『少年院に戻らないために』〜私たちにできることを考える〜 | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2021-11-15T11:31:23+09:00 Peatix 少年院分科会 『少年院に戻らないために』〜私たちにできることを考える〜 tag:peatix.com,2020:event-1547716 2020-07-27T20:30:00JST 2020-07-27T20:30:00JST ■少年院は罰を受ける場ではなく『学びの場』 年間約2,000名の少年が少年院で教育を受けています。矯正施設である少年院は、少年を「罰する」場所ではなく「立ち直らせる」教育機関です。家庭や学校、地域社会の中で本来育まれるはずであった、さまざまな学びの環境や機会を獲得し直す場です。■少年院等に2割の少年が戻る現実その少年院では、24時間365日、法務教官などが少年のやり直しに向けて指導、支援をしています。平均11か月ほどで、少年たちは社会に戻っていき、その多くは再犯することなく、更生自立しています。その一方で、出院後のやり直しを誓う少年たちに対する社会の視線は厳しく、見えない壁は低くありません。少年院出院者の約11%は2年以内に再び少年院に戻ります。また、出院後5年以内では約16%が少年院に戻ります。刑務所等を含めると20%を越えてしまいます。■自立できた出院者へのインタビュー当然ですが、どうして少年院に戻ってきてしまったか、という調査はこれまで幾度となく行われてきました。けれども、戻らずに自立した若者へのアプローチが欠けているのではないかと考えました。そこで、私たち新公益連盟少年院分科会では、一般社団法人あおい福祉AI研究所さまからのご支援により、少年院に在院経験がありすでに立ち直った方々10名へのインタビュー調査を行いました。合わせて、少年院へのスタディツアーや関係者との意見交換を重ねてきました。■少年たちの未来のためにできることを考えるその結果、いくつかの仮説や可能性が見えてきました。本イベントでは、こうした活動から得られた知見をご参加いただいた皆さまと共有をしながら、少年たちの未来のために、私たちにできることを掘り下げていきたいと思っています。【概要】日時:2020年7月27日(月)20:30-22:00形式:Zoomによるウェビナー形式/YouTube配信参加費:無料協力:新公益連盟【イベント内容】・冒頭挨拶・調査プロジェクトを振り返って(35分+5分質問)スピーカー:有馬知子(フリージャーナリスト)・新井博文(一般社団法人シェアリングエコノミー協会・少年院出院者)聞き手:吉田雄人(NPO法人なんとかなる共同代表)少年院の中での取り組みがどのように少年に影響をするのか、社会に戻った後の行政支援の限界と本当に必要な支援の内容について、調査活動を行った有馬さんにも聞いていく。 ・本当に必要な支援を官民連携で(35分+5分質問)スピーカー:小山定明(法務省矯正局)聞き手:工藤啓(認定NPO法人育て上げネット理事長)今回の調査プロジェクトへの想い。支援活動の中から見えてきていること、期待したい一般世論の理解ポイント、そして今後の展望について放談する。【登壇者プロフィール】有馬知子(フリージャーナリスト)1998年共同通信社入社、経済部、生活報道部などを経て2018年からフリー。AERAやビジネスインサイダーなどに記事を寄稿している。取材範囲はひきこもりや児童虐待、ダイバーシティ、労働問題など。新井博文(一般社団法人シェアリングエコノミー協会、少年院出院者)1987年生滋賀県育。14歳で地元の暴走族に入り、16歳で少年院へ。出院から5年度に初海外で世界一周へ。帰国後、地球一周の船旅を企画するNGOピースボートに就職。これまで世界4周、約50カ国を訪れる。2016年に退職後、世界有数のダイバーシティーカナダのトロントでツアーガイドに従事。帰国後は一般社団法人シェアリングエコノミー協会へ就職。現在に至る。小山定明(法務省矯正局)法務省矯正局少年矯正課長。1964年、神戸市生まれ。神戸大学教育学部卒業。1987年法務省採用。少年院や刑務所での勤務後、法務副大臣秘書官事務取扱、在スウェーデン日本国大使館一等書記官等を経験。2014年成立の少年院法等改正に関与。茨城農芸学院(少年院)長を経て2018年から矯正局少年矯正課長として少年院と少年鑑別所のヴィジョン提示、運営支援等を行う。吉田雄人(NPO法人なんとかなる共同代表、新公益連盟少年院分科会 発起人)1975年生まれ。早稲田大学政治経済学部を卒業後、アクセンチュアにて3年弱勤務。退職後、早稲田大学大学院(政治学修士)に通いながら、2003年の横須賀市議会議員選挙に立候補し、初当選。2009年の横須賀市長選挙で初当選し、2013年に再選。2017年7月に退任するまで、完全無所属を貫いた。現在は、少年院や児童養護施設等を退院した若者の自立支援を行う「NPO法人なんとかなる」で共同代表を務め、横須賀市内に2つの施設を運営し、施設を出て家に戻れない若者の支援を行っている。工藤啓(認定NPO法人育て上げネット理事長、新公益連盟少年院分科会 発起人)1977年、東京生まれ。米ベルビュー・コミュニティー・カレッジ卒業。2001年に任意団体「育て上げネット」を設立し、若者の就労支援に携わる。2004年にNPO法人化し、理事長に就任。現在に至る。著書に『NPOで働く- 社会の課題を解決する仕事』(東洋経済新報社)、『大卒だって無職になる はたらく につまずく若者たち』――“”(エンターブレイン)、『無業社会 働くことができない若者たちの未来』(共著・朝日新書)など。金沢工業大学客員教授、東洋大学非常勤講師、日本大学非常勤講師。「一億総活躍国民会議」「休眠預金等活用審議会」「就職氷河期世代支援の推進に向けた全国プラットフォーム」委員など、内閣府、厚生労働省、文部科学省委員歴任。長男次男、双子の三男四男の父親 Updates tag:peatix.com,2020-07-26 10:50:45 2020-07-26 10:50:45 イベント詳細情報を更新しました。 Diff#673106 Updates tag:peatix.com,2020-07-13 11:36:49 2020-07-13 11:36:49 イベント詳細情報を更新しました。 Diff#657721 Updates tag:peatix.com,2020-07-09 09:50:59 2020-07-09 09:50:59 イベント詳細情報を更新しました。 Diff#653118