LIVE FUKUSHIMA 〜旧警戒区域ツアーといわき万本桜春祭〜 | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2021-11-15T09:04:22+09:00 Peatix 有限会社ネオローグ LIVE FUKUSHIMA 〜旧警戒区域ツアーといわき万本桜春祭〜 tag:peatix.com,2016:event-162666 2016-04-24T09:30:00JST 2016-04-24T09:30:00JST Update (2016.4.12)いわき万本桜春祭でライブを行うアーティストを発表します。出演は「青葉市子 with 小山田圭吾 & U-zhaan」です!東日本大震災から5年が経ち、東北の被災地では歩みは遅いながらも、少しずつ復興に向けて状況が動き出しています。しかし、その中でもいまだはっきりとした復興の道筋が見えない地域があります。福島第一原発事故の影響でいまも避難している福島県の避難地域12市町村(田村市、南相馬市、川俣町、広野町、楢葉町、富岡町、川内村、大熊町、双葉町、浪江町、葛尾村、飯舘村)です。今も10万人弱もの人々がが県内、県外に避難しています。政府や各自治体は除染とともに、住民の帰還を進めていますが、コミュニティやインフラが復活していない避難区域では生活環境が整わず、高齢者以外はほとんど戻っていないのが現状です。また、浪江町や富岡町のように町内に帰還困難区域と居住制限区域、避難指示解除準備区域をそれぞれ抱える自治体は、居住地域によって東京電力からの賠償金の金額が異なり、そのことが住民の分断を招いています。一方、原発事故発生時、一部が30km圏内に含まれていたことで屋内退避命令が出されたいわき市は震災直後から風評被害に悩まされました。そうした逆境にもめげず、いわき市は原発事故避難民の最大の受け皿となり、人口増加に伴い、現在の経済状況は震災以前の水準まで回復。福島の復興を象徴する地域になっています。複雑な福島の現状を知り、未来を創るために何ができるか。今回、LIVE FUKUSHIMAというイベントを企画いたしました。避難区域の厳しい現状を知り、風評被害に立ち向かうための場所として作られたいわき万本桜で最高の音楽を聴くことで、多くの人が福島の今とこれからについて、考えるきっかけにしていただければと思っています。スケジュール9:30 ツアー参加者いわき駅集合・津田大介よりツアーとライブの説明10:00 旧警戒区域ツアー実施15:00 いわき万本桜到着15:30 ライブ開始(出演:青葉市子 with 小山田圭吾 & U-zhaan)17:30 ライブ終了予定18:00 万本桜祭り終了予定※時間は多少前後する可能性があります。変更時は参加者の方にPeatixメッセージにてお知らせします。あらかじめご了承ください。料金10,000円(ツアー代金+お弁当代+決済手数料)※ツアー代金には集合場所までと解散場所からの交通費は含まれません。ツアー代金は旧警戒区域でツアーを実施されているふたば商工株式会社、お弁当は株式会社鳥藤本店にお支払いし、もし余剰が出る場合は全額いわき万本桜プロジェクトへの寄付に充てさせていただきます。寄付「参加できないけど、いわき万本桜プロジェクトを支援したい」という方はぜひ寄付をお寄せください。Peatixのカンパ機能を用いていただいた寄付は、決済手数料などの経費を除いた全額をいわき万本桜プロジェクトに寄付いたします。津田大介より東日本大震災から3カ月後の2011年6月11日、まだ瓦礫が片付いていない福島県いわき市豊間地区で、「SHARE FUKUSHIMA」という小さなボランティアツアー&ライブイベントを開催しました。震災から2カ月後の福島取材中、ツイッターでいわき在住の人たちから「いわきの被災地取材するなら豊間のセブンイレブン見た方がいいよ」と教えてもらって尋ねたことがきっかけでした。「つらいことはたくさんあるけど、ここで楽しいことをたくさんやって、楽しいことでつらいことを上書きしたいんだ」これは、セブンイレブンの金成店長が突然のアポなし取材に来た僕に言った一言です。お店の取材を終えたあとも、この一言が僕の中で強く印象に残りました。奇しくもその頃、友人の音楽家たちから「福島の被災地を見て、その場で音楽を奏でたい。でも、自己満足でやるのではなく、僕らが向こうで音楽を奏でる必然性を作ってほしい」という相談を受けていました。そこで「SHARE FUKUSHIMA」というイベントを企画しました。コンセプトはシンプルに、一流のアーティストたちが共演するパワーを具体的に被災地の復興につなげる。そして、イベントをきっかけとしてセブンイレブンいわき豊間店を「楽しいことが集まる場所」にするということでした。東京からバスでいわきに移動し、被災地の見学後、参加者全員で海岸のゴミ拾いと瓦礫をまとめる作業を行い、その後アーティストによるライブと黙祷を行いました。あれから5年――もう一度福島で、ライブイベントを開催します。舞台となるのは、福島県いわき市神谷地区の山々に9万9千本の桜を植える「いわき万本桜プロジェクト」の野外ステージです。ここは、いわき市にゆかりのある稀代の現代美術家・蔡國強がサポートするプロジェクトとしても知られ、定期的な植樹会以外にも大小さまざまなイベントが企画される、いわきの名所として知る人ぞ知る存在の場所です。イベントのタイトルは「LIVE FUKUSHIMA」としました。この場所で生きていた人も、これから生きていく人も、そして遠くにいてこの場所に心を寄せる人も、一緒に素晴らしい音楽を分かち合い、思いを繋いでいく……そうした意味を込めました。午前中に集合して、まずは福島第一原発事故で避難を余儀なくされた旧警戒区域をツアーで巡った後、午後からいわき万本桜でライブを行う予定です。ライブには本プロジェクトに賛同してくださった「青葉市子 with 小山田圭吾 & U-zhaan」が参加してくださる予定です。万本桜の山々には回廊美術館やブランコ、ツリーハウスやカフェなど見所が沢山ありますし、丁度お祭りをやっているので屋台やフリーマーケットなども開催されます。甚大な被害をもたらした津波や福島第一原発事故によってコミュニティが破壊され、新たなまちづくりを余儀なくされた東北の各地域は今、よりリアルに「町の衰退」の危機に直面しています。ようやく「復旧」から「復興」のフェーズに入れた自治体と、いまだ「復旧」段階にある自治体の差は年々開いているとも言えますし、それこそが「震災から5年」で見えてきた厳しい現実なのでしょう。「復興」をキーワードに生まれた様々なプロジェクトがその取り組みを止めたり、リニューアルする団体も増えてきました。復興の現場には多くの人に惜しまれながらさまざまな事情で支援活動を途中で挫折した人もいれば、誰から注目されるわけでもなく淡々と5年間支援を続けている人もいます。そうした人たちの5年間の足跡やその想いに触れ、あれから地域がどう変わったのか、どう変わっていないのかをそれぞれの目と肌で感じたうえで、再び素晴らしいアーティストたちの音楽を共有し、共に「これから」を考える機会にしたいと考えています。注意事項キャンセルの場合はツアーバスの手配の都合上、理由のいかんに関わらず返金いたしかねますのであらかじめご了承ください。旧警戒区域ツアーは途中参加できませんので、お時間までに集合いただけない場合には、旧警戒区域ツアーには参加できないことをあらかじめご了承ください。その際は、公共交通機関をご利用のうえ、ライブ会場まで直接お越しください。会場、会場周辺に駐車場はございませんので、車でのご来場はご遠慮ください。ライブは小雨決行・荒天中止です。この他のことにつきましては、ご参加のみなさまには追って詳細のメールをお送りいたします。ご案内当日9時過ぎより、JRいわき駅改札外に案内のスタッフが立っています。そのまま徒歩3分ほどの会議室(いわき民報社内3階ことぶきホール)に移動し、ツアーおよびライブについてご説明します。東京から移動される場合は、06:51東京駅発〜09:18いわき駅着(ひたち1号いわき行き)のご利用が便利です。会場となる「いわき万本桜」野外ステージは小高い丘に位置しています。ウッドデッキ状の「回廊美術館」が整備されていますが、十分お楽しみいただくためには足下はしっかりとしたスニーカーなど、工夫していただくと安心です。女性の方はスカートでない方が便利ですが、タイツやレギンスを重ね着するなど各自で調整していただければと思います。ライブ終了後、ツアー参加者には夕方JRいわき駅へ送りの手段を用意しますが、少し歩けば電車もありますし、タクシーに相乗りしていただくことも可能です(いわき駅までは車で15分強ほどです)。ライブ前日・当日はいわき万本桜にてお祭りを開催している予定です。ツアー参加者以外にも、地元の人が2日間でのべ1000人いらっしゃる見込みです Updates tag:peatix.com,2016-04-12 10:48:58 2016-04-12 10:48:58 イベント詳細情報を更新しました。 Diff#160560 Updates tag:peatix.com,2016-04-12 10:48:41 2016-04-12 10:48:41 イベント詳細情報を更新しました。 Diff#160559