水曜日の地域考 vol.3 ゲスト:町山智浩 | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2020-10-15T11:23:23+09:00 Peatix AKIBI複合芸術プラクティス|旅する地域考 水曜日の地域考 vol.3 ゲスト:町山智浩 tag:peatix.com,2020:event-1615127 2020-10-07T19:00:00JST 2020-10-07T19:00:00JST 公開講座 <水曜日の地域考>AKIBI複合芸術プラクティス「旅する地域考alternative」が3回シリーズで行う一般公開講座。「地域」の枠組みや役割を、現代の社会課題に紐づけて再考します。日本のイージス・アショア配備計画の過程にみる「中央−地方」の構図の葛藤、新型コロナウィルスの世界的流行による個人の生活経済の変化、人種差別とそれに抗する人々の越境的連帯など、現代の多くの社会問題は、遠くの<他者>の問題であると同時に、今日を生きる<私>の問題でもあります。このような世界と<私>、そして自己と<他者>が乖離した現在において、私たちは、自らが育み育まれる「地域」という社会的枠組みをどのように考えていくことができるでしょうか。「水曜日の地域考」では、3名の講師による具体的な事例に基づき、「地域とは何か」を再考する手がかりを探ります。第1回:9月23日(水)19:00~21:00講師 松川敦志 (秋田魁新報記者)第2回:9月30日(水)19:00~21:00講師 三浦 展 (社会デザイン研究者)★第3回:10月7日(水)19:00~21:00講師 町山智浩 (映画評論家、コラムニスト)【レクチャー♯3: 町山智浩】 「水曜日の地域考」最終回の講師は、カリフォルニア在住の映画評論家、町山智浩さん。メディアやSNSで、つねに批評的かつタイムリーな情報を発信している町山さんには、アメリカの歴史から現在進行中の社会問題まで、「地域」や「民族」についてのトピックを絡めて、Q&Aトークでお話を伺います。アメリカで長く暮らしていると、肌身で感じる社会的課題には、どのような背景があるのでしょうか。日本ではあまり知られていない情報を中心に引き出していきます。そしてもちろん、テーマに関連する映画の話題もしっかりとご紹介いただきます。■出演者町山智浩 Tomohiro Machiyama映画評論家、コラムニスト1962年東京生まれ。早稲田大学法学部卒。雑誌「映画秘宝」創刊後、97年渡米。現在カリフォルニア州在住。著書に『トラウマ映画館』『ブレードランナーの未来世紀』『最も危険なアメリカ映画』など。BS朝日『町山智浩のアメリカの今を知るTV』放送中。■モデレーター岩井 成昭 /アーティスト秋田公立美術大学大学院 複合芸術研究科 教授1990年代から都市の多文化環境をテーマに複合的なメディアによる視覚表現を国際展やAIRで展開してきた。2010年からプロジェクトベースの「イミグレーションミュージアム・東京」を始動させたほか、近年は人口減少や移民受入れによる社会変動に対するアートの役割を考察中。秋田では「辺境芸術」を標榜し、アートプロジェクトを実践してきた。■参加費1,000円(税込)■視聴方法申し込み後に登録されたメールアドレスへ、視聴についてのご案内をお送りします。ZOOMでの視聴が可能なメールアドレスをご登録ください。-----------------------旅する地域考とは?-----------------------「旅する地域考」は、秋田県内の土地を密度の高い集団で移動する経験を軸に、2018年から4回のプログラムを実施してきた。私たちの生活の器としての「地域」を探るうえで、集団の旅が醸す心と身体の変化はさまざまな視座を与えてくれた。withコロナの時代においてもそこは何ら変わりはしない。むしろ「地域」を「考」えるチャンスである。例えば、広さ、距離、方向といった地域と移動にまつわる概念は、私たちの日常レベルでも大きく変化したといえる。各地に散らばる受講生が、それぞれの旅をオンラインを含む複合的なメディアで共有するとき、移動する/移動しない「旅」の経験、「地域」はいかなる輪郭を描き出すのか。私たちにとっても未経験のプログラムに挑むことになるが、旅とは未知の領域に足を踏みこむことでもある。さあ、旅立つ準備を整えよう。