【オンライン開催】ピーター・センゲの門前の小僧と一緒に学ぶ 『学習する組織』の基本の「き」シリーズ(システム思考の導入編) | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2021-11-15T10:55:42+09:00 Peatix 福谷彰鴻 【オンライン開催】ピーター・センゲの門前の小僧と一緒に学ぶ 『学習する組織』の基本の「き」シリーズ(システム思考の導入編) tag:peatix.com,2020:event-1474055 2020-05-14T09:00:00JST 2020-05-14T09:00:00JST 『学習する組織』のきほん:複雑な相互のつながりを理解する 20世紀の経営学に大きなインパクトを与えたピーター・センゲの「学習する組織」。その名前は聞いたことがあるけれど、その組織はどんなものなのか? どうすれば「学習する組織」になれるのか? 実践的に学ぶ機会はなかなかありません。センゲに直接学んで10年、「門前の小僧」を自称するファシリテーターと一緒に、演習を通じて実際に手を動かし、その思想やツールを学んでみませんか?【センゲが講師を勤めるワークショップより】変化が激しく予測不可能な社会で私たちが直面するのは、複雑に入り組んでいて、誰の責任の範囲をも超えたやっかいな課題ばかり。組織が学習を通じて有機的に変化していくため、ピーター・センゲは『学習する組織』の柱としたのが ①創造的志向性、②内省的な会話、③システム思考です。 〇 システム思考? 今回のワークショップでは、この中の③「システム思考(Systems Thinking)」の理論とツールを学びます。システム思考であつかうシステムとは、ITや制度よりももっと広い概念、相互に影響を与え合うつながり(相互依存性=interdependence)です。私たちの暮らす社会において、原因と結果は必ずしも近くにあるとは限りません。私たちの行動から、物理的、時間的に離れた場所で起きる結果に対して、私たちの普段の思考はうまく機能せず、結果として「誰も望んでいない」現実を生み出してしまうこともあります。たとえば、マラリアの流行を防ごうと殺虫剤を使ったら、別の伝染病が流行ってしまう。道路の渋滞を緩和しようと工事をしたのに、気づくと道路は前よりもたくさんの車でひどく渋滞してしまっている。売上予算を達成するためにプロモーションを行っているうち、四半期ごとに同じ問題が繰り返されるようになってしまう、など。そんな私たちの身の回りにあふれる「相互に影響を与え合うつながり」による課題をどうすれば解決できるのでしょうか?システム思考は、私たちが現実に体験する複雑なできごとを「つながり」を掘り下げることで、単純に問題に対処するよりももっと深いレベルから、私たちが本当に望む結果をつくりだしていくための洞察力を高めてくれる思考法です。「氷山モデル」や「ループ図」、「システム原型」といったツールを学んで、システム思考者への第一歩を踏み出してみましょう。 〇 基本の「き」シリーズについて 基本の「き」シリーズの演習やツールは、センゲ自身が40年近くリードしてきたリーダーシップ育成プログラム「Foundations for Leadership」より厳選。書籍で紹介されているツールや演習の体験に加えて、ボストンで本プログラムの運営に携わり、10年に渡ってセンゲに直接学び続けるファシリテーターだから語ることのできる、センゲたち実践者の言葉や『学習する組織』に込められた想いを共有します。コンテンツは、「システム思考編(導入&実践)」、「創造的志向性」編、「内省的な会話」編から構成。それぞれあつかうツールや演習は異なるため、どのワークショップからでも受講暦に関係なく参加できます。また、3つすべてを受講することで「学習する組織」全体のつながりがより深く体感できます。 〇 こんな人にお薦め ・変化する環境に適応するため、チームや組織の学習能力を高めたい・自分自身やチームのリーダーシップ能力を深めたい・自分自身やチームが無意識に抱えている思考の習慣を振り返りたい・チーム間や組織を超えた協働のための共通言語を持ちたい 〇 詳細 日時: 2020年5月14日(木) 9:00 - 11:30 AM場所: Zoom(URLは参加者に連絡)参加費: 5,000円(税込)→ 同僚・友人と一緒に参加で1,000円/人の割引チケットあり(直前告知のため)定員:30名程度申込み:このPeatixサイトよりお手続きください。 〇 講師・ファシリテーター 福谷 彰鴻(ふくたにあきひろ)アカデミー・フォー・システムズ・チェンジの第2期フェロー。(株)フクタニ取締役。2010年、30歳になる直前ピーター・センゲのワークショップに初参加。感動のあまり始めたばかりのイギリスでの仕事を辞めて渡米。MBA取得後にボストンのSoLでセンゲのワークショップの運営をサポート。帰国して学習する組織の普及のために各種ワークショップを運営中。Facebookページ「ピーター・センゲ講演翻訳」やブログ「Learning Sandbox」にて、100件以上のセンゲの講演を翻訳している。センゲのワークショップに参加した回数も20回を超えて、いろいろなワークを本人のメッセージと併せてシェアできるようになってきました。2019年は(有)チェンジ・エージェント勤務のかたわら、およそ80件のワークショップや勉強会をリード。厚い本を読んでもピンと来ない「学習する組織」や「システム思考」を、師匠直伝の普段使いの言葉で伝えられるよう心がけています。現在はクマヒラセキュリティ財団のキッズ向けシステム思考教育プログラム、お茶の水女子大学未来起点ゼミ、SoLジャパンなどに参画。企業やNPOでもワークショップを行っています。大阪出身の新婚アラフォー。ふたご座のA型。動物占いは気分屋のサル。