ナラティヴ・メディエーションの概要 | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2021-11-15T11:53:35+09:00 Peatix npacc ナラティヴ・メディエーションの概要 tag:peatix.com,2020:event-1656591 2020-12-12T09:30:00JST 2020-12-12T09:30:00JST ジョン・ウィンズレイドとジェラルド・モンクらは、1997年に「ナラティヴ・アプローチの理論から実践まで:希望を掘りあてる考古学」で、ナラティヴ・セラピーの考えを調停、仲裁、対立解決に応用できることを示しました。本書の第8章「調停における問題解決からナラティヴ・アプローチへ」は、メディエーションの領域に波紋を投げかけ、この手法に寄せる期待から、本を別に書いて欲しいという要望を受けます。それに応えるようにして、ジョン・ウィンズレイドとジェラルド・モンクは、「ナラティヴ・メディエーション:調停・仲裁・対立解決への新しいアプローチ」を2000年に出版します。その後、以下に示す書籍に発展させていきます。 「Practicing Narrative Mediation: Loosening the Grip of Conflict(ナラティヴ・メディエーションの実践:対立の支配を緩める)」第2版2008年(未訳) 「いじめ・暴力に向き合う学校づくり: 対立を修復し、学びに変えるナラティブ・アプローチ」2012年 国重浩一とバーナード紫は、「ナラティヴ・アプローチの理論から実践まで」と「ナラティヴ・メディエーション」を10年ほど前に日本語に訳して出版したのですが、その当時はあまり関心をひくことにはなりませんでした。ところが、10年の月日が経ち、徐々にメディエーションに関心を持ってくれる人が増えているようなのです。そのため、過去に訳した文献を読み返しているところです。今回、ナラティヴ・メディエーションの概要についてプレゼンテーションします。そして、そのプレゼンテーションを受けて、小グループでのディスカッションし、そして質疑応答などを交えながら、概要をつかんでもらいたいと考えています。ナラティヴ・セラピーについての予備知識があれば、より理解することができると思います。特に、外在化することの必要性についてなどは、重要な概念になると思います。ワークショップに参加する前に、このことについてすこし調べておきたい人は、次の文献をお薦めします。 「ナラティヴ・アプローチの理論から実践まで:希望を掘りあてる考古学」の第8章「調停における問題解決からナラティヴ・アプローチへ」 「ナラティヴ・メディエーション:調停・仲裁・対立解決への新しいアプローチ」 「いじめ・暴力に向き合う学校づくり: 対立を修復し、学びに変えるナラティブ・アプローチ」 「どもる子どもとの対話: ナラティヴ・アプローチがひきだす物語る力」(外在化について) 【ワークショップのスケジュールなど】日時: 2020年12月12日(土) 9時半〜16時半形式: ZOOMによるオンラインワークショップ講師: 国重浩一参加費: 9000円募集人数: 40名程度申込先: https://npacc-nm202012.peatix.com【ZOOMについて】オンラインでの実施の際は、ZOOMというオンラインミーティングのサービスを利用する予定です。ZOOMとは、いつでも、どこでも、どんな端末からでもWeb会議を実現するクラウドサービスで、簡単に言えば、複数人での同時参加が可能な「ビデオ・Web会議アプリケーション」です。PC、スマートフォン、タブレットなど、現在一般的なデバイスであればZoomをインストールできます。マイクやカメラが搭載されていない端末でも、汎用品の外部機器を接続すれば電話会議、ビデオ会議が可能です。また、Windows、MacOS、Android、iOSなど、あらゆるOSに対応しているのも特徴で、Zoomの利便性を高めています。(引用先:https://zoom.nissho-ele.co.jp/blog/practice/zoom-meeting.html)ZOOMのインストールについて Zoomは無料のアプリです。次のリンクから必要に応じて、アプリをダウンロードしてください。https://zoom.us/download主催: ナラティヴ実践協働研究センター連絡先: narrative@npacc.jp