第43回日本集中治療医学会学術集会ハンズオンセミナー #1.ベッドサイド心エコー「FOCUSを使いこなす」 | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2021-11-15T09:02:55+09:00 Peatix 第43回JSICMハンズオンセミナー 第43回日本集中治療医学会学術集会ハンズオンセミナー #1.ベッドサイド心エコー「FOCUSを使いこなす」 tag:peatix.com,2016:event-134437 2016-02-11T08:30:00JST 2016-02-11T08:30:00JST 1.ベッドサイド心エコー「FOCUSを使いこなす」 心エコーと言えば循環器領域に特化した専門性イメージが強かったが、最近はクリティカルケア領域における評価法が確立され、ベッドサイドで治療目的型あるいは目標指向型に行う心エコーが汎用されてきている。基本レベルのクリティカルケア心エコー(basic critical care echocardiography: CCE)はすべての救急医・集中治療医が習得すべきと勧告されている。Basic CCEでは循環器領域における詳細な評価法とは異なり、目標指向型で定性的に左室、右室、心嚢、下大静脈を観察し、治療に即決した判断をくだす評価法である。この方法はFOCUS (focused echocardiography)とも呼ばれ、重症患者の病態把握、治療方針の決定、治療効果モニタリングにおいて威力を発揮している。Basic-level CCEに求められる病態として、高度な循環血液量減少、左室不全、右室不全、心タンポナーデ等があげられている。これらの把握のために、基本構造、左室の大きさ・収縮能、左室壁運動異常、右室大きさ・収縮能、心タンポナーデの有無、下大静脈径等を評価する。次のステップであるadvanced CCEは包括的な血行動態の評価やモニタリングを行うものであり、輸液反応性、左室および右室パフォーマンス、左室充満圧等を評価する。本ハンズオンは、ベッドサイド心エコーを習得、つまり目標指向で診断、治療に即決したbasic-level CCEを自ら記録し評価できること、さらにはadvanced CCEの評価法を学ぶことを到達目標として企画した。 【開催概要】 開催日:2月11日(木)8:30-12:00会 場:神戸ポートピアホテル 本館B1F「布引」 コーディネーター(予定): 山本 剛(日本医科大学付属病院 心臓血管集中治療科) インストラクター(予定): 田原良雄(国立循環器病研究センター心臓血管内科)、西山 慶(国立病院機構京都医療センター救命救急センター)、時田祐吉(日本医科大学 循環器内科)、泉 佑樹(日本医科大学 循環器内科)、鵜木 崇(国立病院機構 京都医療センター 循環器内科)、高木大輔(国立病院機構 京都医療センター 循環器内科)、平田晶子(かわぐち心臓呼吸器病院救急科) 募集人数: 30名対象:これからベッドサイド心エコーの習得をめざす医師