比較住宅都市研究会 #3 | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2020-06-20T09:14:00+09:00 Peatix 海老塚 良吉 比較住宅都市研究会 #3 tag:peatix.com,2020:event-1503895 2020-06-12T18:00:00JST 2020-06-12T18:00:00JST チケットを入手してイベントに参加しよう!テーマ:コモンズ論で何が言えるのか講師:茂木愛一郎氏(立命館アジア太平洋大学非常勤講師)要旨: 近年、コモンズを付記して呼称される議論を耳にすることが多くなった。そもそもコモンズとはいかなるものか、何を言おうとしているのかに答えることで、コモンズ論を紹介するとともにその意義を考える。①コモンズとは何か(「共用資源と結びついた社会的仕組み」)、②コモンズ論の系譜(ハーディンの「コモンズの悲劇」論、社会人類学者などからの反論、オストロムの登場、コモンズ・ルネサンス、持続可能性(sustainability)の議論とのリンク、様々に広がるコモンズと捉える事象)、③日本での位置づけ(入会の存在、森林資源、漁業資源の保全における切実性)、④都市のコモンズ(urban commons)という観点(英国におけるmetropolitan commonsやfootpath、平竹耕三氏や高村学人氏による京都での「発見」、現代総有論:法律家五十嵐敬喜氏による空地、空家問題への対応など)、建物のデザインとの関係。⑤ コミュニティ論とどこが違うのか、⑥コモンズ論で何が言えるのか講師のプロフィール:  1949年東京都生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業後、日本開発銀行(現、日本政策投資銀行)に入行。地域開発関連で大阪、福岡、鹿児島、松山に勤務。ロンドン駐在4年。設備投資研究所時代に宇沢弘文教授の指導でコモンズ論研究へ。2005年から2013年まで慶應学術事業会社長。論文として「世界のコモンズ」(宇沢弘文・茂木愛一郎編『社会的共通資本―コモンズと都市』、東京大学出版会、1994)、「北米コモンズ論の系譜―オストロムの業績を中心に」(三俣学編『エコロジーとコモンズ』、晃洋書房、2014)、「社会的共通資本の考え方:宇沢弘文」(環境経済・政策学会編『環境経済・政策学事典』、丸善出版、2018)など。参加費:1000円(八雲クラブでの参加の場合、定員10名、マスク着用)、ネット参加の場合600円(peatixのシステムにより支払いください)会場:都立大学同窓会 八雲クラブニュー渋谷コーポラス10階 1001号室渋谷駅 徒歩5分 渋谷区宇田川町12-3 電話 5489-8123 http://www.comp.tmu.ac.jp/dousoukai/activity/club/index.html*参加希望者は、資料及び会議室の準備の都合がありますので、あらかじめEメールで、氏名、所属、メールアドレスをご連絡下さい。ご連絡がなく出席の場合は、原則として資料をお渡しできません。申し込み後に欠席等する場合も、お手数ですがメールでご連絡下さい。問い合わせ・申込み先:比較住宅都市研究会事務局 海老塚良吉E:mail:ryou.ebizuka@nifty.com ホームページhttp://home.g08.itscom.net/ebizuka/