連続講義「詩という軽荷、詩という重荷」 第一回「詩ってなんだろう?」 | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2021-11-15T11:30:31+09:00 Peatix JPIC 連続講義「詩という軽荷、詩という重荷」 第一回「詩ってなんだろう?」 tag:peatix.com,2020:event-1533503 2020-07-18T14:00:00JST 2020-07-18T14:00:00JST 【お申し込みの前に必ずご一読ください】JPIC ONLINE連続講座「詩という軽荷、詩という重荷」──谷川俊太郎とサルヴァトーレ・クァジモド第一回「詩ってなんだろう?─日本とイタリアの詩から考える」イタリア出身の詩人・翻訳家マルティーナ・ディエゴさんを講師に、詩についての連続講座を開講します。講座は全三回。詩についての基礎的なレクチャーから、谷川俊太郎氏やサルヴァトーレ・クァジモドといった詩人を取り上げた講義まで広く深く詩の世界を味わっていきたいと思います。第二回目の講座では、講師によるレクチャーの他に『二十億光年の孤独』を課題図書とした参加者同士の読書会も行う予定です。この機会に是非ご参加ください。(各回のみの参加も可能です。)第二回(8月8日) 「『二十億光年の孤独』を読む」第三回(8月29日) 「『そしてすぐ夜が』─ノーベル文学賞受賞詩人サルヴァトーレ・クァジモドを読む」~講師より~ 小説の定義ほど定めやすくない詩の定義。「詩とは何か」──この質問をするたび、統一性のない様々な答えが返ってくる。その中では、詩は「ほとんど読まない」「教科書でしか読んだことがない」という回答も多数あり、詩に触れる人がそれほど多くない現実が明白に伝わる。 古代から人の心を魅了し続けた詩は、現代に入ってから、その魅力が弱まったかのように見える。その理由の一つは、「そもそも、詩ってなんだろう?」という無理解・無関心にあるのではないだろうか。第一回目の講座では、「詩ってなんだろう?」という素朴かつ根本的な問いに、日本とイタリアの詩を通して、基礎から改めて考えていく。一般の言葉までもを美しくさせる修辞法の例を参考にしながら、詩の作り方を探っていく。第二回目の講座では、現代日本の代表的詩人・谷川俊太郎氏の『二十億光年の孤独』を、実存的視点から読んでいく。「はるかな国からやってきた」若者の詩人が抱いた希望と不安と、その経路に沿う旅をたどる。第三回目の講座では、1959年にノーベル文学賞を受賞した20世紀イタリア最大の詩人の一人、サルヴァトーレ・クァジモドの詩を読んでいく。孤独と実存の間を行き来する詩人の魂と、そのペンから生まれる名作の詩。<開催概要>【日時】7月18日(土) 14:00~15:30(開場13:30)【場所】Zoomを使用してのオンライン講座となります(開催2日前までに参加方法をご連絡いたします)【参加費】2,000円(一回)、5,000円(三回通し) ※一回分のチケット、三回通しのチケットともにお申し込み後のキャンセルは、7月16日12:00まで承ります。それ以後のキャンセルはできませんのでご了承ください。 ※以下の場合は返金手数料としてキャンセル1件につき500円の手数料が発生します。(1)クレジットカード払いにて支払日から50日以上経過している場合(2)コンビニ・ATM払いでチケットを購入した場合 ※通信状況が悪く途中退席された場合も、返金は致しかねますので予めご了承ください。<当日スケジュール>13:30~ 開場14:00~ 講義15:30  終了<講師プロフォール>マルティーナ・ディエゴ氏1986年イタリア生まれ。ローマ・ラ・サピエンツァ大学東洋研究学部日本学科(日本近現代文学専門)学士過程を終了後、日本文学を専攻、修士課程を修了。東京外国語大学、東京大学に留学。谷川俊太郎作『二十億光年の孤独』『minimal』、夏目漱石の俳句集などを伊語訳。2018年には自身初の詩集『元カノのキスの化け物』を刊行。