『売野機子がフランス映画から感じた「人を描く豊かさ」 〜アサイヤス、ガレル、ヴァルダへのまなざし〜』 | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2019-12-10T08:45:36+09:00 Peatix CINRA 『売野機子がフランス映画から感じた「人を描く豊かさ」 〜アサイヤス、ガレル、ヴァルダへのまなざし〜』 tag:peatix.com,2019:event-1386576 2019-12-02T19:30:00JST 2019-12-02T19:30:00JST この冬、注目のフランス映画が目白押し。中でも渋谷ではBunkamuraル・シネマで、12月13日(金)よりルイ・ガレル監督作品『パリの恋人たち』、翌週20日(金)からはオリヴィエ・アサイヤス監督作品『冬時間のパリ』の上映がスタート、翌21日(土)からはシアター・イメージフォーラムで“アニエス・ヴァルダをもっと知るための3本の映画”と題し、ヴァルダの新旧3作品を上映する特集が始まる。その3つの上映に向けて渋谷ヒカリエ 8F MADOにて、トークイベントを開催。ゲストは、2009年「薔薇だって書けるよ」でデビュー、そして最新作の「ルポタージュ」が話題沸騰の漫画家・売野機子。WEBメディア「she is」編集長の野村由芽を聞き手に、3作品の見どころを語る。フランス映画をこよなく愛する売野氏の視点から紐解く、3世代のフランス映画監督の作品に通ずる「人を描く豊かさ」とは。○詳細・日程:12月2日(月)OPEN:19:00 START:19:30(~20:30)・会場:MADO(渋谷ヒカリエ8F)・登壇:売野機子(漫画家)、野村由芽(司会)・定員:30名・入場料:1000円(税込)◯登壇者売野機子(うりの きこ)漫画家。東京都出身。1985年9月9日生まれ。2009年10 月、「楽園 Le Paradis」第1号(白泉社)にて、「薔薇だって書けるよ」「日曜日に自殺」の2本同時掲載でデビュー。著書に『ロンリープラネット』(講談社)、『MAMA』全6巻(新潮社)、『かんぺきな街』(新書館 )、『売野機子のハート・ビート』(祥伝社 第21回文化庁メディア芸術祭 マンガ部門 審査員推薦作品)、『ルポルタージュ』全3巻 (幻冬舎コミックス)、『ルポルタージュ - 追悼記事 -』全3巻(講談社)など。 野村由芽(のむら ゆめ)1986年生まれ。編集者。カルチャーメディア『CINRA.NET』においてクリエイターやアーティストの取材・編集、アジアのバイリンガルシティガイド『HereNow』の東京キュレーターなどを務め、2017年に『自分らしく生きる女性を祝福するライフ&カルチャーコミュニティ“She is”』を立ち上げ、編集長に就任。<作品概要>『パリの恋人たち』ジャーナリストの青年アベルは、3年間同棲したマリアンヌから妊娠を告げられ喜ぶが、それもつかの間、父親は友人のポールであることから別れを切り出される。数年後、ポールの葬儀でアベルはマリアンヌと再会。同時にポールの妹エヴからも思いを告白される。ふたりの女性と、さらにマリアンヌの美しい息子にも翻弄され。。。…普段着のパリを舞台に、本当の気持ちを素直に表せない、不器用な男と女の揺れる関係を短編小説のように描いた大人のラブストーリー。監督:ルイ・ガレル 出演:ルイ・ガレル、レティシア・カスタ、リリー=ローズ・デップ、ジョゼフ・エンゲル12月13日(金)より、Bunkamura ル・シネマほか全国順次公開 配給:サンリス (c)Why Not Productions『冬時間のパリ』敏腕編集者のアランは電子書籍ブームが押し寄せる中、なんとか時代に順応しようと努力していた。そんな中、作家で友人のレオナールから、不倫をテーマにした新作の相談を受ける。内心、彼の作風を古臭いと感じているアランだが、女優の妻・セレナの意見は正反対だった。そもそも最近、二人の仲は上手くいっていない。アランは年下のアシスタントと不倫中で、セレナの方もレオナールと秘密の関係を結んでいる。時の流れと共に、変わりゆくもの、変わらないもの――それは何? 冬のパリを舞台に、2組の夫婦の愛の行方をフランスの名匠が洒脱に描く、迷える大人達のラブストーリー。監督・脚本:オリヴィエ・アサイヤス 出演:ジュリエット・ビノシュ、ギヨーム・カネ、ヴァンサン・マケーニュ12月20日(金)より、Bunkamura ル・シネマほか全国順次公開配給:トランスフォーマー (c)CG CINEMA / ARTE FRANCE CINEMA / VORTEX SUTRA / PLAYTIME特集上映「アニエス・ヴァルダをもっと知るための3本の映画」2019年3月29日、映画史にその名を刻む女性監督アニエス・ヴァルダがパリの自宅で息を引き取った。享年90歳。前月ベルリン国際映画祭の公式上映で元気な姿を見せたばかりで、突然の訃報だった。遺作となった『アニエスによるヴァルダ』は、60年以上に及ぶ創作の歴史を、自ら語り尽くすセルフ・ポートレイト。そのチャーミングな人柄と、時代をけん引してきた力強さに心揺さぶられるドキュメンタリーだ。本作の公開に際して、ヌーヴェル・ヴァーグ誕生前夜の伝説的劇映画デビュー作『ラ・ポワント・クールト』、事務所兼自宅を構えるパリ14区の商店街を点描したドキュメンタリーの傑作『ダゲール街の人々』も本邦初公開となる。『アニエスによるヴァルダ』(2019 / 監督:アニエス・ヴァルダ) | 『ラ・ポワント・クールト』(1954 / 監督・脚本:アニエス・ヴァルダ 編集:アラン・レネ 出演:フィリップ・ノワレ、シルヴィア・モンフォール) | 『ダゲール街の人々』(1975 / 監督:アニエス・ヴァルダ)12月21日(土)より、シアター・イメージフォーラムほか全国順次公開  配給:ザジフィルムズ les créatures - marilou parolini (c) varda estate