green drinks Tokyo コミュニティで仕事をつくる、自由な生き方(お店を開く、フリーランスとして生きる、そして起業コミュニティ編) | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2019-10-31T12:16:11+09:00 Peatix NPOグリーンズ green drinks Tokyo コミュニティで仕事をつくる、自由な生き方(お店を開く、フリーランスとして生きる、そして起業コミュニティ編) tag:peatix.com,2019:event-1332600 2019-10-10T19:00:00JST 2019-10-10T19:00:00JST こんにちは、greenz.jp編集長の鈴木菜央です。突然ですが、自由に生きたいと思いますか? 自由の定義は人それぞれだけど、自分で決めた自分の人生をまっとうしたいと思う人は多いのではないでしょうか。僕が住むいすみには、自由な感じに生きている人がたくさん住んでいます。理想の暮らしを少しずつ手づくりする。肩ひじ張らず、自分らしく生きる。好きなことを仕事にする。この、なんだか肩肘はらず、でも本物な生き方をしている人たちはが多いのは、なんでだろうなーとずっと考えていたのですが、最近、少しわかったのです。それは……多様で豊かなコミュニティがあるから!ありのままを受け入れてくれる仲間がいて、学びがあり、人のつながりが増えて、暮らしを助け合う。その延長上で、それぞれの仕事をすることや、つくることをサポートしあう。そういうコミュニティがたくさんあるから、ではないかと思うのです。たとえば、マクロビオティックな食生活を中心としたコミュニティ、薪ストーブの薪を集めるコミュニティ、平和とパーマカルチャーを学んで実践するコミュニティ、マーケットのコミュニティ、地域通貨のコミュニティ、いすみ鉄道の運営ボランティアのコミュニティ、まちづくりNPOを中心としたコミュニティなどが、いすみでは活発に動いています。そういうコミュニティに属しながら、自分らしく生きていき、暮らしと仕事が混じり合っていく。人のつながりが仕事になり、仕事をすればするほど友人関係が豊かになるような暮らし。そういうことが、いすみでは起きているのかもしれない、と思います。そこで、今回のgreen drinks Tokyoでは、自分らしく仕事をつくり、コミュニティをつくり、そしてコミュニティと仕事をつなげあわせている3人をゲストに、「コミュニティで仕事をつくる、自由な生き方」について考えてみたいと思っています。では、ゲスト紹介!行武亜沙美さんひとり目のゲストは、使われていなかった市民プールをみんなでリノベーションしてつくったコワーキングスペース「hinode」の店長 行武亜沙美さんです。行武さんは2018年にいすみに移住、「hinode」の店長と<a href="https://inaka-freelance.jp/">田舎フリーランス養成講座</a>事業マネージャーを兼任しています。また、自身もフリーランスで「<a href="https://zukaiya.com/">図解屋</a>」としてインフォグラフィックの制作・思考整理術の講座を行っています。「田舎フリーランス養成講座」は、10代を含む幅広い年齢層の参加者30人ほどがいすみに1か月間住みながらフリーランスとして生きていく術を身に着けていく合宿です。仲間とともに新しい生き方、仕事の作り方を学びながら、土地を知り、地元の人たち、先輩移住者なんかと仲良くなりながら1ヶ月を過ごします。フリーランスと言っても、「サイト制作」から「空き家改築」までをカバーしているというから実践的な合宿です。合宿のあと、半分近くの参加者がそのまま移住・起業してしまうというというのはなんだかすごい確率です。その秘密はなんなのでしょうか?そんな田舎フリーランス養成講座が行われるhinodeの外観はこんな感じ。コワーキングスペースとは思えないパラダイス感が最高です。養成講座を卒業した先輩も、移住者、地元の人もたくさんやってくる場になっています。hinodeで開催されている「田舎フリーランス養成講座」の様子はこんな感じ。こちらがhinodeで開催した green drinks いすみの様子です。木村洋平さん2人目のゲストが、いすみ市内でカフェ「杢珈琲(もくこーひー)」を運営する木村さんです。木村さんは2015年、子どもが生まれたことをきっかけに家族でいすみ市に移住してきました。東京時代、銀座の老舗喫茶店で修行をしてきた木村さんはいすみに引っ越してきてからはイベントやマーケットに出店したり、いすみ市内の大原漁港で毎週日曜日に行われている「港の朝市」に出店したりしながらリアル店舗の開店をめざしたそうです。そしてついに台東駅近くの商店街の一角に居抜きの物件をみつけて、DIYで改装、開店に至りました。今では地域の人気店になり、遠くからも季節のパフェやコーヒーを楽しみにやってくるお客さんも増えています。閉店している曜日に近隣の中学校の生徒のために自習室として開放する試みも行っています。東京で喫茶店に勤務しながら、なぜ木村さんは田舎で起業しようと思ったのでしょうか? 子どもがいて、移住して起業するというのは、なんだかとてもハードルが高いように思えますが、どうやって木村さんはそのハードルを乗り越えていったのでしょうか? そんな話も聞いてみたいと思います。こちらが、大人気の季節のパフェです。木村さんはコーヒーもランチで出すカレーも、こういったデザートも、すべて本当に端々にまで気を使っていて、美しいし、美味しいんです。鈴木菜央そしてホストはわたくし、鈴木菜央が努めます。僕はいすみでいくつかコミュニティをつくっています。最初に仲間たちと始めたのが、「いすみ発の地域通貨 米(まい)」です。2016年にはじめて、今では160人ほどの参加者が、日々モノのシェア、困りごとの解決をしています。参加者の中には、greenz.jpの連載でも紹介したいすみのお米でつくるおにぎり屋さん、お店を持たないケーキ屋さんAnother Belly Cake、ハーブ園を運営するハーバルセラピスト、畑付きエコアパートとカフェなどもいれば、デザイナー、イラストレーター、農家、漁師、猟師などまでいます。地域通貨が使えるお店も増えています。地域通貨は、急遽お手伝いを探したり、仕事に使うモノがもらえたり、つながりを増やしてお客さんを増やせたりと、起業、商売をしている人にとっては、とても良いツールになっているようです。地域通貨シミュレーションゲームを通じて地域経済を学んだ時の様子。写真:greenz.jp僕がもう一つ取り組んでいるのが、「いすみローカル起業プロジェクト」です。一言で言えば起業を目指す人達、起業した人たち、企業を応援することに興味がある人たちがまちに起業が増えて、ローカルの豊かな経済圏ができることを目指す活動です。「ほんとうにこんなテーマでいいのか」「失敗したらどうしよう」「自分で値段をつけられない……」などなど、不安でいっぱいの起業を、たくさんの仲間たちとやっていく心強さはとても大きいと思います。ローカル起業部の活動の様子。これから移住したい人向けには、今年の11/2土〜11/4月祝の三連休、二泊三日で「いすみローカル起業キャンプ」を開催します。ローカル起業キャンプでの、プロジェクト中間発表の様子2泊3日でいすみでの起業を体験できるローカル起業キャンプの様子コミュニティに属しながら、自分らしく生きていき、暮らしと仕事が混じり合っていく。人のつながりが仕事になり、仕事をすればするほど友人関係が豊かになるような暮らし。そんな暮らしはどうやってつくれるのか?今回のgreen drinks Tokyoでは自分らしく仕事をつくり、自由に生きている(ように見える)3人をゲストに、「コミュニティで仕事をつくる、自由な生き方」について考えてみたいと思っています。こんな疑問に答えられるイベントにしたいと思っています。いすみでの暮らしってどんな感じ?田舎が起業しやすいってどういうこと?起業したいと思ってるけどなにしたいかわからないんだけどOK?移住して起業するって同時にやるのは大変じゃない?二拠点で起業を目指すのもあり?いすみには起業を応援しあう人のつながりがあるっていうけど、どんな仕組み?