20世紀フランス文学の伝説的作家・マンディアルグ──中条省平さんが読み解くその作品の魅力 | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2021-11-15T11:28:38+09:00 Peatix JPIC 20世紀フランス文学の伝説的作家・マンディアルグ──中条省平さんが読み解くその作品の魅力 tag:peatix.com,2020:event-1513908 2020-06-27T14:00:00JST 2020-06-27T14:00:00JST 【お申し込みの前に必ずご一読ください】JPIC ONLINEトークセッション20世紀フランス文学の伝説的作家・マンディアルグ──中条省平さんが読み解くその作品の魅力マンディアルグはご存じでしょうか?  ピエール・ド・マンディアルグ(1909-1991)は、今はほとんど読まれることのなくなった20世紀フランスの伝説的な作家です。1946年に初の作品集『黒い美術館』を発表後、『城の中のイギリス人』、『海の百合』、『燠火』、『オートバイ』(映画化邦題『あの胸にもういちど』)、『余白の街』(ゴンクール賞受賞)などの作品を発表し、長く華麗な文体で耽美と暴力とエロスを描く作家として人気を博しました。 また日本文化への関心も高く、三島由紀夫の戯曲『サド侯爵夫人』の仏語訳も手掛けています。  日本へは、生田耕作と澁澤龍彦の翻訳で紹介され、多くの読者を魅了してきました。 ゲストの中条省平さんもその一人で、『すべては消えゆく』(光文社古典新訳文庫)の訳者あとがきにこう述べています。  「私が中学生から高校生だったころ、マンディアルグは最愛の小説家でした。彼の書いたものの翻訳ならば断簡零墨に至るまで収集し、何度も読みかえしていました。この熱狂は、生田耕作と澁澤龍彦という尊敬するフランス文学者が愛情と誠意をこめて、彼の小説を優美な日本語に移してくれたことが強い動機になっていました」 これまでにラディゲやコクトー、ジュネ、バタイユなど20世紀のフランス文学を数多く翻訳されてきた中条省平さんが、青年期に熱狂したマンディアルグ。 この度、新訳で新たな息吹を吹き込まれた『すべては消えゆく』は、著者の遺稿です。 イベント当日は、駒井稔さんを聴き手に、中条省平さんにマンディアルグの魅力についてお話を伺いたいと思います。 <開催概要>【日時】2020年6月27日(土) 14:00~15:30(開場13:30)【場所】Zoomを使用してのオンラインイベントとなります(開催日2日前までに参加方法をご連絡します)【参加費】1000円 ※コンビニ/ATM支払いでの決済後にキャンセルする場合、手数料として500円かかります ※通信状況が悪く途中退席された場合も、返金は致しかねますので予めご了承ください<ゲストプロフィール>中条 省平(ちゅうじょう・しょうへい)1954年生まれ。学習院大学教授。仏文学研究のほか、映画・文学・マンガ・ジャズ評論など多方面で活動。主著に『恋愛書簡術』『反=近代文学史』『フランス映画史の誘惑』。訳書に『マダム・エドワルダ/目玉の話』(バタイユ)、『恐るべき子供たち』(コクトー、共訳)、『肉体の悪魔』(ラディゲ)、『花のノートルダム』(ジュネ)、『消しゴム』(ロブ=グリエ)、『狭き門』(ジッド、共訳)ほか多数。 今年4月に訳書マンディアルグ『すべては消えゆく』(光文社古典新訳文庫)を刊行。<聴き手プロフィール>駒井 稔(こまい・みのる)1956年横浜生まれ。慶應義塾大学文学部卒。1979年光文社入社。広告部勤務を経て、1981年「週刊宝石」創刊に参加。ニュースから連載物まで、さまざまなジャンルの記事を担当する。1997年に翻訳編集部に異動。2004年に編集長。2年の準備期間を経て2006年9月に古典新訳文庫を創刊。「いま、息をしている言葉で。」をキャッチフレーズに古典の新訳を刊行開始。文学のみならず哲学、社会科学、自然科学の新訳も手掛け、10年にわたり編集長を務めた。現在、光文文化財団に勤務。著書に『いま、息をしている言葉で』(而立書房)がある。 Updates tag:peatix.com,2020-06-07 23:03:38 2020-06-07 23:03:38 イベント詳細情報を更新しました。 Diff#614176