第2回 暮らしと風景からみたフィールドワークとデザイン | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2021-11-15T10:58:35+09:00 Peatix honma 第2回 暮らしと風景からみたフィールドワークとデザイン tag:peatix.com,2020:event-1522815 2020-06-20T15:00:00JST 2020-06-20T15:00:00JST フィールドワークでデザインすること 第2回 暮らしと風景からみたフィールドワークとデザインゲスト:惠谷 浩子 さん(造園学者・奈良文化財研究所研究員)1983年広島県生まれ。東京農業大学大学院卒業。専門は造園学、文化的景観。2007年より奈良文化財研究所景観研究室研究員。京都や宇治、四万十川流域をはじめとする全国各地の文化的景観の調査研究に携わり、土地の自然条件、地域の来歴と現在から、それぞれの地域らしさと持続のあり方を探求している。日本造園学会田村剛賞、日本イコモス奨励賞を受賞。 シン・八田利也による本会の前口上本企画の第2回は、奈良を拠点とする造園学者の惠谷浩子氏をゲストに迎えます。ワタクシ、シン・八田の友人である本間氏の前職場である奈良文化財研究所の先輩同僚です。奈良文化財研究所の景観研究室は、地域の風土に根付いた生活や生業によって育まれた風景〈=文化的景観〉の調査研究をおこなう日本唯一の専門機関。惠谷氏は創設当初から関わり、日本の文化財制度のなかで最も若い文化的景観の、概念形成と制度運用の充実に資する貢献をされてきました。本間情報によると惠谷氏は瀬戸内海の尾道のご出身で、尾道の浜問屋にルーツがあるそう。営みの変化と持続の間近で育った、まさに文化的景観の申し子と言えるでしょう。東京農業大学造園学科では国立公園や農村の景観計画などを研究し、学部2年の20歳の若さで、農大山岳部のエベレスト登山隊とともにヒマラヤのベースキャンプ(標高5,350m)を拠点に、集落の環境調査を実施したという猛者と聞きます。狭い国土に人の営みだらけの日本で、文化的景観という概念はどの地域にも通用するのではと予想します。コロナ禍に都市も農村も揺れる昨今、「地域のみかたとしての文化的景観」がいかに有効か、お話を聞いてみたいと思います。noteでのアーカイブ配信(有料・無制限)もございます。 https://note.com/shin_hattariya 企画・主催:シン・八田利也 協力・聞き役:本間智希、栄家志保、稲田玲奈