2/8(月)【聴き手の可能性を喚起するリフレーミング】 (講師:神 崇仁) | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2019-10-31T09:37:42+09:00 Peatix 野村 光恵 2/8(月)【聴き手の可能性を喚起するリフレーミング】 (講師:神 崇仁) tag:peatix.com,2016:event-146755 2016-02-08T14:30:00JST 2016-02-08T14:30:00JST 「リフレーミング」という言葉は、多くの心理療法で使われていますが、代表的なものには1970年代リチャードバンドラーとジョングリンダーが開発したNLP1950年代グレゴリーベイトソン率いる研究プロジェクトにはじまる一連のコミュニケーション技法の研究グループMRI(メンタル・リサーチ・インスチュート)のリチャードフィッシュ、ジョンウィークランド、ポールワツラヴィックが研究したことで知られています。この2つのグループは、いずれも、ミルトン・エリクソンから大きな影響を受けています。そして、もちろんエリクソンの関わり方、それは全てが『リフレーミング』だったと言っても過言ではないでしょう。また、私たちの日常にも、人の心を動かす『リフレーミング』が溢れています。あの有名なアップルの創設者スティーブ・ジョブズは、プレゼンの天才であったと同時に『リフレーミング』の天才としても知られています。これは、スティーブ・ジョブズが ペプシコーラの 事業担当社長をしていたジョン・スカリーを口説くために使った名言です。ここにあるのは『リフレーミング』です。そして、「なぜジョブズはスカリーにあのように言ったのでしょうか?」それにはちゃんとした理由があったのです。『リフレーミング』をするために、何が必要なのかということを考えたときに、気の利いた一言だったり、効果的なアドバイスなど、援助者として相手の役に立ちたいと考える人もいるかもしれません。実際、人が何かを受け取り、捉え方を変化させるかということを考えた時に、まずは相手の情報や相手がまだ言葉にできていないことなど、いくつかの相手の内側にあることを引き出す必要があります。『リフレーミング』とは、ミルトン・エリクソンの重要な考え方「答えはその中にある」という“The Answer within” のあり方 をどのように体現するかが肝となります。リフレーミングという手法は、エリクソンはもちろんのこと、 サティアも、パールズもしてたものです。つまり、影響力のあるセラピストやコーチには必須の技術 です。ですから、NLPからはじめ、それから先も探求し続けたいものです。このワークショップで得られることNLPの2つのリフレーミングには、〜意識内容のリフレーミング(Content Reframe)〜①意味のリフレーミング (Meaning Reframing)②状況のリフレーミング (Context Reframing)があります。このワークショップでは、「意味のリフレーミング」の構造を理解し、その問題となっている「前提」や「肯定的意図」を探り、『新しい意味付け』を引き出していくということを探求していきます。また「聴き方」や「非言語の使い方」や「導出のポイント」などの実践していく為に必要な情報も紹介されます。今回の「リフレーミング」ワークショップでは、オハンロンの解決志向アプローチや、可能性療法、インクルーシブセラピーなどのリフレーミングを盛り込んだ内容を提供いたします。具体的には…リフレーミングに必要のないもの・必要なもの意味のリフレーミングとは?意味のリフレーミングの構造振る舞い・感情・信念・考え方について問題の「前提」となる考え方/信念を探る問題の「肯定的意図」が何かを探る新しい意味付け・新しい世界観を引き出すビル・オハンロンの「ソリューションフォーカスト・アプローチ」「インクルーシブ・セラピー」の要素を考慮した『5つのずらし』リフレーミング1DAY(中級編)では、神崇仁によるリフレーミングを使ったセッションのデモンストレーションをお見せしながら、その本質を探究していきます。可能性を開くことに興味を持たれた方、この内容に響くものを感じられた方、探求の時間をご一緒しませんか?お客様の声【嬉しい言葉をいただきました】僕は普段クライアントさんからの言葉などはプライバシーの観点からオープンにしないことにしています。ただ、今回は学びを得たプロのカウンセラーがどのように自分とその人のクライアントさんの世界を広げていったのかを、教えてくださったことがとても嬉しくて。そしてこのことが、多くのコーチや対人援助者の学びを広げる参考になるのではないかと思って本人の許可を元にアップすることにしました。渡辺勲さんアトピーを克服するカウンセリングのプロフェッショナルで、ご本人も克服した経験をお持ちのカウンセラーです。いつも、トレーニングにいらっしゃる時は、どのようにしたらクライアントさんが少しでも早くアトピーを克服できるか、ということに強い注意を向けておられます。いつもその真摯な姿勢に頭がさがるとともに、深刻になりすぎない、ユーモアをもたらしてくれる存在に感謝しています。+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++神先生こんばんは。大阪でのITC講座、リフレーミング講座では先生に大変お世話になりました。ありがとうございます。昨日、お二人の方のセッションがありまして、今までのやり方を脇に置いて、先生から教えて頂いたリフレーミングでクライエントさんに関わりました。そうしますと、クライエントさんはもちろん、セッション中の私の笑顔が増えた事に気づきました。今までのセッション中の私は笑顔は少なくクライエントさんを「理解しようとしていた」「探っていた」・・・考えてばかりだったと今までを振り返ることができました。セッション中、未来のための「初めの一歩」を聴いた時、「私にとって大事なことは何かに意識を向ける」という言葉をクライエントさんが言われました。「相手の中のリソースを活用する」「理解されるよりも共感されたい。自分で理解したい」この事が初めて腑に落ちました。今まで何とかしようと頑張っていたように思えます。おかげで首が痛くなったり・・・これから仕事が増えて来る前に、神先生の講座に出会うことが出来て本当によかったです!何を学ぶ必要があるのか、また本の読み方も変わると思います。学び続けます。次回の先生の講座を楽しみにしています。以上、神先生にご報告したくメール致しました次第です。またご報告させて頂きます。ワタナベ勲神 崇仁(こう たかひと)エリクソニアン・アプローチ・ジャパン代表。「ことば」と「しぐさ」の研究家。コーチングやカウンセリングなどの境界を排したクライアントとの関わりを通して、人間の意識の成長を促進する「セルフリーダーシップ」を開発。ミルトン・エリクソンの研究を拡張・発展させ、セッションやワークショップの開催、セラピストのメンタリング、スーパーバイジング、プレゼンやスピーチのコンサルなどを行う。捨てたい、やめたいものの中にこそ、美しさがある人の可能性を信頼し、必ず変化が訪れることを信じている。変化がいつ起きるのかは誰にも分からない。エリクソンの逸話の一つに『たった一言の心理療法』というものがあります。29年間、問題を起こし続けた男性が、ある人からのたった一言で変わった。それまで誰も彼を変えることが出来なかったのに、それでも彼は変わったのです。だから私は、誰に対しても、待つことが出来ます。自分が慌てて関わることが、相手に対して良いことなのか、よくよく考える必要があると思います。人を癒してあげよう、という気持ちは持っていません。私が人をサポートする仕事のやりがいはその人が、要らない、やめたい、捨てたい、見たくもないと言っているものの中に、実はけっこう美しいものがあって、私はそれが、人の美しさを支えているような気がするんです。そういうものを見つけて、ちょっとユーモラスに、『そんなものがあるようですね』と言うことにこそ、この仕事のやり甲斐を感じます。私の提供するアプローチは、何も捨てる必要はなく、それが美しいもの、豊かなものになり得ることを教えてくれるのです。経歴○1992〜2008年日本最大手の百貨店グループを経て、アパレル企業の営業取締役に就任。その後、百貨店時代の上司、故藤巻幸夫氏に請われ、セブン&アイ生活デザイン研究所に入社。消費者心理、市場調査に基づくマーケティング指揮を行う。行動心理や認知心理を探究する中で、NLPと出合う。○2009年〜NLPのトレーナー資格を取得。2つのNLPトレーニング会社で、2年に渡り合計1600時間を超えるトレーニングを実施。対人援助もスタート。○2011年〜アメリカの老舗NLP研修会社のコンテンツの翻訳、編集、監修業務を務める。NLP開発の元になったミルトン・H・エリクソンの研究を始める。○2013年〜人の中にある可能性を探究し、人生経験の肯定的な統合をサポートすることを掲げ、独立。エリクソンのセラピーを研究、実践する団体、エリクソニアン・アプローチ・ジャパンを立ち上げる。【心理学関連の保有資格】米国NLP協会クリスティーナ・ホール認定NLPマスタートレーナーアソシエイト(NLPトレーナーの上位資格/2013年英国にて取得) 米国TLTA認定クリエイティング・ユア・フューチャー コーチングテクニック マスターレベル・トレーナー【2013年米国にて取得】 (*2014年3月時点において現在日本での資格保有者は2名)米国NLP&コーチング研究所カリフォルニア認定  ウェルシーマインド(お金に関する信念の解放)プログラム認定トレーナー米国TLTA認定タイムライン・セラピー・トレーナー【2011年米国にて取得】ABNLP(全米NLP協会)コーチングディビジョン認定 NLPコーチングトレーナー (*2014年3月時点において現在日本で唯一の資格保有者)LAB(言語と振舞い)プロファイルトレーナー、グループコーチ 【2010年日本にて取得】米国NLP協会リチャード・バンドラー認定NLPトレーナー【2009年米国にて取得】ABNLP(全米NLP協会)認定NLPトレーナー【2009年日本にて取得】ABH(全米催眠療法士協会認定)ヒプノシス・マスタートレーナー【2013年米国にて取得】元米国MITスローン大学 名誉教授エドガー・シャイン開発 ヘルピング&プロセスコンサルテーション上級プログラム修了【2011年米国/日本にて取得】NLP共同開発者ロバート・ディルツ先生とエリクソン催眠の大家スティーブン・ギリガン博士による共同プロジェクト『ジェネラティブ・コーチング』第一期生であると共に日本で5人しかいないコーチングアシスタントでもある【2014年日本にて取得】