医療マルチステイクホルダー・ダイアログ @札幌〜皆の想いに灯をともす〜 | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2019-11-02T13:34:18+09:00 Peatix 一般社団法人Dialogue 医療マルチステイクホルダー・ダイアログ @札幌〜皆の想いに灯をともす〜 tag:peatix.com,2016:event-159150 2016-07-09T10:00:00JST 2016-07-09T10:00:00JST 「医療の風通し」を良くしたい! 現在、医療をとりまく問題には、大きな転換が必要とされています。 以前の急性期 中心の「治す医療」から、高齢化・慢性疾患による「寄り添う医療」へ。 そして、患者の立場からは、「病気とどう付き合って行くか?」「看取りとは?」「健康に対する安心とは?」…。 現代・および未来の医療を取り巻く問題について、医療者とか患者とか垣根を越えて共同体における生活者として皆で考え実践していく事が必要と考え、我々はそれぞれの立場で「対話の場」などを作ってきました。 しかし、お互いの歩み寄りで開かれる場もやはり、各々の立場の仮面(判断や評価) を被ったままの議論の域を出ないという感想を持っていました。 皆、それぞれの立場から一生懸命、この国の医療について真剣に考え、動いてくれている。 でも、どこかでエネルギーが分断し、滞っている。そんな印象でした。 エネルギーも滞れば、どこかに無理が来てしまいます。 「医療の風通し」を良くしたい! そんな想いが、このプロジェクトのきっかけでした。 ■立場や役割を越えて、より良い医療の未来を創る 医療に限りませんが、現代社会が抱えている問題は、様々にお互いが絡み合い 連鎖しています。丁度、ルービックキューブのように一面だけ揃えようとしても、 裏面ではそれに連鎖して問題が起こります。 つまり、一見無関係に思えるようでも、実は一人ひとりが当事者なのです。 しかし、見方を変えてみると一人ひとりが解決の鍵を持っているとも言えます。 だからこそ、多様な立場や役割を持つ人々がそれぞれの立場の仮面をいったん置いて(捨て去るわけではありません)皆の現在・将来のために対話し、感じ、つながっていく場が必要ですし、創りたい。 このような、様々な立場や利害を持つ人が集まり、共に望む未来を描き、実現して いく取組みはマルチステイクホルダー・ダイアログと呼ばれ、今、世界中で実践されています。 ■未来を創る、“ありえないつながり” 今回の医療MSDのテーマは、「未来を創る、“ありえないつながり”」です。 医療従事者、患者、ヘルスケア業界、行政など医療に直接関わる方だけではなく、医療従事者のご家族、患者のご家族など医療に間接的に関わるっている方も含めて、1人の人間としての体験と声を語り、お互いにしっかりと聴き合う場をつくります。 多様な立場の方が、1人の人間としての体験と声を語り、聴き合うからこそ、人と人としてつながり、医療全体としてのリアルな姿が浮き彫りになり、そこから共通の問題意識や想いが生まれてくる。 これまでの医療MSDでも、立場や役割を越えた人と人としてのつながりがたくさん生まれ、たくさんの新たな取り組みが誕生してきました。 もし、同じメンバーがそれぞれの立場や役割として出会っていたら、それらの取り組みは生まれていないかもしれません。 医療の未来を創る、“ありえないつながり”がここから始まります。 【開催概要】 ■ 日程:2016年7月9日(土)~10日(日)       ※7/9は10時〜18時。 7/10は9時〜17時 予定     ※初日(9日)の終了後には懇親会(予算5,000円程度)を予定しております。 ■ 料金:10,000円(税込) ■ 定員:30名 ■ 場所:札幌市立大学看護学部管理実習棟3階講義室5(札幌市立大学看護学部 桑園キャンパス060-0011 札幌市中央区北11条西13丁目) 【ファシリテーター】清水広久:埼玉成恵会病院 外科部長 社団法人 Dialogue 理事 「U理論」アドバンス・チェンジオリジネーター オープンスペーステクノロジー ファシリテーター プロセスガーデナー養成コース終了 「学習する組織」リーダーシップ研修終了 多種シミュレーション教育インストラクター 卒業後、外科医として臨床に従事する傍ら2004年頃より、医療におけるOff-the job Trainingの各種インストラクター(20種近く)を務める。その後、成人学習に興味をもち、成人学習理論を活かしたコース設計・教材設計などを行う。 インストラクターとして毎週末全国を飛び回る生活の中、スキル・知識の習得だけでは、医療現場は改善しない、「土を耕さないと、草木は育たない」事に気づき、組織の土壌(Social Field)を耕すことに活動をはじめる。同時期、「学習する組織」「U理論」に出会う。同時に各種ワークショップ・ダイアログスキルを習得。2011年より、多職種による「異質性を前提とした真のチームビルディング」を目指して「チーム医療と信念対立ワークショップ」を主催、最近では医療に限らない対立(他者、自己)の解明や、自己の在り方を探究する場を創っている。 2014年6月より、医療を取り巻く問題をテーマに医療マルチステークホルダー・ダイアログを開催している。