【ちくま大学】生誕百年 ジェイン・ジェイコブズの思想と行動 第5回「ジェイコブズ以降の経済学」 | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2019-10-31T09:22:24+09:00 Peatix 筑摩書房 【ちくま大学】生誕百年 ジェイン・ジェイコブズの思想と行動 第5回「ジェイコブズ以降の経済学」 tag:peatix.com,2016:event-145021 2016-05-27T19:00:00JST 2016-05-27T19:00:00JST 公共事業や工場誘致、国の交付金に頼っていては地域の発展はない。それどころかその「副作用」によって、地域自体が死んでしまいかねない。真の豊かさは、それぞれの地域が自らの「らしさ」を利用し、住民の創意を生かした経済活動を行っていかなければ手に入れることができない。いまや常識ともなっているこうした考え方をいち早く唱えたのが、アメリカの在野の思想家ジェイン・ジェイコブズでした。1960年代に大規模再開発により街が「死んで」いく過程を観察したジェイコブズは、街や地域が生み出すダイナミズムに注目し、古今東西の無数の例から、経済が発展・衰退する鍵を探り出してゆきます。その成果は、著書『アメリカ大都市の死と生』『発展する地域 衰退する地域』などにまとめられ、多くの読者に支持されてきました。2016年は、そんなジェイン・ジェイコブズ生誕百年の年。ちくま大学ではそれを記念して、彼女の仕事の意義を、都市計画、経済学、さらには倫理学の観点から、検討してゆきます。講師陣は、塩沢由典氏(理論経済学)、宮崎洋司氏(都市計画)、平尾昌宏氏(倫理学)の3氏。6回の講義と2回のフィールド・ワークを通じて、ジェイコブズの思想を体感していただけることでしょう。第1回 1/22(金) 19:00~20:30「都市思想家としてのジェイコブズ」宮崎洋司フィールド・ワーク(1) 2/6(土) 昼頃 蔵前周辺 塩沢由典・宮崎洋司第2回 2/19(金) 19:00~20:30 「経済思想家としてのジェイコブズ」塩沢由典第3回 3/18(金) 19:00~20:30 「倫理思想家としてのジェイコブズ」平尾昌宏フィールド・ワーク(2) 4/2(土) 昼頃 田園調布→自由が丘 塩沢由典・宮崎洋司   第4回 4/22(金) 19:00~20:30 「ジェイコブズ以後の都市計画」宮崎洋司第5回 5/27(金) 19:00~20:30 「ジェイコブズ以降の経済学」塩沢由典研究レポート提出  6/16(木)頃 ※講義はなし第6回 7/8(金) 19:00~20:30 「研究報告と講師コメント」塩沢由典・宮崎洋司※フィールド・ワークの会は参加費不要です(数百円程度の傷害保険料がかかります)。※フィールド・ワークのみのお申し込みはできません。※購入されたチケットは理由の如何を問わず、取替・変更・キャンセルはできません。ご了承ください。▼講師紹介塩沢由典(しおざわ・よしのり)大坂市立大学名誉教授、前中央大学教授。専門は理論経済学。「複雑系経済学」の提唱者として広く知られる。著書『関西経済論』は、ジェイン・ジェイコブズの経済思想をベースに展開したもの。宮崎洋司(みやざき・ひろし)専門は都市計画。著書に『共同ビル計画論』(1992)、『都市再生の合意形成学』(2008)、『都市の本質とゆくえ/J.ジェイコブズと考える』(共著2011)などがある。立命館大学など多くの大学で講師を務める。平尾昌宏専門は倫理学。著書に『愛とか 正義とか』(2013)、『哲学するための哲学入門――シェリング』(2011)などがあり、現在スピノザの全集の編集に携わっている。立命館大学などで講師を務める。