【はじめての対話型アート鑑賞】絵画入門講座〈オーブリー・ビアズリー入門〉 | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2020-10-08T11:35:03+09:00 Peatix platform vts 【はじめての対話型アート鑑賞】絵画入門講座〈オーブリー・ビアズリー入門〉 tag:peatix.com,2020:event-1635359 2020-09-30T20:30:00JST 2020-09-30T20:30:00JST 概要ユニークな「絵画鑑賞のオンライン講座」です。美術の歴史的流れや、作品にまつわるエピソードまで聞きながら、講師、参加者と一緒に対話しながら絵画を鑑賞します。みんなで絵を話すシーンが増えたら、きっと世界は素敵になる♪ 人の感想を聞くだけでも、今までにない刺激や発見があります。初めての参加も大丈夫。みんなで複数の作品を見て、絵画を楽しみましょう!今回は、オーブリー・ビアズリーを取り上げます。東京MXテレビの《アート・ステージ 画家たちの美の饗宴》は、今年で7年目にはいった、アート好きに大変人気のある番組です。前回9月12日の放送では、イギリス世紀末を代表するオーブリー・ビアズリーを取り上げていました。サブタイトルは『世紀末イギリスを魅了したモノクロームの背徳美』です。だいぶ前の話になりますが、ビアズリーの展覧会を企画したことがあります。1998年に川崎市民ミュージアム、群馬県立近代美術館、和歌山県立近代美術館を巡回した《オーブリー・ビアズリー 世紀末の華》展です。ビアズリー研究の権威テート・ギャラリーのサイモン・ウイルソン氏と当時ビアズリーのカタログ・レゾネ(全作品掲載図録)を編纂中のリンダ・ザトリン博士をゲスト・キュレーターに迎え、思い出の多い展覧会となりました。〈展覧会のカタログ表紙〉ビアズリーは正規の美術教育を受けずに、弱冠21歳でオスカー・ワイルドの戯曲のために描いた挿絵で、一躍世紀末イギリスを代表する時代の寵児となりました。まさしく、異能、稀有の画家です。しかし、1898年、新しい世紀のはじまりを見ることなく、わずか25歳で亡くなってしまいます。多くの早逝の画家がそうですが、彼もまた結核に命を奪われたのです。25歳で早逝したビアズリーの画家としての活動期間はわずかに3年ほどです。しかし、彼がこの短い期間に残した作品群は、世紀末イギリス美術の中で燦然と輝く宝物です。ビアズリーの絵画は、『アーサー王の死』や『サロメ』などの書籍、『イエローブック』や『サヴォイ』などの雑誌のために白黒で描かれた挿絵です。しかし、その画面の絶妙な黒と白の対比、優美で繊細な線描が発するデカダン(退廃的)でモダンな美は、いわゆる油彩画(タブロー)の名作に比肩されるものです。たとえば、「サロメ」の主題の名作と言った時に、多くの人がビアズリーのサロメの中の《踊り手への褒美》をあげることでしょう。この入門講座では、ビアズリーの生涯をご紹介しながら、弱冠20歳すぎの若き青年が、黒白の面と優美な線描だけで築き上げた「世紀末の美の世界」を堪能したいと思います。講座は2部構成です。まず、ビアズリーの代表作1点をVTS(Visual Thinking Strategies)というメソッドで鑑賞し、代表作や画家に対する理解を深めます。VTSは、ニューヨーク近代美術館(MoMA)で開発された手法で、1枚の絵をグループの対話を通して鑑賞します。最近では、ビジネスや敎育の分野でも大変注目されています。次に、ビアズリーの初期から晩年まで、画風の変遷がわかる作品を20〜30点鑑賞します。当時の写真やエピソード、ビアズリーの言葉などをご紹介しつつ、みなさんの感想もうかがいながら、ビアズリーの世界へご案内します。対象者と魅力▼こんな方におすすめです!・絵画鑑賞に興味がある方、始めたい方・絵画やアートに興味がある方、誰かと語りたい方・知性と感性を磨きたい方・対話型鑑賞やVTSに興味がある方▼こんなことが体験できます!・みんなで絵を見て対話するだけで、とても楽しい・人の感想を聞くだけでも、今までにない刺激や発見がある・絵画の魅力が理解できる、感じられる・自分の感性に気づけるタイムテーブル(予定です) 20:25ー20:30 Peatixログイン状態でZoomでログイン 20:30-20:40 イントロダクション 20:40-21:10 代表作をVTSで鑑賞 21:10-21:55 年代順に作品を見て対話しながら鑑賞 21:55-22:00 感想の共有ファシリテータ・講師中尾陽一(なかおよういち):展覧会プロデューサー<経歴> 早稲田大学大学院修士課程修了(西洋美術史学専攻)早稲田大学絵画会を創設し、在学中より白日会に出品。4年間のフランス留学を経て帰国し、英仏語による交渉力、インターナショナルなネットワークを武器に、美術館向け展覧会のプロデューサーとして50本以上の国際展を日本および海外で企画する。企画した主な展覧会:モディリアーニ展、ユトリロ展、フジタ展、マチス展、ブラック展、ミロ展、ルオー展、クールベ展、シスレー展、ルドン展、ボナール展、デュフィ展、ラファエル前派展、ビアズリー展、スコットランド・ナショナルギャラリー展、ロー・コレクション西洋絵画の500年展、ヴェネツィア派展、アンディ・ウォーホル&ロイ・リキテンスタイン展、ホックニー展、キース・ヘリング展、ロバート・メイプルソープ展などオススメのポイント <オンラインのイメージ><過去の受講者感想より>・感性のまま自由に発言できるので、とてもうれしくて楽しい。・すごくおもしろかった!じっくり絵を見る機会なかなかないし、いろんな人の考えを聞くこともないので。・他者の考えと自分の考えの共通点や違いを経て、自分の考えが固まってくる気がした。・あっという間の90分でした。作家は知っていたが、今まで見たことがない絵を見ることで、新しい発見があった。・お気に入りの一枚に出逢えてとても嬉しかったです!・そもそも美術館に足を運ばなくても見られるのがありがたい。家でも絵画鑑賞ができて助かる。・意外にも、PC、タブレットで鑑賞できるほど絵が見えた。参加方法・申し込み時に利用したアカウントからPeatixにログインして、本イベントの「イベントに参加」をクリックします。・イベント視聴ページが開いたら、「イベントに参加」をクリックしてください。 【オンラインイベントに参加する】注意事項・最少催行人数を4名とします(イベント1週間前の12:00時点)。4名に達しない場合、キャンセル対応を実施します。・ファシリテータは、しゃべって参加の方に対しPeatix登録時の姓で呼びかけます。呼びかけ方を変えたい方は、事前でもその場でも良いので、お知らせください。・Zoom(ウェブ会議ツール)で開催するので、準備お願いします。画面が大きいPCや、タブレットでの参加が望ましいです。・「しゃべって参加」チケットの方々とファシリテータが対話しながら進めます。しゃべって参加の方は、静かな場所で参加をお願いします。・「しゃべらないで参加」の方々で、Zoomのチャット機能を使って発見や気づきのシェアや対話ができます。もちろんチャットしないでもOKです。・講座は録画します。内部でのみ使用するので安心してください。・キャンセルは9/29(火)12:00まで受け付けます。 【主催者にチケットのキャンセルを依頼する】主催者浅野始対話型鑑賞ファシリテータ。対話型鑑賞、つまりアート作品を通した対話による鑑賞に出会い、なんだか楽しく豊かに暮らし始めている。メーカにて新規事業開発を担当。質問があればこちらまでどうぞ。vtsplatform@gmail.com関連情報大人の対話型鑑賞はこちら【対話型鑑賞のプラットフォーム】親子の対話型鑑賞はこちら【親子で絵を観て話そう! オンライン親子対話型鑑賞】 Updates tag:peatix.com,2020-09-16 01:47:32 2020-09-16 01:47:32 イベント詳細情報を更新しました。 Diff#739305