科学技術とデザイン思考」、社会的対話力としてのデザインの可能性です。イノベーションは技術革新ではありませんが、科学技術をいかに活用するかは大きな課題です。デザイン思考は、人間を中心にして社会・ビジネス・技術との関係を生み出す方法論として実践の輪が広がっています。最近は、さらにそのアート的な思考や、社会的役割が注目されています。しかし、<デザイン思考と技術>の関係についてはブラックボックス的でした。一方、コロナウィルスで私たちが目の当たりにしたのは、科学技術の社会への迅速な適用ですが、同時にそれは長期的な社会や人間のための視座も持たなければなりません。デザイン思考はこうした対話の方法論としての役割を担っているといえます。(シェアメディカル社Press 資料より)※このプログラムは大学院生と外部の参加者を対象とする、新たな試みの一環:専門家討議(コロキアム)型のセミオープンプログラムです。科学研究機関や企業、医療現場における先進的な実践例を学びつつ、デザイン思考の実践者・専門家を招いてインタラクティブにその方法を習得します。単なる座学でなくオンラインワークショップ形式です。イノベーション経営の推進者、デザイン思考のさらなる実践を目指す人が対象です。 (昨年のプログラムより@品川CO⭐︎PIT:今年はオンライン開催)【プログラム内容】(チケットは各回申し込み形式をとっていますが、各回・3回通しでも参加できます)======================================◆第1回:2020年11月15日(日)科学技術と社会を繋ぐために:コロナ時代の構想力・社会的対話力としてのデザイン======================================・9:00-12:00デザイン思考とS&T(Science&Technology):多摩大学大学院 紺野 登教授キーノート(特別出演ビデオ)「なぜ科学技術と社会の対話が重要なのか」:ヤン・スタマン氏(前ラテナウ研究所所長/オランダ)(ラテナウ研究所とはオランダの国立系シンクタンクで、スタマン 博士は環境・農業・獣医学の専門家です)・13:00-15:30いま最も注目されるデンマークのデザイン思考とは?科学技術研究機関(産総研)におけるデザイン思考教育の事例とワークショップレア共同代表 大本 綾氏、産業技術総合研究所デザインスクール事務局長 大場 光太郎 氏・16:00-17:00「責任ある投資(responsible investment)」としてのイノベーションとデザインの役割:多摩大学大学院 紺野 登教授======================================◆第2回:2020年12月13日(日)インタラクションデザインの現場から学ぶDX(知識創造プロセスとデザイン思考とDX)======================================・9:00-12:00知識創造プロセスとデザイン思考プロセス:多摩大学大学院 紺野 登・13:00-15:00ICTカンパニーにおけるDXとデザイン思考活用の状況/エクササイズ :SAPジャパン 原 弘美氏・15:30-17:00リモートメディカルとその産業化におけるデザイン思考事例: シェアメディカル 峯啓真氏======================================◆第3回:2020年1月10日(日)UX(ユーザーエクスペリエンス)、テクノロジー、ビジネスデザインの実践======================================・9:00-12:00デザイン思考と社会システムのデザイン:多摩大学大学院 紺野 登ゲスト講義:保井 俊之氏(慶應義塾大学大学院システムデザインマネジメント研究科教授)・13:00-15:00デザイン思考におけるUX(ユーザーエクスペリエンス)ワークショップ:山崎 和彦氏(武蔵野美術大学教授、Xデザイン研究所共同創立者)・15:30-17:00総括対話:山崎 和彦氏  紺野登ご参考:昨年のプログラムの記録(YouTube)https://www.youtube.com/watch?v=HFNwVi50BMk【実施形式】※オンラインツールZOOM、一部オンラインホワイトボード「Miro」を使用いたします。※申込者専用URLとなりますので、他者との共有はご遠慮ください。ZOOM入室時にご氏名の照合をする場合がございます。※開場は開始30分前を予定しています。ZOOMのURLは当日までにご連絡します。※定員30名(先着順で満席になり次第締め切らせていただきます)※受講者のご都合によるキャンセル、返金は承っておりません。ご了承ください。=====(参加される方への留意点)・安定したネットワークのある静かな環境から、1人1台のパソコンから参加していただきます。 ・「Miro」を利用するため、参加者には事前にアカウントを作成いただきます(インストラクションを送りします)。 =====_________________________________________________________________________________【登壇者】(プログラム順。敬称略)◆ 紺野 登 多摩大学大学院 経営情報学研究科 教授。慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科(SDM)特別招聘教授。 博士(学術)。エコシスラボ(株)代表。「知識生態学」(知識創造理論、デザイン思考)をベースに組織革新、新規事業、都市開発等の領域でIT企業や大手設計事務所等のアドバイザーを務める。著書『ビジネスのためのデザイン思考』『知識創造経営のプリンシプル(共著)』『構想力の方法論(共著)』『イノベーション全書』など。◆ヤン・スタマン Drs.Jan Staman2002年から2014年にかけてオランダ国立系シンクタンク、ラテナウ研究所所長。 証拠に基づく政治の問題に多大な貢献をし、日独、欧州委員会の主要機関間の緊密な協力をもたらしました。 現在、破壊的な技術と科学、社会、そして政府の間の対立に重点を置くスタマン・コンサルタンシー代表を務めています。◆大本 綾 株式会社レア 共同代表高校、大学でカナダとアメリカに2年留学。大学卒業後、WPPグループの広告会社であるグレイワールドワイドで、大手消費材メーカーのブランド戦略、コミュニケーション開発に携わる。その後、デンマークのビジネスデザインスクール、KAOSPILOTに初の日本人留学生として受け入れられ、2015年6月に卒業。留学中は起業家精神とクリエイティブ・リーダーシップを中心に学び、デンマーク、イギリス、南アフリカ、日本において社会や組織開発のプロジェクトに携わる。ダイヤモンド・書籍オンラインの連載記事『幸福大国デンマークのデザイン思考』の著者。KAOSPILOTの留学経験から、クリエイティブは才能ではなく、トレーニングによって得ることができるスキルであると確信している。◆大場 光太郎1991年東北大学大学院博士課程修了.博士(工学)、2009年より独立行政法人産業技術総合研究所知能システム研究部門副部門長、2015年より研究開発法人産業技術総合研究所ロボットイノベーション研究センター副センター長、2018年より産総研デザインスクール準備室長兼務、2020年に産総研デザインスクール事務局長、現在に至る.ユビキタス・ロボット(現在のIoT)、ロボット安全を通じて、コンサルテーション、ファシリテーション、デザイン思考などの人材育成研究に従事、日本ロボット学会フェロー、第13回産学官連携功労者表彰で内閣総理大臣賞を受賞。◆原 弘美SAPジャパン株式会社 SAP Labs ジャパン Chief Operating Officer 兼 Innovation Office 部長。HPI D-School認定デザインシンキング・コーチ。SAPジャパンでは、ハイテク業界、食品消費財業界、製薬業界への製品展開、日本向け機能の開発、顧客提案支援、またビジネスプロセスマネージメントやマスタデータ管理などの顧客提案担当を経験。SAP が対外的にDesign Thinking with SAP を展開しはじめた2013 年より、SAPジャパンにおけるDesign Thinkingの展開、顧客提案における活用を推進、2016年よりSAPアジア・パシフィック地域Design Thinking with SAP リードを担当。現在は日本発イノベーションの製品化を目指しSAP Labs Japan のCOOに従事する一方、SAPジャパンのイノベーションカルチャー推進・定着活動、顧客に対するイノベーション提案の支援を行っている。◆峯 啓真 シェアメディカル 代表取締役。2006年、株式会社QLifeの創業メンバーとして口コミ病院検索QLifeを始めとした同社のWebサービスの立ち上げに参画。 『収益を生む制作チーム』をコンセプトとして、医療ビジネスを多く立ち上げる。 2008年iPhone上陸と同時にスマートフォンの医療分野での親和性をいち早く見いだし、添付文書Pro、医療ボードProなど医療アプリの事業化に成功。 より臨床現場に近い医療サービス企画を目指し2014年、株式会社シェアメディカル創業。2019年、画期的なデジタル聴診デバイス「ネクステート」を開発。さらに遠隔聴診システムの特許を取得し、映像だけではなく聴診音を加えることで遠隔診療での医師の診断精度を上げる試みを行っている。◆保井 俊之慶應義塾大学大学院システムデザインマネジメント研究科教授。1985年東京大学教養学部教養学科卒業. 財務省, 金融庁, 外務省, OECD等を経て, 中央大学, 政策研究大学院大学並びに九州工業大学の客員教授を務める. 2008年慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科特別招聘教授, 2017年再任, 現在に至る. 米国PMI認定PMP. 地域活性学会理事. 日本創造学会評議員. 国際基督教大学より博士(学術). 主な研究分野は社会システムデザイン、社会イノベーション、地域活性など。◆山崎 和彦武蔵野美術大学教授、Xデザイン研究所共同創立者、博士(芸術工学)。京都工芸繊維大学卒業後、クリナップ工業(株)、日本IBM(株)UXデザインセンターマネージャー(技術理事)、千葉工業大学教授を経て現職。著書多数。デザインの実践・研究・教育とコンサルティングに従事。【品川塾とは】今 世界的な大きな潮流があります。それは、都市化(アーバニゼーション)とともに、イノベーションを生み出す場、イノベーションのエコシステム(生態系)が 都市の中心部に生まれているという現象です。品川とその近隣は、多様な企業、大学・教育機関、商業空間、住宅、交通インフラが「ハブ」として集積する地域へと変貌し、もっとも世界につながり、東京のイノベーション・エコシステムとして期待されるといえます。「品川塾」は、品川にサテライト・キャンパスを構える多摩大学大学院(ビジネススクール)が触媒となって機能し、「知の創造」を切り口に、近隣の、そして品川に集まるイノベーション志向の企業や個人のネットワーク支援をしていこう、という試みです。品川を東京のイノベーション・スポットとして位置付け、イベントやワークショップ、垣根を越えたプログラム、人材育成(イノベーターシップ)のためのネットワークなどを展開していきます。品川塾塾長・多摩大学大学院教授 紺野登========================================★多摩大学大学院は、最前線で活躍する【多彩な実務家講師陣】から結果を出すための本物の実践スキルを【少人数クラス】で深く・濃く学べる【超実学ビジネススクール】です。アクセスに便利な品川キャンパスで、仕事を続けながら経営学修士(MBA)を取得できます。将来の自分のキャリアと人生をデザインするための知的刺激、一生の財産となる素晴らしい仲間、師との出会いが待っています。詳しくはこちらのサイトへhttp://tgs.tama.ac.jp========================================共催:多摩大学大学院、品川塾協賛:株式会社富士通ラーニングメディア