連続トークイベント「ITエンジニア異業種10番勝負」#4《ユーザーインターフェイス vs 書店》 | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2021-11-15T10:49:55+09:00 Peatix 苦楽堂 石井伸介 連続トークイベント「ITエンジニア異業種10番勝負」#4《ユーザーインターフェイス vs 書店》 tag:peatix.com,2020:event-1407650 2020-01-25T16:00:00JST 2020-01-25T16:00:00JST ●連続トークイベント概要要件定義、プロジェクトマネジメント、仕様変更、チームワーク、客先常駐……若手ITエンジニアが日々直面する仕事の悩みごと。関西で働くさまざまな職種のプロフェッショナル、その「ことば」から解決のヒントを学ぶ全10回(予定)の対談シリーズ。ふだん出会う機会が少ない「異業種のしごとの話」は若きエンジニアの皆さんの視野を広げ、将来のお仕事をする際の手がかりをプレゼントしてくれると思うのです、はい。●第4回「ユーザーインターフェイス vs 書店」概要日々の仕事からプライベートな買い物まで、エンドユーザー=お客さんには「自分がほしいもの」「自分がしたいこと」があります。そんなお客さんを適切に《目的地》へとご案内するのはけっこう難しい。「お客さんのほうがその分野に詳しい(とお客さん自身は思っている)」「でも、そんなお客さんが気づいていないことを気づかせるしかけが要る」「お客さんにもいろんな人がいるから《多くの人に使いやすいもの》を用意しなくてはいけない」「ぼんやりしたニーズでやってくるお客さんも《目的地》に導くしくみをつくらなくてはいけない」……。お客さんを迷わせず(そして気づかせる)ユーザーインターフェイスづくりは、若手ITエンジニアをけっこう悩ませます。この「ユーザーインターフェイスづくり」は、何かに似ているのです。そう、書店という場所に。当日の講師・福嶋聡さんは、京都、仙台、池袋、大阪とジュンク堂の新店立ち上げに長く携わってこられた「書店づくりのベテラン」です。ワンフロア型からビル階層型店舗まで、条件が異なる環境下で(地域ごとのお客さんの属性の違いも捉えつつ)さまざまな「その店ごとのインターフェイス」をつくってこられた方です。平らに積んである本、棚で表紙が見えるように置いてある本、背表紙しか見えないささっている本、なぜそれぞれ違うのか。《目的地》以外の本が目に入って気になるのはなぜか。書店という空間の「ユーザーインターフェイスのつくり方」の難しさ、そして面白さをたっぷりと伺います。かつて神戸にあった日本最初の大型専門書書店「ジュンク堂書店サンパル店」時代のお話も、ぜひ。●講師プロフィール福嶋 聡(ふくしま・あきら)さん1959年、兵庫県生まれ。京都大学文学部哲学科卒。1982年、ジュンク堂書店入社。同年開業の大型専門書店「サンパル店(神戸)」に6年勤務ののち、88年の京都店立ち上げから10年間勤務。仙台店(店長)、池袋本店(副店長)、大阪本店(店長)を経て、2009年7月より難波店店長。75年〜87年、劇団神戸にて俳優・演出家として活躍。著作に『書店人のしごと』(三一書房、91年)、『書店人のこころ』(三一書房、97年)、『劇場としての書店』(新評論、2002年)、『希望の書店論』(人文書院、07年)、『紙の本は、滅びない』(ポプラ社、13年)、『書店と民主主義』(人文書院、16年)ほか。<br>●[聞き手]福田和代(ふくだ・かずよ)さんミステリー作家、デジタル・ケイブ代表。19年間のシステムエンジニア生活を経て、航空謀略サスペンス小説『ヴィズ・ゼロ』(青心社)にてデビュー。当シリーズでは、元システムエンジニアとしての体験と、取材大好きな作家の好奇心を最大限に生かして、皆様からお話をうかがいます。