超ひも理論 知覚化プロジェクト公開会議 vol.2「空間・音・次元」 | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2019-11-02T14:30:30+09:00 Peatix Arina Tsukada 超ひも理論 知覚化プロジェクト公開会議 vol.2「空間・音・次元」 tag:peatix.com,2016:event-149980 2016-03-12T14:30:00JST 2016-03-12T14:30:00JST 世界の最小単位を「ひも」と考え、宇宙のはじまりと終わりの謎を解明すると期待される物理学上の仮説「超ひも理論」。ここでは、素粒子物理論を基軸に、「この世界の空間は3次元ではなく9次元である」という仮説に基づいた研究が進められています。では、目に見えない残りの6次元空間とは、一体どんな姿をしているのでしょうか。そもそも、わたしたちを取り巻く「次元」や「空間」とはどんなものなのでしょうか。そして、世界の真理を解く数理の「美」には、どんな方法で近付くことができるのでしょうか。現在、サイエンスとアートの架け橋をつなぐ「MIMIR Project」では、物理学者の脳の中を追体験するようなビジュアル・空間構築に挑むアートプロジェクトを進行中。超ひも理論の研究者・橋本幸士(大阪大学 教授)を中心に、映像作家の山口崇司、MIMIR Projectを推進する塚田有那、成田真弥の4名によって、3年前から日々議論を重ねています。今回は、未だ人間が知覚しえない「高次元空間」の認識を広げるべく、「空間・音・次元」をテーマに掲げました。情報のアルゴリズムから建築の概念を広げるnoiz architectureの豊田啓介、「オーサグラフ」という新しい世界地図の記述法を開発した鳴川肇、テクノロジーで音の体験を更新し続けるサウンドアーティストのevalaを招いた公開会議を行います。●ディスカッションメンバー 橋本幸士(物理学者/超ひも理論研究) 山口崇司(映像作家/d.v.d) 鳴川肇(建築家/慶応義塾大学環境情報学部准教授) 豊田啓介(建築家/noiz architecture) evala(サウンドアーティスト)●モデレーター  塚田有那+成田真弥(ARINARITA LAB)【開催概要】日時:2016.3月12日(土) 15:00〜17:00(14:30開場)会場:WIRED Lab住所:東京都港区六本木1-3-40 アークヒルズ カラヤン広場 スペイン坂入口定員:35名参加費:無料お問い合わせ: 担当/ 塚田有那(arina.t @ me.com)【ゲストプロフィール】橋本幸士大阪大学大学院理学研究科・教授、理学博士。専門は理論物理学、弦理論。1973年生まれ、大阪育ち。2000年京都大学大学院理学研究科修了。サンタバーバラ理論物理学研究所、東京大学、理化学研究所などを経て、2012年より現職。著書に『超ひも理論をパパに習ってみたー天才物理学者浪速阪教授の70分講義』(講談社サイエンティフィク)、『Dブレーン 超弦理論の高次元物体が描く世界像』(東京大学出版会)がある。Twitterアカウントは@hashimotostring山口崇司映像作家、ミュージシャン。プログラミングを絡めた映像、メディアアート、MV、ライブ映像制作等を行う。SIGGRAPH、Ars Electronica他での受賞など、国内外で評価を得る。2006年よりツインドラム+インタラクティブ映像の変則トリオ『d.v.d』を始動。以降、新ユニット『やくしまるえつことd.v.d』や『DEDE MOUSE+TakashiYamaguchi』などで活動中。http://www.takashiyamaguchi.com鳴川肇新しい世界地図投影法「オーサグラフ」を開発。球体、多面体の立体的な検証を軸にアイディアを展開し、美術、デザイン、エンジニアリングにまたがる活動を行っている。日本科学未来館のジオコスモスなども手掛ける。慶応義塾大学環境情報学部准教授。http://www.authagraph.com/豊田啓介東京大学工学部建築学科卒業。安藤忠雄建築研究所を経て、コロンビア大学建築学部修士課程終了。アメリカのSHoP Architectsを経て、2007年より東京と台北をベースにnoizを蔡佳萱と共同主宰。近年では、ヴォロノイ構造を応用した「ヴォロノイ畳」を開発し、高度な職人技とコンピューターアルゴリズムの融合によって無数のデザインパターンをもつ畳を発表して話題を集めた。http://www.noizarchitects.com/evala先鋭的な電子音楽作品を発表し、国内外の音楽祭や美術展にてインスタレーションやコンサートの上演、 また公共空間、舞台、映画、広告メディアにおいて立体音響システムや先端テクノロジーを用いた多彩なサウンドデザインや楽曲提供を行う。ソロアルバム『acoustic bend』(port/2010)では、フィールド・レコーディングをかつてない手法で位相変換した立体的で高密度なサウンドを生み出し、「10年代最初の音楽的進化を成し遂げた革新的アルバム」と評され大きな話題を呼んだ。http://evala.jp/MIMIR Project / ARINARITA LABアート×サイエンスをテーマに、科学者、クリエイターとともにさまざまなクリエイティブ・コンテンツをプロデュースするプロジェクト。サイエンス会社員・成田真弥とフリーランス編集者/キュレーターの塚田有那によるユニットARINARITA LABが推進する。MIMIR Project