2016年1月 定例会&参加型ワークショップ | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2019-10-31T09:15:54+09:00 Peatix 日本マインドフルライフ協会 2016年1月 定例会&参加型ワークショップ tag:peatix.com,2016:event-143871 2016-01-23T13:30:00JST 2016-01-23T13:30:00JST -----------------------------------------------------------------------日程:平成:1月23日(土)13:30~17:00(13時開場) 場所:早稲田大学(早稲田キャンパス 7号館 419教室) 料金:第1部 13:30~15:00 定例会(一般 3,000円/会員 1,500円)   第2部 15:20~17:00 参加型ワークショップ(一般 2,000円/会員 1,000円)※当日、正会員にならと、月割により本来6,000円が1,500円になります。それにより、第一部と第二部の参加費は、5,000円→が2,500円になり、お得です。※17時終了後、希望者で懇親会(3,000円程度)を予定しています。------------------------------------------------------------------------<進め方> 参加された方同志でのディスカッションや、それらを皆さんでシェアする時間を持とう、ということになりました。 <準備>・グループ分け ・グループ内の自己紹介・グループ内の司会者、書記選び   【第一部 定例会】13:30~15:00 講師:中村俊先生 1947年浜松市生まれ。神奈川県立湘南高校から東京大学理学部生物化学科に入学。理学博士。京都大学霊長類研究所高橋健治教授、東京大学医科学研 究所上代淑人教授、アメリカコーネル大学ラッカー教授に師事。国立精神・神経センター神経研究所部長をへて東京農工大学工学研究院教授。現在、同名誉教 授、国立精神・神経医療研究センター知的障害研究部客員研究員。株式会社コルラボ(行動解析による情動評価法・環境制御法開発)代表取締役。  近著『感情の脳科学』 http://www.amazon.co.jp/dp/4864591792 脳科学者として動物と人の「発達」に関わる基礎研究を大事にするとともに、生活者が困っている具体的な課題に、それらをどう活かせるか、というテーマに果敢に挑戦しつづける。 震災と原発に被害にあった福島の復興に向けて、定期的に現地に通い、科学者としての支援をつづける熱い思いをもった温厚なジェントルマン。  「子どもという自然に向き合うための脳科学からの提案」 <趣旨(講師からのメッセージ)> 子育て世代の方も、一段落ついた方も子育ては大変だけれども、楽しいことも多いのではないでしょうか? 命を育てるのはワクワクする体験ですが、手こずることが多いのも確かです。子どもは太古と変わらず自然のままに生まれてきます。 親は、特定の文化にどっぷり浸っています。自然と文化がぶつかるのだから簡単ではありません。 命はそれ自体の 力で育ちます。育ちには生命の理屈があります。 脳の発達も同様です。親たちは命の調べを聞き取る力が弱くなっていて自分の規範を押し付けがちです。遺伝子も大切ですが、環境はもっと大事です。 遺伝子を変えることはできませんが、環境は大人の責任で変えることができます。では、どのような環境であれば脳はいきいきと本来の自然の力を現すのでしょうか。 最近の脳科学の成果をご紹介しながら、子どもという自然に向き合う大人たちのあり方を皆様と一緒に考えてみたいと思います。   ●当日は、下記の論点を中心に、お話いただきます。  ・子供は生命そのものとして生まれてくるが、親のほうは文明化している。・子どもという自然=生命と人口文明出会いが子育ての難しさ。 ・生命には発達の順序がある。人間が文明化し、非自然を担っている。・赤ん坊は、親に依存しなければ生きられないので、まちがった親でもその親に合わせる。 ・幼少期の虐待は長期に影響する。 ・脳の発達から見ても、知育だけを幼少期に行うのは百害あって一利なし。 ・心と身体が乖離すると、遺伝子が発現することを抑制する(エピジェネティクスの研究から)。・感情(情操)と身体の関係の再構築に取り組む必要がある。 <進め方>   1時間程度のご講演が終わった後、30分ほど、各グループでディスカッションを行いますます。話し合われた内容を司会者役が書記役のメモを見乍ら、全体でシェアをしながら、中村博士から、コメントを戴きます。   【第二部 参加型ワークショップ】15:20~17:00  「子どもと大人の「あいだ」に育む新しいコミュニケーションと文化」    各演題の発表を10分程度行った後、コメンテーターからの感想や意見を受けた後、各グループでのディスカッションと全体シェアを10分間ほど行い、中村先生からコメントをもらいたいと思います。 ※先日の第2報のご案内では4演題を予定していましたが、参加された皆さんの間で、じっくりとディスカッションをしていただくため、1つ演題を減らしましたこと、ご容赦ください。これについては、別の機会を設ける予定です。  1.心の声を聴く 子育てで掴んだ個と家族の充実感   足立さとみ さん (「リスニング・ママ プロジェクト」スタッフ(3歳と5歳の男児の子育て中)http://lis-mom.jimdo.com/ 仕事をしながら子育てをしていると、夫と子育てを分担しながら、平日は短い時間で、あれこれとするべきことに追われます。濃厚な子どもと の関係を構築するには、自分と子どもの気持ちにしっかりと気づくこと。そうすると、子どもとの会話が、「今」取り組むことにウエイトが高くなります。子育 て自体がマインドフルネスの訓練になっているようです。 このような日々から得た育児の楽しさを体験してもらえたらと、子育てで孤立しているママ達から、「20分間、お話を聞く」というプロジェクトを立ち上げました。そこから見えてきたことを、お話してみたいと思います。 → コメンテーター:高木利弘さん  スティーブ・ジョブズの伝道者、前回の公開講演会の講師  クーロン株式会社 取締役 メディア・コミュニケーション部長http://www.quelon.co.jp/about-us/  「ディスカッションで世界を変える手助けをする」 2.「子育てママ応援サイトベビカムでの18年間の活動から見えてきた現代子育て事情」 安西正育さん  (ベビカム http://www.babycome.ne.jp/ 創始者   株式会社デジタルブティック CEO  ←代表ご挨拶)http://www.digitalboutique.jp/about/ceo.html   ベビカムのコミュニティでは、みなさんからのさまざまな声を直接聞くことによっても、今何に悩んでいるのか、何が必要とされているのかを受け止め、妊娠・出産・育児に関する役立つ情報を、インターネット・雑誌・イベントなどを通じて、継続的に提供し続けています。   赤ちゃんが欲しいと思っている人、妊娠している人、子育てをしている人、そしてその家族など、妊娠・出産・育児に関して、少しでも不安や悩みをお持ちの方々の「不安を楽しみに変えていく」ことを使命として、これまで運営してきました。  そんな中で、正直に自分を出せるというネットの特性もあり、思いもよらなかった実態が見えてきました。また、これらは時代によって変化しています。当日は、それらを皆様にお示しし、お話合いのお役に活かしていただければと思います。→ コメンテーター:風間洋子さん(医療機関で働く精神保健福祉士・子育て中のママ) 3 「子どもで「一番大切なもの」って何でしょう?」 福田京子さん  (NPO法人 マイセラ・ジャパン http://www.maisera-japan.org/ 副理事長、フィールドクリエーター)    カウンセリングを通して感じることは、課題を抱える方の多くが、必ず突き当たるのが、小さかった頃の親との関係です。子育てや親子関係の課題は、 誰もが目を剃らすことが出来ない問題です。親としては教育のつもりでも、子どもからすれば・・・、ということがあります。大人になっても、子どもであった 自分と親の関係を再構築してみませんか。      → コメンテーター 佐藤修一さん(学習院大学大学院で臨床心理学を研究中。昨年の夏、ティックナットハン老師が主宰するPlum Villageのリトリート、およびOxford Mindfulness Centreにてマインドフルネス心理療法の研修に参加)   ◇総合コメンテーター 中村 俊 博士 ◇まとめ(武田吉康 理事長) これらの話題と討議により、「発達支援」の観点から、前回の公開講演会で高木利弘さんが提示された「コミュニケーション・デザイン」の再設計という問題意識も継承したいと思います。それによって、単に子育てのノウハウに留まらず、「マインドフルな社会をつくる」という大きな目標を以って、子育てが終わった人、子供がいない人も、それぞれが、自分に何が出来るか、すべきかという観点から、課題を具体化していきましょう なお、今回も、登壇される方々による予告編の動画を撮影しました。5分程度です。ぜひご欄ください。-------------------------------------------------------------------------------------第一部 https://youtu.be/tfkyDC4xoVs第二部   https://youtu.be/h_xbNkuRhO4-------------------------------------------------------------------------------------  お申し込みは、こちらから。 ⇒【日本マインドフルライフ協会】2016年1月 定例会&参加型ワークショップ ※事前に正会員にご登録いただけると会員価格でご参加いただいけます。(また当日、正会員になっていただくこともできます)→ 会員登録 ※正会員には、当該年度の過去の定例会等を動画で閲覧できるほかの特典があり、参加費もその日より、正会員の価格となります。 以上