【オンライン・ライブ参加】第6回 宮台真司の映画批評ラボ【映画編】 | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2021-11-15T10:54:52+09:00 Peatix DARWIN ROOM|ダーウィンルーム 【オンライン・ライブ参加】第6回 宮台真司の映画批評ラボ【映画編】 tag:peatix.com,2020:event-1453196 2020-04-29T19:00:00JST 2020-04-29T19:00:00JST お知らせ|宮台真司の第6回「映画批評ラボ」【映画編】オンライン参加の募集! たくさんのお申し込み誠にありがとうございました!オンライン参加を締め切りました。 この度は、映画音楽の世界だけを批評する会を特別に設けた第5回、その次に選定した映画の批評をする第6回という2段回で映画批評をすることになっています。第5回は終了しましたが第6回【映画編】だけでも十分楽しめます。  オンライン開催とはテレビ会議システムで完全双方向ですので直接質問して議論することも可能です。今までよりも一段と深く考える会になると思います。ぜひお見逃しなく!ー ー ー〈オンライン〉第6回 宮台真司の映画批評ラボ【映画編】2020年 4月29日(水・祝) 19:00-21:00|18:45までにオンライン会場にお入り下さい。講 師:宮台真司さんオンライン参加料:¥1,900税込 *チケット購入期限前日24:00まで(チケット支払期限は当日15:00まで)▶︎ オンライン参加サイト:https://miyadaishinji-eigahihyoulab06online.peatix.com/* インターネット回線で結ぶテレビ会議システム『Zoom』を使用します。 〈お申し込み方法〉WEB予約からチケットをご購入後、URLをメールアドレスにお送りしますので、事前に登録をお済ませください。登録完了後、会場に入るためのURLがメールで届きます。(PCまたはスマートフォンを使って、リアルタイムでご参加いただけます。) タイトル:世界が世界であるとはどういうことか【口上】新型コロナの影響で、リモートワーク化やコンテンツ視聴化が進む。総じて仮想現実化と拡張現実化が僕らの五感を覆う。新型コロナは撲滅が難しい。免疫形成や持続期間も曖昧で、今後十年以上は世界のどこかがロックダウンしている状況になり得るから、尚更だ。少なくとも暫くは、誰もが閉じられていく。部屋に。つまり、仮想現実に。拡張現実に。するとプラットフォーマー(NetflixやZoomや)の特性に人々の感覚が依存していく。だから「開かれる」ことが大切になる。人の集まりに。無機物も含めた自然との接触に。だが新型コロナとの半永久的共存による部分的ロックダウンの常態化があれば難しい。だからデジタルで世界の本物らしさを体験させる試みが増える。人の劣化(言葉の自動機械化・法の奴隷化・損得マシン化)と自然の劣化が進む今、コロナ以前からそうなっていた。例えば自然。自然の本物らしさとは何か。デジタルアーチストのジュリアス・ホルサイスは十年前からそれを探求する。彼は本物らしさを関数で考える。フラクタル関数など複数を組み合わせた3Dアニメーション作成ソフトを公開、本物らしさの再現に努力している。その努力は、森の再現から始まり、都市の再現に向かう。街の街らしさ(宮台用語では「微熱の街」)もバラック的なフラクタル性にあるとされる。彼が再現した都市はとてもアジア的だ。森にせよ都市にせよ確かに微熱を感じる。実際、多くの映画に影響を与えている。******************************だが本物らしさが本物に及ぶか否か議論の余地がある。本物らしさには視覚体験のみならず匂い・手触り・温度・味など五感全てが絡む。それだけではない。本物らしさは記憶の呼び覚ましに関連する。僕らの多くは本物について記憶を持つ。だがここに難しい問題がある。60年代末から70年代にかけての世界初のフィールドレコーディングのシリーズ、アーブ・タイベルのEnvironment全11巻をサブスクリプションで聴ける。第8巻の"The Psychologically Ulitmate Seashore 45rpm"を取り敢えず聴くと良いだろう。凄い。45回転というのは高調波を録音する工夫だが、最近のデジタル録音とはアウラが全く違う。色がある(味でも手触りでもいい)。当時はアナログ録音。機材で言表不能な色がつく。何万通りの機材の組合せから最適な色を選ぶ。デジタルでは「まだ」できない技だ。クリストファー・ノーラン監督は全作品をフィルムで撮る。コダックかフジかアグファかによってトータルな「味」が違う。それがアウラの違いを導く。アウラは全体的なものだ。まだ「いま」はデジタルで再現できない。デジタルによる物理的な忠実再現では届かない。聴覚にせよ視覚にせよ、これは何を意味するのか。アウラとはベンヤミンによれば神性降臨のこと。何かがソレを通じて降臨しているという体験。平たく言えば何かが宿る感覚。僕らはタイベルの作品に、波の音だけでなく、波の音を通じて「世界」を聴いているのだ。だからそこに「世界」が確かにあると感じる。どういうことか。結論的には存在論に関わる。認識論=存在するもの(存在しないもの)をどうすれば認識できるか。存在論=存在する(存在しない)とはどういうことか──とりわけ「世界が在る」とはどういうことか。記憶の呼び覚ましには還元できない。ホルサイスの森や街を見て「本物の森だ・街だ」と感じる者が森や街の体験を持たないことがあり得る。記憶がないのに「確かにこれが森"だったはずshoud have been"」という様相。知らないのに確かに知っていたと感じる事実。ここには謂わば「借り物の記憶」の醸成がある。映画批評家として言えば、深く心に刻まれた映画体験は大抵「借り物の記憶」の醸成を伴う。これがアレゴリー(ベンヤミン)である。「世界=総ゆる全体」を知らない筈なのに「確かに世界はそうなっている」と感じるのである。 【 課題映画 】今回は現実の現実性を問う作品を扱います。皆が現実だと思うものがどれだけ現実なのかを問う作品です。この20年、そうした作品がとても増えているのは御存知でしょう。●が必ず見るべき作品です。●がついていない作品は時間がある場合に御覧下さい。冒頭に示した「同じ系統」の作品を選んであります。◆の3本が中核です。****************************************・グレゴリー・ホブリット監督_オーロラの彼方へ_2000・リチャード・カーチス監督_アバウト・タイム_2013● アリ・フォルマン監督_コングレス未来学会議_2013● オマー・ファスト監督_リメインダー_2015・チャーリー・マクダウェル監督_ザ・ディスカバリー_2017● ベン・C・ルーカス監督_アザーライフ~永遠の一瞬_2017・スティーブン・スピルバーグ監督_レディ・プレイヤー1_2018・ヒスコ・ハルシングほか監督_アンダン(やり直し)~時を超える者_2019● アレックス・ガーラント監督_アナイアレーション_2019● シーロ・ゲーラ総監督_グリーン・フロンティア_2019***************************************以下の3本が中核です。◆グリーン・フロンティア(Netflix)◆アザーライフ(Netflix)◆リメインダー(Amazonプライム)以下の2本はそれらを評価する前提になる作品です。・コングレス(Netflix)・アナイアレーション(Netflix)***************************************●お問い合わせ|好奇心の森「ダーウィンルーム」|営業時間:13:00-18:00 tel:03-6805-2638 mail:darwinroom@me.com|〒155-0032世田谷区代沢5-31-8 |下北沢駅から徒歩5分 Updates tag:peatix.com,2020-04-28 15:41:21 2020-04-28 15:41:21 イベント詳細情報を更新しました。 Diff#562085 Updates tag:peatix.com,2020-04-28 15:40:17 2020-04-28 15:40:17 イベント詳細情報を更新しました。 Diff#562082 Updates tag:peatix.com,2020-04-27 05:54:25 2020-04-27 05:54:25 イベント詳細情報を更新しました。 Diff#560034 Updates tag:peatix.com,2020-04-20 12:23:04 2020-04-20 12:23:04 イベント詳細情報を更新しました。 Diff#553290 Updates tag:peatix.com,2020-04-19 11:59:16 2020-04-19 11:59:16 イベント詳細情報を更新しました。 Diff#552237 Updates tag:peatix.com,2020-04-19 11:58:56 2020-04-19 11:58:56 イベント詳細情報を更新しました。 Diff#552235 Updates tag:peatix.com,2020-04-19 11:57:36 2020-04-19 11:57:36 イベント詳細情報を更新しました。 Diff#552233 Updates tag:peatix.com,2020-04-19 09:52:34 2020-04-19 09:52:34 イベント詳細情報を更新しました。 Diff#552177 Updates tag:peatix.com,2020-04-19 09:19:22 2020-04-19 09:19:22 イベント詳細情報を更新しました。 Diff#552158 Updates tag:peatix.com,2020-04-18 16:47:32 2020-04-18 16:47:32 イベント詳細情報を更新しました。 Diff#551773 Updates tag:peatix.com,2020-04-18 16:45:18 2020-04-18 16:45:18 イベント詳細情報を更新しました。 Diff#551771 Updates tag:peatix.com,2020-04-02 11:48:57 2020-04-02 11:48:57 イベント詳細情報を更新しました。 Diff#540765 Updates tag:peatix.com,2020-04-02 11:47:22 2020-04-02 11:47:22 イベント詳細情報を更新しました。 Diff#540762 Updates tag:peatix.com,2020-03-30 09:12:59 2020-03-30 09:12:59 イベント詳細情報を更新しました。 Diff#539137