白熱教室/対話型講義でつくる未来〜混迷化・複雑化する世界に求められる哲学的アプローチ
なぜいま「白熱教室(対話型講義)」が注目されているのでしょうか?
ハーバード大マイケル・サンデル教授の「白熱教室」。その「対話型講義」が日本に紹介されて以来、各地・各分野で哲学ブームがわき起こりました。
いま、なぜこれほどまでに哲学的なアプローチが注目されるのでしょうか。
混迷化、複雑化の一途をたどる世の中。価値が多様化し、何が正しいかが立場によって変化する現代において、いま、「何が正しいのか」を自分で決められる力が求められています。
ソクラテスの時代から培われてきた「対話」という手法ですが、「対話型講義」ほど、自らの判断力や意見に磨きをかけられる場はないのかもしれません。いまや、公共の世界だけでなく、ビジネスの世界でもその手法が求められています。
なぜ「対話する力」が求められているのでしょうか。
「対話する力」が人々にどんな変化を及ぼすのでしょうか。
当日は、マイケル・サンデル教授とも交流が深く、「ハーバード白熱教室」では解説も努める小林正弥・千葉大学大学院教授から、対話型講義や公共哲学のアプローチについて学ぶとともに、実際に対話型講義をしながら、「対話する力」の可能性について、参加者と一緒に考えます。
自分の意見を積極的に発表するのはもちろん、発表が苦手な方も教室での議論を聞きながら、各々の学び方で楽しんで頂けたら嬉しいです。ぜひご参加下さい。
<概要>
日時:2013年6月6日(木)19:00〜21:00(開場18:30)
場所:東京ミッドタウン・デザインハブ・リエゾンセンター
http://www.liaison-center.net/?page_id=725
参加費:3,000円
※未来を変えるデザイン展は無料でご覧頂けます。
※カード利用明細をもって、領収書とさせていただきます。日本財団が発行する領収書が必要な方は、お手数ですがイベント名を明記の上、以下までお問合わせ先までご相談ください。
csr@ps.nippon-foundation.or.jp
講師:小林正弥(千葉大学大学院 教授)
主催:日本財団・未来を変えるデザイン展
協力:有限会社オール・アズ・ワン
<講師プロフィール>
小林 正弥(コバヤシ マサヤ)
1963年生まれ。東京大学法学部卒業。2010年より千葉大学大学院人文社会科学研究科教授。千葉大学公共研究センター共同代表(公共哲学センター長、地球環境福祉研究センター長)。1995~97年、ケンブリッジ大学社会政治学部客員研究員及びセルウィン・コレッジ準フェロー。専門は、政治哲学、公共哲学、比較政治。マイケル・サンデル教授と交流が深く、「ハーバード白熱教室」では解説も努める。著書に『対話型講義 原発と正義』(光文社新書)、『日本版白熱教室 サンデルにならって正義を考えよう(文春新書)、『サンデル教授の対話術』(サンデル氏と共著、NHK出版)、『サンデルの政治哲学 〈正義〉とは何か』(平凡社新書)、『友愛革命は可能か──公共哲学から考える』(平凡社新書)など多数。監訳・解説書に『ハーバード白熱教室講義録+東大特別授業』(ハヤカワ文庫)など。
- イベント詳細情報を更新しました。 Diff#9283 2013-05-18 13:39:57
7:00 PM - 9:00 PM JST
- Venue
- 東京ミッドタウン・デザインハブ・リエゾンセンター
- Tickets
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参加費 SOLD OUT ¥3,000
- Venue Address
- 東京都港区赤坂9-7-1 ミッドタウン・タワー5F Japan