Mシネマ「何と言ってもウエスタン!」 | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2019-10-31T12:11:53+09:00 Peatix シアターバッカス Mシネマ「何と言ってもウエスタン!」 tag:peatix.com,2019:event-1334125 2019-10-14T14:00:00JST 2019-10-14T14:00:00JST 大反響を呼んだ「納涼!ジョン・カーペンター祭り」に続き、バッカス&ミカタ・エンタテイメントが贈るMシネマ、今回の特集は「何と言ってもウエスタン!」21世紀になってもなお、愛し続けられている「西部劇=ウエスタン」。世界中に巻かれたその種子が、あちこちで芽吹いていることを証明する作品を特集します!「偽りなき者」、TVシリーズ「ハンニバル」で世界的スターとなった、“北欧の至宝”マッツ・ミケルセン主演の「悪党に粛正を」(デンマーク・イギリス・南アフリカ合作)、そして「X-MEN」シリーズ、「スティーブ・ジョブズ」の実力派マイケル・ファスベンダー主演の「スロウ・ウエスト」(イギリス・ニュージーランド合作)の2本。考えてみれば「エースのジョー」宍戸錠さんもジャパニーズウエスタン。本国アメリカ、「マカロニウエスタン」のイタリア以外でも、「ウエスタン」はジャンルとして息づいています。西洋エンタテイメントの王道を行く「悪党に粛正を」「スロウ・ウエスト」を、是非高円寺のマイクロシアター、高円寺シアターバッカスでお楽しみください!2019年10月14日(月・祝)〜16日高円寺シアターバッカス入場料:一般¥1,500-/シニア・学生・障がい者割引¥1,100-*各回入れ替え制*リピーター割:¥500-引き(受付時にお申し出ください)*予約無料・当日精算連日ゲストを招いたトークセッション上映終了後、ゲストを招き、バッカス代表 丸山とトークセッションを行います。ゲストの顔ぶれはシアターホームページにて随時発表します!「語り継がれるフォークロア」  蔵臼 金助(西部劇研究家)1950年代から'60年代にかけて、銀幕ではハリウッド製西部劇が、続いてブラウン管ではアメリカ製TVウエスタンが席巻していたのだ。'60年代半ばからイタリアより台頭してきたマカロニウエスタンが勢力地図を書き換えたのではあるが、イタリア製西部劇以前からヨーロッパを始めとする非英語圏でも西部劇は作られていたんだよ。広がる草原に沈む夕陽、荒野をさすらう一匹狼の主人公と、彼が出会う仲間と敵。独特の武器を用いて戦われる活劇シーン…。そこには人を魅了してやまない、物語の原風景が息づいている。映画全盛期に西部劇は大量生産されて、当時も流行っていたスペースオペラや海賊映画、スパイ映画、ギャング映画と肩を並べていたけど、何故かダブルオーセブンやキャプテン・ジャック・スパロウ、ルーク・スカイウォーカーは遺伝子を受け継いで生き長らえているのに対し、ウエスタン映画のキャラクター達は墓碑銘に名を刻んだまま、永遠の眠りに就いたかに見える。いやいや。細々とではあるけど、まだDNAは死に絶えてはいないのだよ。非英語圏の、以前は想像もつかなかった国々で、西部劇は作られ続けているのだ。今回はその中から英国+ニュージーランド産と、デンマーク+英国+南アフリカ産の逸品をご紹介。それぞれに味わい深い、地域の風合いが出た西部劇です。ウエスタン映画の主人公もしぶといんだぜ。荒野をさすらうフォークロアの元型は世界中に種を蒔かれ、今もなお芽を出しつつあるのだ。