『ときはててのち』4th | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2020-03-02T08:51:34+09:00 Peatix 劇団血パンダ 『ときはててのち』4th tag:peatix.com,2020:event-1416422 2020-02-23T16:00:00JST 2020-02-23T16:00:00JST 時間の流れと空間の連続性がいい加減になって、文明社会が軽く崩壊した後。人がどうにか暮らせるまでに混乱からは抜け出していたものの、空は時折大きな幻で満ち、ちょっとした距離を移動しただけで、いつのまにか全く違う大陸に移動していたり、時間の流れが人によってバラバラなせいで、人の行動は大きく制限されており、社会の構造も現在とは違う形で営まれている。平均的な人の移動経路を開拓するため、ひたすら移動し移動記録を採取し続ける「ロガー」と呼ばれる旅人たち。移動の中継地点になる場所では自然に宿ができ、ある程度の範囲で空間移動が起きなかったり、時空のズレが完全にパターン化されている様な場所には、小規模の街もできていた。ある日、なんでもない小さな宿で。それまでの泊り客がすっかりチェックアウトして間もなく、一人のロガーが到着して、それまで誰も経験したことのない、ちょっとしたことが起こる。宿のスタッフは、空の幻を見てばかりの女主人。宿の業務を真面目にこなす青年。何故か英語で話すシェフの三人。地味な現代口語劇を上演し続ける血パンダが、初めてのSFに挑んでみたけれど、やっぱり口語劇のスタイルは崩れようがなかった。劇中で流れるラジオ番組は、血パンダYoutubeチャンネルにて、同時生配信。もちろん、演劇を見ていたら、ラジオがしっかり聞けた気になるかはとてつもなく怪しいストロングスタイル。予め全ての出来事を把握できない様に準備された時間をどうぞ。作・演出 仲 悟志出演金澤 一彦こしばたくみ(劇団ふだい)田林 甫奈美(フリー)長澤 泰子平岡 麻子二上 満