第4回「哲学の夕べ」― フィクション ― | Peatix
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2021-11-15T09:05:16+09:00
Peatix
東京日仏学院・横浜日仏学院
第4回「哲学の夕べ」― フィクション ―
tag:peatix.com,2016:event-166048
2016-05-28T14:00:00JST
2016-05-28T14:00:00JST
第4回「哲学の夕べ」
― フィクション ―
「哲学の夕べ」は、アートと哲学、感覚と思索の刺激的な対話を通し、哲学にアプローチする一夜です。
第4 回目となる今年は「フィクション」をテーマに、哲学や語り、リアリティと物語、思考のシステムとフィクションの構造との関係性について考えを巡らせます。哲学はフィクションをどう受け入れるのか?哲学におけるフィクションの新しい位置づけをどのように見出すのか?
アンスティチュ・フランセ東京の敷地内を回遊するようにお楽しみいただけるよう、講演会、アトリエ、コンサート、パフォーマンス、展覧会など、多様な企画
を盛りだくさんご用意しています。またラ・ブラスリーでは、知的な演出をご堪能いただけるディナー・パフォーマンスも行われます。
普段、哲学に触れる機会が少ない方も、少し見る目が変わるきっかけになるかも知れません。
このイベントで哲学を(再)発見しましょう!
助成:アンスティチュ・フランセ パリ本部、笹川日仏財団
協力:ヴィラ九条山、法政大学、早稲田大学、世田谷パブリックシアター、株式会社リコー、おちゃらか
日時:2016年5月28日(土)14時~23時
会場:アンスティチュ・フランセ東京
プログラム
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講演会
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國分功一郎「再び、想像力について─想像力は他者を通じて生成するということ」
14時~15時 | エスパス・イマージュ
(使用言語:日本語)
いま「想像力」という言葉はかつてそれが有していた輝きを失っている。だが、この言葉にその輝きを与えていた理由は本当に失効してしまったのだろう
か。ジル・ドゥルーズは想像力を他者の問題として考えたが、そこから導き出される実に魅力的な政治的ビジョン──〈知覚の政治〉とでも呼べるそれ──は今
こそ検討されるに値すものである。ドゥルーズの無人島論、そしてDVD『アベセデール』で語られた左派論をもとに、今日における想像力の政治的意味につい
て考えてみたい。
國分功一郎
1974年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。現在、高崎経済大学経済学部准教授。著書に『暇と退屈の倫理学』など。
※当日は13時より整理券を配布いたします(お一人様一枚まで)。
星野太「虚構としての芸術/政治」
15時30分~16時30分 | エスパス・イマージュ
(使用言語:日本語)
芸術と政治は「虚構」としてのみ存在する。ただしそれは、現実に対して無力なものとして
の虚構ではない。それらはむしろ、現実的なものを変革するものとしての地位をもつ、二つの虚構の形式にほかならない。今日の芸術と政治は、むしろそれ本来
の「虚構」としての力を失いつつあるのではないか――そのような問いから出発しつつ、フィリップ・ラクー=ラバルトやジャック・ランシエールの政治哲学と
ともに、現代の「政治的芸術」のパラドクスについて考察する。
星野太
1983 年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。現在、金沢美術工芸大学講師。編著に『The Sublime and the Uncanny』(UTCP, 2016年)など。
※当日は13時より整理券を配布いたします(お一人様一枚まで)。
ティエリー・オケ「サイボーグ、他:ポストヒューマンの類型学」
17時~18時 | エスパス・イマージュ
(使用言語:日本語)(c) Jérôme Panconi
「本講演では、サイボーグ、ロボット、ミュータントなど、ポストヒューマン(あるいはアンドロイド)の特徴を分析し、各キャラクターの哲学的役割を明らかにします。彼らが登場するフィクションにおいて、どのような哲学的問題が提示されているでしょうか?」
ティエリー・オケ
哲学者、生物学とジェンダー研究の専門家。著書に『Cyborg Philosophie』(Le Seuil 社, 2011 年)がある。
※当日は13時より整理券を配布いたします(お一人様一枚まで)。
ピエール・ファシュラ「「サイエンス(・フィクション)の哲学」
18時30分~19時30分 | エスパス・イマージュ
(同時通訳付き)
科学や技術の未来の発展について、サイエンス・フィクションが私たちに教えてくれるもの
は何だろう?また、サイエンス・フィクションが私たちに何かを教えてくれると確信しているのはどうしてだろう?サイエンス・フィクションがある意味で私た
ちに様々な可能性を提示しているという考えの中に、その答えはあるかもしれない。しかし、それはどのような意味においてだろうか?本当らしいことと可能性
のありそうなことは別物で、望ましいことはさらにまた別のことである―それならば、サイエンス・フィクションに私たちが期待することとは何だろう?
ピエール・ファシュラ
パリ第一大学哲学博士、パリ第一大学現代哲学センター研究員。
※当日は13時より整理券を配布いたします(お一人様一枚まで)。
ラウンド・テーブル
登壇者:國分功一郎、星野太、ティエリー・オケ、ピエール・ファシュラ
19時30分~21時 | エスパス・イマージュ
(同時通訳付き)
※当日は13時より整理券を配布いたします(お一人様一枚まで)。
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哲学のアトリエ
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トリスタン・ブリュネ「フィクションの科学」
16時~17時30分 | メディアテーク(使用言語:日本語・フランス語)西洋におけるフィクションの決まりごとでは、現実を模倣することが、物語を効率的に語ることの第一条件の一つだと、アリストテレスの時代から受け継
がれてきました。しかし今日では、フィクションはますます、現実を把握するための新たな戦略の重要な源であるように見受けられます。
このアトリエでは、フィクションと物語の複雑な関係を通して、フィクションとリアリティとの関係性について問いかけます。
トリスタン・ブリュネ
パリ第七(パリ・ディドロ)大学博士課程。白百合女子大学講師。
著書に「水曜日のアニメが待ち遠しい:フランス人から見た日本サブカルチャーの魅力を解き明かす」(誠文堂新光社刊)がある。
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展覧会
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ジュリー・ステファン・チェンとトマ・ポンスによる展覧会「裏窓」
5月26日(木)~6月19日(日) | ギャラリー
ジュリー・ステファン・チェンとトマ・ポンスによる本展は、紙を媒体とする拡張現実(AR)の技術を駆使した、回遊しながら鑑賞できる展覧会です。タブレットをかざすと出現する、幻想的で夢のような世界に観客は入り込むことができます。
ヴァーチャル・コンテンツと日本の生活からインスパイアされたコンテンツの詰まった窓たち。現実とヴァーチャルの組み合わせに関する彼らの研究と、このたびヴィラ九条山で行う彼らのプロジェクトが融合した展覧会です。
ジュリー・ステファン・チェン&トマ・ポンス
グラフィック・デザイナーのジュリー・ステフェン・チェンとアニメーション映画作家のトマ・ポンス。現在、ヴィラ九条山にてレジデンス制作を行っている。
協力:ヴィラ九条山
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子どものためのアトリエ
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創作アトリエ
11時~12時 | メディアテーク
(使用言語:フランス語、日本語通訳付き)
対象:5歳以上
参加料:1000円要予約 お問い合わせ:03-5206-2560
参加者には、窓のイラストが描いてあるステッカーをお渡しします。この窓は、専用のAR アプリをインストールしたタブレットをかざすと動きだします。自由にイラストを描いたり、専用の色紙の仕掛けを使って楽しく遊びましょう。
講師:ジュリー・ステファン・チェン&トマ・ポンス
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パフォーマンス
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快快『ウェルカムチキュージン』
14時 / 15時30分 / 19時 | 屋外、他
ご予約: ifjtokyo.peatix.com
FAIFAI による、「宇宙人」を探すツアー。@#/&’mk#@@@@ ?好き@@#www:) コンニチハ@@#hello:p あなた& わた@@#&we-live-intokyo(Earth)@gmail.com。
出演:快快、他
快快 FAIFAI
東京を中心に活動する劇団。演劇という枠に揺さぶりをかけ続ける「Trash & Fresh な日本の表現者」。
http://faifai.tv/
ジョアン・スワルトヴァゲール『山の向こうに』
17時30分 / 屋外テラス
サーカス・アーティストのジョアン・スワルトヴァゲールと、ジャンルの異なる8人の日本
人パフォーマーたちとの出会いとコラボレーションによって生まれたパフォーマンス作品。アレハンドロ・ホドロフスキーの世界観にインスピレーションを得
て、各パフォーマーの個性が融合した、唯一無二のサイトスペシフィック・パフォーマンス。
出演:谷口界、ハチロウ、ERi、小辻太一、NAO、NANOI、他
ジョアン・スワルトヴァゲール
フランス人ジャグリング・パフォーマー、アーティスト。ダンサー、サーカス・パフォーマー、映像作家、写真家、音楽家等とのコラボレーションを行っている。国際的なアートラボFAAAC を設立。
www.martinealaplage.info
協力:世田谷パブリックシアター
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音楽
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(c) Meri Otoshi
Rhizottome『庭師の夢』
21時30~22時30 / エスパス・イマージュ
ご予約: ifjtokyo.peatix.com
フランスのミュージック・デュオRhizottome と、琴奏者の今西玲子とヴィジュアルアーティストの仙石明人によるヴィジュアル・ライブコンサート。
(16時半より屋外でアコースティック・ライブあり)
Rhizottome
「Rhizottome(リゾットメ)」(古いフランス語名詞で根を切る漢方医の意)はアーメル(アコーディオン)とマチュー(ソプラニーノ・サクスフォ
ン)によるデュオ。フランスの伝統的な民族音楽のテーマを、即興や様々な手法を取り入れながら新しい解釈で再構成している。
仙石彬人
1983 年生まれ。2004 年より「時間に絵を描く」をテーマに、OHP を用いたヴィジュアル・ライブパフォーマンス「TIME PAINTING」を行っている。
今西玲子
箏とエレクトロニクスを用いた楽曲や即興演奏で国内外の表現者との共演を重ね、現代ならではの箏の音色を引き出す試みを続ける。
協力:ヴィラ九条山
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スペシャル・ディナー
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ジル・スタッサール&小野田賢三『不在の牡蠣』
18時、19時、20時、21時 / ラ・ブラスリー
参加料(1時間):2,500円(食事・飲み物付き)
要予約。
※開演10分前までに集合してください。演出の都合上、開演後の入場はできません。ご了承ください。
「彼らは時間を遡っているとは夢にも思わなかった。料理、給仕人、他の客たち、すべてが
そろい、食事が始まろうとしているようにみえた。長いテーブルを囲んで席についた招待客の中には、自分が過去を辿るタイムマシーンに乗り込んだのだと、一
瞬でも考えるものはいなかった。」
構想・演出:ジル・スタッサール、小野田賢三
原作:コバヤカワ・アヤコ
ジル・スタッサール
作家、料理家、造形芸術と食の融合を探求するアーティスト。カルティエ現代美術財団のある一連のイベントのキュレーションを行っている。
小野田賢三
1961 年生まれ。大阪芸術大学芸術計画学科音響専攻。ビデオアートとサウンドアートを融合させた美的表現を開発している。
Updates
tag:peatix.com,2016-05-12 02:53:52
2016-05-12 02:53:52
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