わたしの身体の重みを知ること、今、ここに「生きる」こと ― 非言語コミュニケーションのためのワークショップ | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2021-11-15T11:25:52+09:00 Peatix Itto Sakai わたしの身体の重みを知ること、今、ここに「生きる」こと ― 非言語コミュニケーションのためのワークショップ tag:peatix.com,2019:event-1334395 2019-10-08T19:00:00JST 2019-10-08T19:00:00JST コミュニケーションは「言葉」でするものだと思っていませんか。 でも、言葉はときに思わぬ誤解を生み、人と人を引き離します。誰かに言われたひとことに頭を悩まし、考えに考えたあげく、自己嫌悪でどんどんネガティブになっていってしまったり。日頃のストレスがたまっていて、心にもなく放ったひとことが、身近なひとの心を傷つけてしまったり(それに気づけなかったり)じぶんが思うことや感じることを、目の前のひと(友人やパートナーや家族)に「ちゃんと伝える」のは案外むずかしいことで、それを乗り越えるためには、「言葉」以外のところで、相手に向き合う必要があります。 今回のワークショップのテーマは「わたしの身体の重みを知ること」 非言語のコミュニケーションを行う上で……まずは自分自身に目を向けて、普段おろそかにしがちな身体の細部への意識をはたらかせます。呼吸や、視界、遠くから聴こえてくる音にも、神経を研ぎ澄ませてみる。そうすると、日常の自分自身から離れた身体感覚となり、何者にも抑制されることのない自由な心の状態で、目の前の相手に向き合うことができるようになります。「わたしの身体の重み」を知ることで、わたしの身体が今、ここにあることを実感して、はじめて相手の身体もまた今、ここにあることを実感できる。そのことを模索・体感してもらうために、「一対一の関係性」に焦点をあてて、その場で偶然に出会うだれかと、真剣に向き合うための3時間のワークショップです。■ これまでの参加者による感想をご紹介します。「人との関わり合いって、簡単にできないことは身にしみて分かっていました。時間と共に、今日出会って、明日また会ってをくり返して、ようやく互いの心の壁はなくなっていくものだと思っていました。けれどもこんな短い三時間というあいだに距離感が近づくのは凄いことだと思いました。『わたし』という身体をとおして『あなた』という相手を知ることができました」「僕はあまり相手の目を見ることが得意ではないので、初めの方は変に笑顔をつくってしまっていたのですが、ずっと相手の顔を見ていると、だんだんと自然な顔で相手の顔を見ることができた。また、初めて会う、どんな人間かわからない人を「好きな部分」をさがすことによって、しっかりと好きになれてびっくりした。初対面の人と会うとき、最も大切なことの一つは『相手をしっかり見ること』なのかなと思った」「相手との距離感、または関係がすごく深まるので、ふれていたくなる気持ちと、心地よいと思えるバランス感が新鮮だった。相手の目をしっかりと見て届けることで、不思議と相手の感じているものも、より近くに感じられた気がする。ワークショップそのものがシアターのようなエクササイズだと思います」■ また、参加者に「どんなご友人、お知り合いに当ワークショップを勧めたいと思いますか?」と聞いてみた回答です。・すこし人見知りの気がある人・人間関係で苦しんでいる人・コミュニケーションが嫌いと感じる人・自分に自信がない人・気付かぬうちにさまざまなことに傷付いている、きた、ひとびと。・自分の繊細さを愛せていない、愛したいのに、っておもってるひと。人見知りでも、複数のひとがあつまる場が得意でないひとでも、大丈夫です。最初は気が落ち着かないかと思いますが、時間が経つにつれて、安心していられる空間になっていくようにプログラムを考えています。(プログラム上、参加者同士で問題のない範囲で、お互いの手や足首などに触れることがあります)誰もが居心地よくいられる場となるように、配慮しながら進行していきます。このワークショップを経て、ふたたび日常に戻ったときに、身近なひとたち一人ひとりとの関係性がより深く、良好なものとなりますように。■ 日程10月8日(火) 19:00開始* 開始時間の15分ほど前から、ご入場いただけます。* 22:00頃までを予定しています。■ 開催場所Mistletoe of Tokyo東京都目黒区大橋2-22-42 B1F* 田園都市線池尻大橋駅より徒歩5分ほど* オフィスビルの地下1階です■ ワークショップ参加費一般    2500円22歳以下 2000円* 新プログラムを行うので、通常参加費一般3500円より今回は割安です!■ ファシリテーター紹介酒井一途(さかいいっと)演出家・劇作家。『ここと今』のアートのために、パフォーマンス・アート作品の演出を、一対一の関係性をみつめる場をつくるために、演技未経験者を対象とするワークショップのファシリテーションを行う。慶應高校在学時より演劇活動を始め、大学1年時に ミームの心臓 を旗揚げ。4回の本公演で脚本・演出を手がけたほか、早稲田・明治・日藝・桜美林・青学の劇団を集めた合同公演を2回に渡って企画立ち上げ、総合プロデューサーとして主催した。2017年より1年間、ベルリンに遊学。西欧を中心として11か国を旅し、劇場と美術館に通いつめる。2018年には「宇多田ヒカル・小袋成彬・酒井一途 座談会」参加、記事構成を行う。世田谷パブリックシアター「演劇WSラボ2019」研究員。利賀演劇人コンクール2019 第一次上演審査にて、観客賞受賞。公益財団法人清春白樺美術館財団評議員。日本劇作家協会会員。慶應義塾大学文学部国文学専攻卒。