いちにち入門 第3回【漆器】 | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2020-08-20T09:55:49+09:00 Peatix BUKATSUDO いちにち入門 第3回【漆器】 tag:peatix.com,2020:event-1402564 2020-01-25T12:00:00JST 2020-01-25T12:00:00JST 実は気になっていたこと、いまさら聞けない…と思っていたこと、知るとくらしがちょっと豊かになりそうなこと……そんないろいろに、まずは「いちにち入門」してみよう!という講座シリーズ。毎回多様なテーマをピックアップし、用途さまざまなBUKATSUDOのスペースを活用して、座学+実践で楽しく学べる講座を展開していきます。  *** 第3回は「漆器」に挑戦!木でつくられた器に、自然が生み出した天然塗料である漆を丁寧に塗り重ねた「漆器」は、古く縄文時代から、日本の人々の暮らしに用いられてきました。しかし現代では、生活の西洋化やプラスチック等の安価な素材の台頭により、漆器に対して「伝統的で敷居が高く、扱いづらいものでは……」という感覚を持つ人も多くなってきました。お正月やお祝い事などのおめでたいときだけ戸棚の奥の桐箱から恭しく取り出す、という方もいらっしゃるかもしれませんが、木のぬくもりと漆の優しい肌触りを感じられる漆器は、日々使い込むことで味わいが増し、塗り直せば次の世代へと受け継いでいくことができるものなのです。今回は、漆の伝道師として、福島・会津若松を拠点に漆器の企画・販売や工房ガイドツアーの運営に取り組む「漆とロック」の代表・貝沼航さんをお招きし、漆器の歴史や素材のお話、扱い方などの基礎知識を教わった後、実際に漆器を使って食事をする体験をしていただきます。会津での漆の木の植栽活動にも取り組む「漆とロック」は、漆器本来の良さを真っ直ぐに引き出した「めぐる」というブランドを展開中。約1年をかけ、手間ひまを惜しまずに丁寧につくられる「めぐる」は、素材となる国産の漆や木材(トチノキ)を守り、季節のサイクルに則したものづくりを保つ仕組みを取り入れています。伝統を守っていくことだけでなく、自然の長い時間に寄り添い、地球に負担をかけないものづくりへの深い想いも、貝沼さんからお聞きできることでしょう。https://meguru-urushi.com/またお食事では、「いちにち入門」第1回(2019年9月開催)で体験した、日本の伝統料理「すりながし」とごはんを召し上がっていただく予定です。2020年のはじまり。「漆器」に“いちにち入門”して、これからの食と暮らしを考えてみませんか?【日程】1/25(土)12:00〜14:30【持ち物】筆記用具【参加費】4,400円(税込)【定員】20名 【講師】貝沼航(漆とロック株式会社 代表)1980年福島県福島市生まれ。学生時代はバンドとインドに明け暮れる。東京の大学を卒業後、会津若松市に移住。サラリーマンをしていた24歳の時に、工芸の工房を訪れたことが転機となる。そこで見た日本の職人たちの姿に信念に忠実な「ロックな魂」を感じて心惹かれる。その光景が忘れられず、翌年会社を辞めて起業。2011年、震災を期にこれまでの便利な暮らしの脆さを痛感し、自然と共生する暮らしのあり方を取り戻していきたいと考えるようになる。その中で、縄文時代から日本人が森を育て作ってきた「漆器」という存在の価値に改めて気付かされるようになる。数年かけて「漆の器とは何か」を自分の中で哲学していく時間を作った後、現在の活動を開始する。漆の森の再生活動に取り組むNPOの副代表も務める。漆と人を繋ぐコミュニケーター(伝道師)として、全国をまわり漆器のある暮らしの豊かさについて講演やイベントも行っている。https://www.urushirocks.com/  【企画協力】すりながし協会 https://www.surinagashi.net/【場所】BUKATSUDO※BUKATSUDOへのアクセスは少し分かりづらくなっています。こちらをご参考のうえ、現地までお越しください。http://bukatsu-do.jp/access.html