Town Play Studies 2020 | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2020-05-27T09:10:05+09:00 Peatix GAKU Town Play Studies 2020 tag:peatix.com,2020:event-1445803 2020-05-19T16:00:00JST 2020-05-19T16:00:00JST 都市で遊ぶことは、まちにふれ、その環境の成り立ちを理解することに結びついている。Town Play Studiesは、 <遊び>を都市や空間へアクセスするための直接的な手段として捉え、まちに能動的に関わることから、これからの空間に対する感性、場に関わる積極性、公共性に対する問題意識などを育む。 建築家、クリエイター、アーティストとともに、未来のカルチャーをつくるまちの<遊び>の創造を目指す。スマートフォン、人感センサー、AI、VRやARといった現代のテクノロジーは、都市での行為や、空間と人間の関係を再定義しつつあります。この新しい都市と空間、そして人間の間に生まれる関係を理解し、アプローチすることが、新しい都市デザイン、建築分野で求められています。その中で、<遊び>は、単なる気晴らし以上の、都市での体験をより豊かで、主体的なものとするための行為として再評価されています。遊びを通して、人と空間の相互作用=インタラクションを生み出し、新しい空間の可能性を探る。それは空間をデザインする上での根源的な行為であるとともに、未来の都市を生み出すための重要なキーになります。これまで培われてきた建築や都市に関する知識をベースとしつつ、都市空間の中での実践を通じて、未来の都市デザイナー、アーキテクトに向けた学びのオルタナティブを提供します。 <前半>デモ・プレイ1:フィジカル・ディメンション部屋を測る時、普段使うメジャー(数値)を用いず、自らの身体のみで空間を測る。空間の把握の仕方や、物の見方をもっと身近に感じられるように、指・腕・脚などの身体を使って部屋や距離を測ることを試みる。2:センシング・ビンゴ都市の中の見えない環境を見る。まち歩きをして、場所場所の照度や表面温度をセンサリングし、その数値でビンゴゲームをする。3:ダンボール・パーソナルスペースものと人のサイズを架橋するものさしであるダンボール箱。ダンボール箱を片手にまちに繰り出し、即興的・身体的に、自分だけのパーソナルスペースを見つけ出す。4:現代都市物件採集都市はあまりに複雑で、その価値を語るために客観性は必要としない。超主観的にまちを歩き、眺め、分析し、エッセイ、リサーチ、マップ、写真、ポエム、マンガなどで表現する。5:ゲーム・ウォーク人に働きかけ、誘い込んでしまう楽しさを、まちに仕掛けることは可能なのか。普段見慣れているツールを使い、普段人が歩き抜ける場所に、どれだけの人がインタラクションしていくのか。ゲームを通してまちに仕掛けていく。 <後半>プロジェクト演習デモ・プレイからの経験や学びを踏まえて、渋谷パルコに新しい遊び(人と空間のインタラクション)をデザインし、インストールします。空間の特徴を読み取る力やデザイン力に加え、それを実際に実行するプロセスの中で社会と向き合い、架空のプロジェクトでは得ることの難しいリアルなデザイン経験の獲得を目指します。企画から担当者との打ち合わせ、準備までを授業内で実施するプロジェクト型の授業です。 授業日程2020.05.19 TUE 16:30~18:00 01:フィジカル・ディメンション2020.06.02 TUE 16:30~18:00 02:センシング・ビンゴ2020.06.16 TUE 16:30~18:00 03:ダンボール・パーソナルスペース2020.06.30 TUE 16:30~18:00 04:現代都市物件採集2020.07.14 TUE 16:30~18:00 05:ゲーム・ウォーク2020.07.28 TUE 16:30~18:00 06:プロジェクト演習12020.08.11 TUE 15:00~18:00 07:プロジェクト演習22020.08.25 TUE 15:00~18:00 08:プロジェクト演習32020.09.08 TUE 16:30~18:00 09:プロジェクト演習42020.09.22 TUE 13:30~16:00 10:プロジェクト演習52020.09.22 TUE 16:30~18:00 11:遊びのドキュメンテーションをつくる授業料:80,000円(税抜)定員:20名講師紹介海法圭 KAIHOH KEI1982年生まれ。2007年東京大学大学院工学系研究科建築学専攻修士課程修了。2010年海法圭建築設計事務所設立。人間の身の回りの環境と、人知を超えた環境や現象などとの接点をデザインすることをテーマに、壮大でヴィジョナリーな構想から住宅やプロダクトの設計まで、スケールを横断した幅広い提案を行う。川勝真一 KAWAKATSU SHINICHI1983年生まれ。2008年京都工芸繊維大学大学院建築設計学専攻修了。2008 年に建築的領域の可能性をリサーチするプロジェクト RADを設立し、建築の展覧会キュレーション、市民参加型の改修ワークショップの企画運営、レクチャーイベントの実施、行政への都市利用提案などの実践を通じた、 建築と社会の関わり方、そして建築家の役割についてのリサーチをおこなっている。津川恵理 TSUGAWA ERI2013年京都工芸繊維大学Erwin Viray研卒業。2015年早稲田大学院古谷誠章研究室修了。2015-2018年組織設計事務所勤務。2018-2019年文化庁新進芸術家海外研修員としてDiller Scofidio+Renfro (NY)勤務。神戸市三ノ宮駅前広場の設計や150メートルに渡る商店街で行った都市実験などに従事。公共性の高い場所における建築家ならではの新しいデザインアプローチを探っている。授業内容に関するお問い合わせTOWN PLAY STUDIES事務局townplaystudies@gmail.com