稀人アカデミアvol.9【世界大会で銅賞を獲得したチーズ職人に聞きたい。逆境でもくじけないための思考法】 チーズ職人・柴田千代×稀人ハンター・川内イオ | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2021-11-15T10:47:23+09:00 Peatix amu(あむ) 稀人アカデミアvol.9【世界大会で銅賞を獲得したチーズ職人に聞きたい。逆境でもくじけないための思考法】 チーズ職人・柴田千代×稀人ハンター・川内イオ tag:peatix.com,2019:event-1380604 2019-12-03T19:00:00JST 2019-12-03T19:00:00JST 規格外の稀な人を追って日本全国を駆け巡る稀人ハンター・川内イオが、仕事と生き方の多様性を世に広めるためにスタートした「稀人アカデミア」。今回は、今年10月にイタリアで開催されたチーズの世界大会「World Cheese Awards 2019」で、日本人女性職人として初めて銅賞を獲得したチーズ職人、柴田千代さんをゲストにお迎えします。 柴田さんは、千葉の大多喜町で「チーズ工房【千】sen」をひとりで営んでいます。古民家をリノベーションした小さな工房から生み出されるチーズは、「第11回ALL JAPANナチュラルチーズコンテスト」(2017)で最高賞にあたる農林水産大臣賞に輝きました。そして前述したように、今年10月にイタリアで開催されたチーズの世界大会「World Cheese Awards 2019」では、世界6大陸42ヵ国からエントリーされたチーズ3804個の出品数のなかかから、日本人女性職人として初めて銅賞を獲得しました。今年8月には人気番組『情熱大陸』にも登場し、まさに日本を代表するチーズ職人として活躍する柴田さんですが、その歩みは決して順風満帆ではありませんでした。北海道での修業時代は、月給3万円、休日は月に2日。フランスでの修業を終えて帰国したら、雇ってくれるところなし。「チーズ工房を始めるには、3000万円必要」と言われるなか、予算は300万円。2014年12月に工房をオープンした時、「3年以内に必ず日本一を獲ります」と宣言したら、爆笑された。今年の世界大会の前には、千葉を襲った大型台風で被災。このように強烈な逆風が吹きつけるなか、柴田さんはユニークなアイデアと行動力で次々と壁を突破していきました。今回は、柴田さんならではの取り組みの背景や女性職人のポテンシャルについて伺いますが、最も柴田さんに聞きたいのは、以前に川内イオさんが取材させてもらった際に感じた、圧倒的にポジティブな思考の理由です。そこには、「チーズ」や「職人」という枠に収まらない、誰にとっても糧になるヒントがあると思います。 『情熱大陸』をご覧になった方は、テレビからでも柴田さんの熱い想いとパワーを感じたことと思います。ぜひ、柴田さんのナマの言葉を聞き、彼女が心血を注ぐチーズを味わってください。貴重なチーズの試食と販売もあります。(※購入できるのは参加者限定です)。【登壇者】 柴田千代(しばた ちよ)チーズ工房【千】sen 店主。千葉県富里市出身。エアフランス航空の整備士だった父に連れられ、小学校2年生で初渡仏。チーズのおいしさに感激する。18歳でチーズ職人を志し、大学卒業後は北海道とフランスでの修行。2014年、大多喜にチーズ工房【千】senを開く。営業は毎月第一日曜日の11 時~17 時。 川内 イオ(かわうち いお) 1979年、千葉生まれ。ジャンルを問わず「規格外の稀な人」を追う稀人ハンター。大学卒業後の2002年、広告代理店に就職するも9ヶ月で退職し、03年よりフリーライターに。06年、バルセロナに移住し、ライターをしながらラテンの生活に浸る。10年に帰国後、2誌の編集部を経て再びフリーランスに。現在は稀人ハンターとして多数のメディアに寄稿するほか、イベント企画も手掛ける。近著に『農業新時代 ネクストファーマーズの挑戦』。