【オンライン読書会】松田行正『コロナ禍は“にほん的”で切りぬけろ』 新教養主義的オンライン読書会+トークイベント vol.2 | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2021-11-15T11:28:22+09:00 Peatix WirelessWire News 【オンライン読書会】松田行正『コロナ禍は“にほん的”で切りぬけろ』 新教養主義的オンライン読書会+トークイベント vol.2 tag:peatix.com,2020:event-1524329 2020-06-25T19:00:00JST 2020-06-25T19:00:00JST 【オンライン読書会】松田行正『コロナ禍は“にほん的”で切りぬけろ』   新教養主義的オンライン読書会+トークイベント vol.2第2回の「新教養主義的オンライン読書会」は『にほん的』(河出書房新社) http://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309256580/ の著者、松田行正さんが登場します。「にほん的であることは古くて新しく、地味で派手である。これを活用して自分のアタマで考えてこそ“新しい生活様式” が見えてくるはず」と語る松田さんに、その詳細を解説いただきます。 新教養主義宣言につきましてはこちらをご覧ください。コロナ禍は10個の漢字で切り抜けることができると著者は主張します。動:日本の絵画における運動の様子の表現について奥:物理的な奥を示していない日本的な「奥」とは触:千利休が発見した「手触り」の秘密律:五七調をベースにした日本独特のテンポ影:浮世絵の平面性と影の関係について余:日本文化を語るときに外せない「間(ま、あいだ)」について結:注連縄(しめなわ)に代表される「結び」の哲学とは周:中心よりも周辺を重視する妙な国民性を活用せよ張:近影と遠景による表現の強弱の特異性縦:日本語が基本的に縦組であることに潜む精神性とは特に本書で6番目に登場する「余」すなわち「間(ま、あいだ)」が、私たち日本人のお家芸なのはみなさんご存知の通りです。何もないところにコンテンツが充満していることを感じ取る能力にかけては世界一の日本人にとってのソーシャルディスタンス(social distance)は、むしろ豊かさを表現するための技芸なのかもしれません。このあたりを松田行正さんにじっくり語っていただきつつ、様々な「にほん的」なものをコロナ禍を切り抜けるための道具にしていくノウハウをお届けします。司会・聞き手は竹田茂(WirelessWireNews発行人、スタイル株式会社代表取締役)が務めます。なお、当日20時くらいまでは真面目な進行を心がけますが、それ以降は「読書会二次会」としてお気楽でいい加減な雑談をみなさんと楽しみたいと思います(参加者の人たち同士が知り合いになることも期待しています)。ぜひお付き合いください。【イベント詳細】【オンライン読書会】松田行正『コロナ禍は“にほん的”で切りぬけろ』   新教養主義的オンライン読書会+トークイベント vol.2日程:2020年 6月25日(木曜)19:00~21:00(18:45にオンライン上でスタンバイします。20:30前後からは読書会二次会に切り替え、ざっくばらんな雑談タイムとしますので、気分次第で時間を延長する可能性もあります。ただし、松田さんが何時までお付き合いいただけるかは保証しません)。会場:Zoomを利用したオンライン読書会です。peatixでお申し込みの方に事前に招待メールをお送りします。参加料:¥3,000(税込)(チケットの購入期限は当日6月25日の正午までとさせていただきます) ※コンビニ/ATMでのお支払いは、2020年6月24日で締め切りとなります。主催:WirelessWireNews編集部(スタイル株式会社)出演松田 行正(まつだ・ゆきまさ)  1948年生まれ。ブック・デザイナー。本のデザインと併行して、本のオブジェ性を探求するミニ出版社「牛若丸」も主宰。出版活動もしています。本のデザイン以外にも、せんだいメディアテーク、大社文化プレイス、みなとみらい21の元町・中華街駅プラットフォーム、まつもと市民芸術館、富弘美術館、フランスのコニャック・ジェイ病院などの建築のサインも手がけ、また、デザイン・ワークのかたわら、文字や記号を含めた「もののはじまり」に興味があり、そこから想を得た執筆活動も実施中。1)編著書『ZERRO』(2003)『アンフラマンス/梱包されたデュシャン』(2006)『✕バツBATZ』(2007)『et 128件の記号事件ファイル』(2008)『1000億分の1の太陽系+400万分の1の光速』(2009)『ラジカル・ヒストリー・ツアー 速度びより』(2010)『フィジカル・グラフィティ・ツアー せつだん81面相』(2011)『ピーカブック 楽しい知識』(2012)など(以上牛若丸)。『眼の冒険 デザインの道具箱』(2006)『はじまりの物語 デザインの視線』(2007)(以上紀伊國屋書店)。『和力 日本を象る』(2008)『和的 日本のかたちを読む』(2013)(以上NTT出版)。『線の冒険 デザインの事件簿』(角川学芸出版、2009)。『図地反転』(美術出版社、2010)。『時の冒険 デザインの想像力』(朝日新聞出版、2012)。2)受賞歴 『あさきゆめみし』全7巻(講談社、1993)第28回造本装幀コンクール日本書籍出版協会理事長賞。『眼の冒険 デザインの道具箱』(紀伊國屋書店、2005)第37回講談社出版文化賞ブックデザイン賞。『もうすぐ絶滅するという紙の書物について』(阪急コミュニケーションズ、2010)第45回造本装幀コンクール文部科学大臣賞、第45回造本装幀コンクール日本書籍出版協会理事長賞。『超訳ニーチェの言葉』(ディスカヴァー・トゥエンティワン、2009)第45回造本装幀コンクール日本印刷産業連合会会長賞。『フィジカル・グラフィティ・ツアー せつだん81面相』(牛若丸、2011)第46回造本装幀コンクール東京都知事賞。『時の冒険 デザインの想像力』(朝日新聞出版、2012)第47回造本装幀コンクール日本印刷産業連合会会長賞。『B Plastic beatle ビートルズの遊び』(牛若丸、2013)第48回造本装幀コンクール日本書籍出版協会理事長賞3)参考情報『にほん的: それは、ジミでハデなこと』(河出書房新社)単行本 46 ● 280ページISBN:978-4-309-25658-0 ● Cコード:0070発売日:2020.05.27和力表現事典(WirelessWireNews連載)https://wirelesswire.jp/author/yukimasa_matsuda/