水曜日の地域考 vol.2 ゲスト:三浦展 | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2020-10-08T11:29:00+09:00 Peatix AKIBI複合芸術プラクティス|旅する地域考 水曜日の地域考 vol.2 ゲスト:三浦展 tag:peatix.com,2020:event-1611579 2020-09-30T19:00:00JST 2020-09-30T19:00:00JST 公開講座 <水曜日の地域考>AKIBI複合芸術プラクティス「旅する地域考alternative」が3回シリーズで行う一般公開講座。「地域」の枠組みや役割を、現代の社会課題に紐づけて再考します。日本のイージス・アショア配備計画の過程にみる「中央−地方」の構図の葛藤、新型コロナウィルスの世界的流行による個人の生活経済の変化、人種差別とそれに抗する人々の越境的連帯など、現代の多くの社会問題は、遠くの<他者>の問題であると同時に、今日を生きる<私>の問題でもあります。このような世界と<私>、そして自己と<他者>が乖離した現在において、私たちは、自らが育み育まれる「地域」という社会的枠組みをどのように考えていくことができるでしょうか。「水曜日の地域考」では、3名の講師による具体的な事例に基づき、「地域とは何か」を再考する手がかりを探ります。第1回:9月23日(水)19:00~21:00講師 松川敦志 (秋田魁新報記者)★第2回:9月30日(水)19:00~21:00講師 三浦 展 (社会デザイン研究者)第3回:10月7日(水)19:00~21:00講師 町山智浩 (映画評論家、コラムニスト)<レクチャー♯2:三浦展> 都市、消費といったテーマで社会について切り込んできた三浦展さんの目にコロナ禍の現状はどう映っているのでしょうか。以前から世界中で広がっていた格差は、コロナウィルス感染拡大の状況によって確実に加速され、様々な場所において可視化されています。そして、それは私たちの生活空間、あるいは地域にどのように影響し、それらを変容させ、どこに向かっていっているのでしょうか。レクチャーでは、消費社会研究の第一人者である三浦さんならではの現状分析を踏まえ、未来の社会への提言を伺っていきます。■出演者三浦 展・社会デザイン研究者1958年生まれ。82年一橋大学社会学部卒業。(株)パルコ入社。マーケティング情報誌『アクロス』編集室勤務。86年同誌編集長。90年三菱総合研究所入社。99年カルチャースタディーズ研究所設立。消費社会、家族・若者、階層、都市・郊外などの研究を踏まえ、新しい時代を予測し、社会デザインを提案している。 著書に『コロナが加速する格差消費』『第四の消費』『ファスト風土化する日本』『家族と幸福の戦後史』『都心集中の真実』『人間の居る場所』『愛される街』『首都圏大予測:これから伸びるのはクリエイティブ・サバーブだ!』『下流社会』など多数。ウェブサイト:カルチャースタディーズ研究所 http://www.culturestudies.jp/■参加費1,000円(税込)■視聴方法申し込み後に登録されたメールアドレスへ、視聴についてのご案内をお送りします。ZOOMでの視聴が可能なメールアドレスをご登録ください。-----------------------旅する地域考とは?-----------------------「旅する地域考」は、秋田県内の土地を密度の高い集団で移動する経験を軸に、2018年から4回のプログラムを実施してきた。私たちの生活の器としての「地域」を探るうえで、集団の旅が醸す心と身体の変化はさまざまな視座を与えてくれた。withコロナの時代においてもそこは何ら変わりはしない。むしろ「地域」を「考」えるチャンスである。例えば、広さ、距離、方向といった地域と移動にまつわる概念は、私たちの日常レベルでも大きく変化したといえる。各地に散らばる受講生が、それぞれの旅をオンラインを含む複合的なメディアで共有するとき、移動する/移動しない「旅」の経験、「地域」はいかなる輪郭を描き出すのか。私たちにとっても未経験のプログラムに挑むことになるが、旅とは未知の領域に足を踏みこむことでもある。さあ、旅立つ準備を整えよう。