「ビジネスモデル」が新規事業開発のボトルネックになる?   スタートアップ、企業の新規事業開発を妨げる「ビジネスモデル症候群」の実態とは | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2019-11-02T14:33:16+09:00 Peatix TW 「ビジネスモデル」が新規事業開発のボトルネックになる?   スタートアップ、企業の新規事業開発を妨げる「ビジネスモデル症候群」の実態とは tag:peatix.com,2016:event-149541 2016-03-22T19:00:00JST 2016-03-22T19:00:00JST 「ビジネスモデル」という曖昧な経済用語が、ベンチャーの創業、企業の新規事業開発、教育機関の起業家育成に様々な悪影響を及ぼし始めています。 ベンチャー企業の創業を目指すものの、社会への貢献は何も出来ないまま毎日スライドウェアの更新を続ける起業家予備群製造業(メーカー)からサービス事業への転換を果たすべく新規事業設計を行うが、そもそもビジネスモデルとは何かを理解するために、キャンバス・フレームワークに過剰に依存して検討範囲を自ら狭めるイントレプレナー(企業内起業家)学生に対してデザイン思考やフィールドワークの講義を行うが、そこで得られたフィードバックはすべてビジネスモデル設計の材料にするよう促してしまい、本人達の活動意欲を阻害し続ける教育関係者有名企業の経営者が下してきた経営判断のサマリーを「ビジネスモデル」と称し、あたかも描いた青写真が実現したかのように読者を誘導する、ビジネスモデル解説書籍群とコンサルタント受託・下請け事業からの脱却を図り自社製品・サービス開発への投資を決意するも、突拍子もないビジネスモデルの研究と設計に多大な時間の費やして自らの強みを活かすこともできない中小零細企業経営者起業家コンテストというタイトルでありながら、実際には何も活動をしていないくても、新規性がありそうな事業案を最も評価してしまう起業家育成イベント群 こうした事例は日本のみならず世界中の各地で起こっていますが、その中心にいるのが「ビジネスモデル」という用語です。この用語には、今すぐに行動を起こそうとする意欲を押しとどめたり、実績を積み重ねることよりも計画や実験を優先させてしまうという、とても大きな副作用があるのですが、多くの人たちはその存在に気づいていません。成功の確率を上げるためには、仮説検証を繰り返してリーンスタートアップを行いながらも、最終的にはビジネスモデルの設計が絶対に必要だと、頑なに信じているのです。 成功している企業や起業家には、創業時にはなにもビジネスモデルを持っていなかった事例が数多く存在します。HPやサウスウェスト航空も創業時には今で言うビジネスモデルはありませんでした。ただ存在していたのは優秀な創業者と、早々に最初の一歩を踏み出す意思、そして、いかなる手段を講じてもマーケットの期待に応えたという実績でした。 「ビジネスモデル」という言葉には、ただ単に高機能、多機能、高品質、手厚いサービスや保証がついた商品・サービスを作るのではなく、もっと包括的な事業設計を促すという効果があります。しかし、この言葉を用いるには、適切な場面とそうでない場面が存在していると言うことなのです。 こうしたマイナス面を考慮せず、事業の成功にはビジネスモデルの設計がまず先決だと盲目的に信じている人たちや現象を、私は「ビジネスモデル症候群」と名付けました。そしてその兆候は非常に広範囲に広がっているのです。 本セミナーでは、実は新規事業開発の大きな妨げとなる可能性を秘めた「ビジネスモデル」について改めて詳しく解説するとともに、弊社が約5年間に渡って観察してきたビジネスモデル症候群の実態をご紹介します。起業や新規事業開発において、以下のような課題や悩みを抱えているかたにはぜひ参加頂きたい内容です。 ◆対象とする参加者の課題 ビジネスモデルの仮説検証が進まないそもそもビジネスモデルが設計できないMVPの構築まではできるが、フィードバックからどのようにピボットしたらいいのか分からない企業内の事業計画立案時に、調査と仮説検証とMVPの境目が分からない社内ビジコンのアイディアを正しく評価できない起業家育成プログラムを開催しても卒業生が誰も起業しない・・・ビジコンのアイディアがぜんぜん実現しない支援先企業の事業開発がまったく前へ進まない ◆受講対象者 上記のような課題を抱えている起業家、社内起業家、教育関係者、イベント事業者、コンサルタントなど ◆スピーカー 和波俊久 Lean Startup Japan LLC 代表社員・プロセスコンサルタント ◆開催概要 ・開催日時:2016年03月22日(火)19:00開始(開場18:30)終了予定22時 ・会場:中央会計セミナールーム  住所:〒541-0051 大阪市中央区備後町3-6-2 大雅ビル3階 ・参加費用:無料 ・募集人員:40名 Updates tag:peatix.com,2016-02-17 07:13:22 2016-02-17 07:13:22 イベント詳細情報を更新しました。 Diff#148946