マルレク基礎 「たとえ話で理解する量子の世界」 | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2021-11-15T10:55:49+09:00 Peatix 丸山不二夫 マルレク基礎 「たとえ話で理解する量子の世界」 tag:peatix.com,2020:event-1457762 2020-05-15T19:00:00JST 2020-05-15T19:00:00JST 「マルレク基礎」は、これまでマルレクで取り上げてきたテーマについて、その基本的・基礎的な内容に立ち返って、それらをあらためてわかり易く解説することを目的としています。今年度から始まる「マルレク基礎」の第一回のテーマは、「たとえ話で理解する量子の世界」です。以下、セミナー概要です。--------------------------「量子の世界」は、我々が日常生活を送っている世界(これを「巨視的世界」と呼ぶことがあります)と比べるとはるかにはるかに小さい極微の世界です。にもかかわらず、「量子の世界」は、我々の眼前に広がる「巨視的世界」の現実に深く結びついています。問題は、この「量子の世界」を、我々は直接触ることはもちろん、見ることも聞くこともできないということです。そればかりか、量子は、我々の感覚的直感だけではなく理論的直感にも反した振る舞いをします。その理由は明確で、我々の感覚や直感・認識能力は、「量子の世界」の認識ではなく、「巨視的世界」の感覚・認識に最適なように進化してきたからです。それでは、感覚的な直感や常識的な推察が役に立たないとしたら、「量子の世界」を知るためにはどうしたらいいのでしょう? おそらく唯一の有効な方法は、数学的理論に基づいた量子の世界のモデルを作ることです。幸いなことに、20世紀に構築された「量子の世界」の物理モデル「量子論」は、大きな成功を収めました。意外に思われるかもしれませんが、この「量子論」の依拠する数学は、少なくとも、もっとも基本的な「量子論」の原理に関わる数学は、決して難しいものではありません。高校で習う数学をほんの少し延長したものです。「マルレク基礎」では、ワンステップずつ丁寧に「量子論」の基礎を説明したいと考えています。しかし、今回の「マルレク基礎」第一回は、数学の話はほとんど出てきません。「量子の世界」を知るのに数学を利用するための準備を、数学を使わないでしようと思っています。数学に、苦手意識を持つ方にも、おすすめです。次のような構成を考えています。「たとえ話で理解する量子の世界」 ● 第一話:  量子の「状態」について ● 第二話:  量子の「状態」の「観測」について ● 第三話:  量子の「状態」の「変化」について