#1 対人援助の感性を磨く:2020年度対人援助にかかわる人のための心を学ぶ講座 | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2021-11-15T10:56:51+09:00 Peatix 上大岡心理 #1 対人援助の感性を磨く:2020年度対人援助にかかわる人のための心を学ぶ講座 tag:peatix.com,2020:event-1456433 2020-05-20T18:30:00JST 2020-05-20T18:30:00JST 2020年度 対人援助にかかわる人のための心を学ぶ講座 新型コロナウイルス感染症拡大のため、仕事や生活の先行きが見えず、不安や苦しみを抱える人が増えていく状況にあって、自分の苦しみと向き合うとともに、苦しむ誰かのために明日からできることを、学んでみませんか。新型コロナウイルスの状況に鑑みて、当面はWeb会議室「Zoom」を使ったオンラインでの実施を想定しています。第1回目は、当連続講座を19年前から担当いただいている、在宅・緩和ケア医の小澤竹俊先生です。    *  *  *新型コロナウイルス感染拡大に伴い、集まって学ぶ機会が制限されています。一方で、仕事を失い、行動の自由が奪われ、さまざまな苦しみを抱える人は増え続けています。この困難な状況の中でも、苦しむ人の力になりたい人は必ずいます。その志を持った人達が、職種を越えて学び、つながれる場の1つを提供したいと企画しました。苦しみは、大きく2つに分けて考えます。解決ができる苦しみと、解決が難しい苦しみです。さまざまな技術の発達で、従来の苦しみのいくつかは、解決できる時代となりました。通信技術の発達や医学の発達などで、離れた場所でも、適切な情報を届け、必要な課題解決が行うことができます。一方で、どれほど技術が発達しても解決が難しい苦しみがあります。 その典型例が、人生の最終段階において、今までできていた1つひとつができなくなっていく苦しみです。「家族に迷惑をかけたくない」「なぜこんな身体になってしまったのだろう」「早くお迎えが来ないかな」「誰にも私の気持ち、わかってもらえない」これらの苦しみに対して、苦しみの原因をいくらわかりやすく説明しても、穏やかに過ごすことはできません。励ましもなぐさめも、まったく通じない絶望の中で、では、どのような関わりができるのでしょう?ホスピス・緩和ケアで学んで来たこと。それは、苦しんでいる人は自分の苦しみをわかってくれる人がいると嬉しいという原点です。どんな人が、苦しんでいる人からみて、わかってくれる人になれるのでしょう。それは、説明ではなく、励ましでもなく、聴いてくれる人です。その聴き方にも工夫が必要です。マイナスの気持ち(上記の苦しみ)の言葉を聴くことは容易ではないからです。苦しむ人が目の前にいたならば、少しでも力になりたいと思う人に、どのように関わるとよいか、ホスピス・緩和ケアで培われてきた関わり方は、参考になると思います。ぜひ、学んでみませんか?◆日時:   第1回:2020年05月20日(水)18:30~20:30   第2回:2020年05月27日(水)18:30~20:30◆手段:   オンライン(Web会議室Zoom) ※お申込みいただいた方へ、事前に接続先のURLをお送りします。Peatixの「メッセージ(受信箱)」またはご登録のe-mailをご確認ください。※Zoomにご不安のある方を対象に、開催1週間前(5/13(水)18:30~19:00)に、接続テストの機会をご用意いたします。ご自身でも、事前に以下リンク(無人のテスト環境)をクリックして、問題なく接続できることをご確認ください。 https://zoom.us/test※Zoomの環境設定と操作などは、以下もご参照ください。 https://endoflifecare.or.jp/zoomsettings/◆当日の参加が難しい方へ・2回で完結する内容ですので、2回分としてお申込みいただく形となりますが、お支払い完了した方には、後日、1週間限定で映像をご覧いただけるようにいたしますので、同じ方法でお申込みをお願いいたします。◆対象: 対人援助に関わる方と目指す方◆問合せ先: TEL:045-846-1822  E-mail:office@kamioookasinri.org   *  *  *◆講師:小澤 竹俊エンドオブライフ・ケア協会代表理事、めぐみ在宅クリニック院長1963年東京生まれ。世の中で一番、苦しんでいる人のために働きたい と願い、医師を志し、1987年東京慈恵会医科大学医学部医学科卒業。1991年山形大学大学院医学研究科医学専攻博士課程修了。救命救急センタから、2000年より学校を中心に「いのちの授業」を展開。2013年より、人生の最終段階に対応できる人材育成プロジェクトを開始し、多死時代にむけた人材育成に取り組んでいる。◆共催:NPO法人横浜上大岡臨床心理センター一般社団法人エンドオブライフ・ケア協会<NPO法人横浜上大岡臨床心理センター>私たちは2002年より任意団体として、2004年よりNPO法人として、人に援助的なかかわりを目指す人のために、継続的に『心を学ぶ講座』を開催し、さまざまな学派の精神科医をはじめとする心理臨床家による講座を企画しています。講座は受講者参加型で、対人援助にかかわる人に役立つように企画しています。講師はみな、人に対する温かい視点を持って臨床活動をしている先生方ばかりで、良心的な臨床家に出会っていただくことも目的のひとつとしています。また2007年より事務所内に『こころの相談室』を開設しています。2007年よりこれまでNHK歳末助け合いの配分金をいただき、低額でご利用いただける相談室を継続的に運営しています。<一般社団法人エンドオブライフ・ケア協会>新型コロナウイルス対策のため、さまざまな自由が制限されています。生きていくために必要な仕事ですら自由に行えず、途方に暮れる人も少なくありません。これからどうなっていくのか、先が見えない不安のため、心身共に疲労している人も少なくないことでしょう。当エンドオブライフ・ケア協会では、いのちが限られる理不尽で不条理な苦しみを抱えた人への援助を学び、関わる担い手を各地に増やす活動をして参りました。その対人援助の基本は、「苦しんでいる人は、自分の苦しみをわかってくれる人がいると嬉しい」という視点です。今は、先が見えない不透明な状況であり、まさに解決できない苦しみを抱えた人がこれから地域にあふれていきます。このような時だからこそ、それぞれの地域で、“わかってくれる人”として、誠実に関わる担い手が必要と考え、オンラインでの繋がりも大切に、活動して参ります。HP:https://endoflifecare.or.jp/直近のイベント:【オンライン開催】新型コロナ・ショックに備えて私たちができること(協会設立5周年)