アリスとボブ side story 001 | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2015-10-14T03:19:43+09:00 Peatix アリスとボブ アリスとボブ side story 001 tag:peatix.com,2011:event-1368 2011-10-09T10:00:00JST 2011-10-09T10:00:00JST 【概要】「アリスとボブ」のサイドストーリーです。【チケットの種類】チケットA(¥5,000):少人数向け。1枚で最大3人までご参加頂けます。チケットB(¥8,000):大人数向け。1枚で最大5人までご参加頂けます。チケットC(¥3,000):カップル向け。男女ペアでご参加頂けます。【あらすじ】1948年、夏。戦争が終わって3年を迎える日本に、今年も蝉の音が聞こえてきた。戦後には特徴的な場面がいくつかあった。木材で作られた移動式の屋台、焼け残った廃材でできたテナント、ゴザを敷いただけの店。そこには生活に必要なものや食糧は一通りあったが、べらぼうに高い。違法商店街、闇市。多くの人がその場所を行き交っていたが、その目は皆ギラギラしており「活気にあふれる」というものではなかった。どうしようもない表情を見せながら店をうろつき、けっして清潔とは言えない「商品」を、それでも生きるために必死な人々は買った。日暮らしが集まるこの商店街にも、闇市を裏で仕切っていた的屋はがっぽり儲けていた。地代は、高かった。別のある場所では米軍に群がる子供達の姿があった。腹が減り食べるものがない子供たちはジープに乗った米軍兵士たちに呪文を唱えていた。その意味も知らずに、ただただ空腹を満たすためにギラギラさせながら。「ぎぶみーちょこれーと」「ぎぶみー」「ぎぶみー」「ハーイチルドレン、ハハ、オーケーオーケー」米軍兵士たちは笑いながら、時おりチョコレートやチューインガムを子供達に投げていた。子供達にとって呪文の意味はなんでも良かった。その呪文を口にすることでお菓子が貰えるのだ。それ以上、その呪文がなんなのか考える必要なんてない。そんな光景を見ていた初老の男がいた。「甘味か・・・」初老の男は一言だけつぶやくと、夕日に染まる遠くにある建物を見つめた。緑色で大きく、屋根には米軍人が寝泊まりしている要塞が見えた―【留意事項】※この興行は複数のチケット体系があります。お気をつけ下さい。※集合場所は神宮橋です。(JR原宿駅表参道口から徒歩1分。)※受付は開始の15分前です。早めにお越し下さい。※18歳未満の方はご参加いただけません。※一回のゲームは集合から解散まで、約1時間半〜2時間となります。※本編とは異なるアクティビティが含まれる可能性があります。本編とは別の興行としてお考え下さい。※チケット購入に関するお問い合わせは info@alicebob.jp までご連絡下さい。