みんなで読む哲学入門:ヴォルテール『寛容論』#1 | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2020-09-08T18:35:42+09:00 Peatix 鈴木幹雄 みんなで読む哲学入門:ヴォルテール『寛容論』#1 tag:peatix.com,2020:event-1522790 2020-07-29T19:00:00JST 2020-07-29T19:00:00JST 西洋近代哲学の古典を、上野大樹先生(政治思想史専門)と一緒に入手しやすい文庫や新書を中心に読書を進めています。2020年夏期はヴォルテールの『寛容論』を先生と一緒に読みます。初回7月29日は、冒頭から第9章まで(中公文庫p9からp76まで)※第2回8月19日は、第10章から第14章まで(中公文庫p77からp124まで)※第3回9月9日は、第15章から最後まで(中公文庫p125からp188まで)先生からのメッセージです。========================================2020年度「少し長めの思想書を読む」これまで当ゼミナールでは、 近現代ヨーロッパの政治哲学にかんする古典を輪読してきました。 2018年度にはユダヤ人問題や全体主義に近代的な啓蒙思想の隘路を見たアーレントの諸論考を読み進め、 2019年度にはそこから遡って啓蒙思想のさまざまな形態を、 イギリス・フランス・ ドイツの国境をまたいで旅するように眺めてきました。 これまでは体系的な大部の哲学書ではなく、 啓蒙思想のもう一つの姿であるエッセイ形式の簡潔な文章を一回完結で読んできましたが、 2020年度はもう少し長めのテクストを、 数回に分けて輪読していく形式で行います。候補文献は、・ルソー『人間不平等起源論』・カント『永遠平和のために』・ディドロ & ダランベール『百科全書』(序論および代表項目、岩波文庫)・ヴォルテール『寛容論』・アダム・スミス『道徳感情論』等です。 このなかから一冊を選び時間をかけて読み進めていくことで、 現代世界のあり方や未来像について、 その思想的な基盤にまで遡って考えていくことができたらと思います。(上野大樹・記)========================================これまでの授業の様子はブログの授業ノートなどをご参照下さい。どのような話題が登場したのか雰囲気がお伝えできれば。ブログ「みんなで読む哲学入門」◎日時:2020年7月29日(水) 19時〜21時※第2回は8月19日(水) 19時〜21時、第3回は9月9日(水) 19時〜21時になります。◎場所:オンライン会議アプリ「Zoom(ズーム)」 を使用したオンラインゼミナール◎参加費:1,500円/学生1,000円※ 今回1回だけのご参加も可能ですが、 全3回まとめてのチケット購入を推奨いたします。◎オンライン会議室ご招待状:チケットをご購入された方に、 事務局からご案内致します。※開催当日前日までにZoom招待状が届かない場合、お手数ですがobenkyoinfo@gmail.comにお問い合わせ下さい。◎Peatixチケット購入締切: 当日18時まで販売しております。◎Peatixチケットキャンセル: チケット購入後はお支払い方法により返金手数料が発生します。 クレジットカード決済の場合、返金手数料はかかりません。なお、クレジットカード決済のキャンセル締切は開催日当日18時までです。◎簡単なアンケートがございますので、ご記入いただければ助かります。[講師紹介]上野大樹(うえの・ひろき)一橋大学社会学研究科研究員。思想史家。京都大学大学院人間・ 環境学研究科博士後期課程修了。京都大学博士。 日本学術振興会特別研究員DC、同特別研究員PD等を経て現職。 一橋大学、立正大学、慶應義塾大学にて非常勤講師。 最近の論文に、"Does Adam Smith's moral theory truly stand against Humean utilitarianism?" (KIT Scientific Publishing, 2020), "The French and English models of sociability in the Scottish Enlightenment" (forthcoming).※カバー写真は、ヴォルテール