総研大文化フォーラム2020「文化のレジリエンスとは?<異>をつなぎ、未来へ」 | Peatix
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2021-11-15T11:52:49+09:00
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SOKENDAI(総合研究大学院大学)
総研大文化フォーラム2020「文化のレジリエンスとは?<異>をつなぎ、未来へ」
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2020-12-05T10:00:00JST
2020-12-05T10:00:00JST
開催趣旨
今、私たちは、新型コロナウイルス(COVID-19)をはじめとし、国家間対立、民族紛争、自然災害など様々な困難に直面し、⽂化や文化研究に何ができるのかを問われています。人類の歴史を振り返ると、こうした予期せぬ事態に幾度となく見舞われ、そのたびに試行錯誤し、乗り越えてきました。私たちは文化の柔軟性や多様性を考え信じることによって、〈異〉なるもの同士の対話を促し、未来に向けて歩を進めていかなければなりません。そこで、本年度のテーマは「文化のレジリエンスとは? ―〈異〉をつなぎ、未来へ―」を掲げます。レジリエンスとは「復元力」「反発性」「弾力性」「再起性」「適応力」「柔軟性」「回復性」などといった広い意味合いを持った言葉です。今回のフォーラムではあえて定義をせず、多彩な視点から「文化のレジリエンス」を検討することによって、文化科学の可能性を共有したいと思います。さらに、文化科学研究の知見で社会におけるレジリエンスを問い直すという、より踏み込んだ視点も提供したいと考えています。今年の総研大文化フォーラムは、国際⽇本⽂化研究センターをメイン会場とし、オンラインでの参加もできるように環境を整備します。学問的垣根を問わず、様々な〈異〉をつなぐ機会となるように、皆様の参加をお待ちしております。令和2年度学生企画委員長 石原 知明文化科学研究科長 池谷 和信国際日本研究専攻長 稲賀 繁美(フォーラム事業担当)
プログラム
2020.12.5(土)10:00~12:00 接続確認13:30~ 開会式13:45~ 基調講演
講演者:小松和彦(国際日本文化研究センター 名誉教授/総合研究大学院大学 名誉教授)「見えない物に対する恐れと人間-文化科学研究の観点から-」
15:30~ 口頭発表 第1部
吉川 弘晃(国際日本研究専攻 学生)「昭和初期の日本でのソヴィエト文化への視線―第一次五カ年計画(1928~32)への評価を中心に―」
黄 叢叢(明治大学国際日本学研究科 学生)「中国人日本語学習者の連語習得に及ぼす要因」
児島 啓祐(日本文学研究専攻 学生)「『平家物語』の堅牢地神」
17:15~ ポスター発表 第1部
小島 道裕(日本歴史研究専攻 教授/国立歴史民俗博物館 教授)「日本中世の女性の地位は低下したのか?」
澁谷 美和(地域文化学専攻 学生)「退職者移動現象にみる日本人介護受給の国際化」
相田 満(日本文学研究専攻 准教授/国文学研究資料館 准教授)「『古事類苑』の作られ方」
服部 裕規(比較文化学専攻 学生)「古楽器ヨウヒッコの演奏学習における自己とは?―ベイトソンの認識論を手がかりに考える―」
2020.12.6(日)10:00~ ポスター発表 第2部
澁谷 美和(地域文化学専攻 学生)「退職者移動現象にみる日本人介護受給の国際化」
相田 満(日本文学研究専攻 准教授/国文学研究資料館 准教授)「『古事類苑』の作られ方」
服部 裕規(比較文化学専攻 学生)「古楽器ヨウヒッコの演奏学習における自己とは?―ベイトソンの認識論を手がかりに考える―」
西村 慎太郎(日本文学研究専攻 准教授/国文学研究資料館 准教授)①「福島県相双地域の樹木伝承」 〈共同発表:泉田 邦彦(石巻市教育委員会 主事)/武子 裕美(茨城県立歴史館 副主任学芸員)〉②「福島県大熊町における複合災害帰還困難区域の歴史資料保全ー自治体や地域住民との地方協創ー」 〈共同発表:大関 真由美(千葉市立郷土博物館 市史研究員)/菅井 優士(大熊町教育総務課 学芸員)/西口 正隆(土浦市立博物館 学芸員)〉
10:40~ 口頭発表 第2部
宋 琦(国際日本研究専攻 学生)「神儒仏三教思想と国教――川合清丸の思想について」
金丸 雄一(地域文化学専攻 学生)「災禍におけるアマの適応と生業の再編―三重県志摩半島を中心に―」
後藤 真(日本歴史研究専攻 准教授/国立歴史民俗博物館 准教授)「近代科学資料アーカイブ構築のための課題分析」 〈共同発表:前山 和喜(日本歴史研究専攻 学生)〉
13:00~ シンポジウム テーマ「災いから考える文化のレジリエンス」司会:安井 眞奈美(国際日本研究専攻 教授/国際日本文化研究センター 教授) 研究報告
「平安前期のレジリエンス―六国史時代と現代を見比べて―」相田 満(日本文学研究専攻 准教授/国文学研究資料館 准教授)
「Resilience?:-(マイナス)から始める現実生活」川村 清志(日本歴史研究専攻 准教授/国立歴史民俗博物館 准教授)
「怪異のつくり方」木場 貴俊(国際日本文化研究センター プロジェクト研究員)
「被災地における民俗芸能の役割とそれへの支援―脆弱性とレジリエンスから考える」林 勲男(地域文化学専攻 教授/国立民族学博物館 教授)
16:10~ 閉会式
オンライン参加について
すべてのプログラムにオンライン参加いただくことが可能です。以下のツールを使用予定です。プログラムによって使用するツールが異なりますので、ご注意ください。・YouTube・Zoom・Slack・Slido詳細については、参加者向けSlack(申込後に招待いたします)にてご案内します。開催当日までにSlackにご参加いただきますようお願いいたします。※1 各ツールでの配信内容は、開催後の振り返り等のため、録画等により記録させていただきますので、ご了承ください。 また、基調講演およびシンポジウムについては、後日講演内容を一般公開させていただくことがございます。※2 講演内容等は後日報告書にまとめ、本学リポジトリ等で公開いたします。
総研大文化フォーラム2020の詳細はこちらから
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