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[特講]東洋も西洋も関係ない! これが理想的な絵具の つ・く・り・か・た PIGMENT LAB WORKSHOP Workshop The True Story of The Paints

Description
ほんとはしらない えのぐの おはなし。
第五回・特別編


はるか遠い昔、人類の誕生とともに「顔料≒絵具」が誕生しました。

周囲の土や煤、植物の汁などを顔や体に塗り、仄暗い洞窟や隆起した岩盤に多くの壁画を残してきました。その後、エジプト文明が起こると徐々に膠の製造がはじまります。また、棺桶へ施すための木の脂や蝋を用いた蝋画が多数制作され、その一部は現在でも色鮮やかに見ることができます。さらに時を隔て、中世になるとフレスコ画や卵を使用したテンペラ絵具が発達し、15世紀には油絵具、20世紀には科学の力を注いだ合成樹脂絵具が開発され現在へと至ります。

絵具はフレスコ画を除き、結合剤――いわゆる接着剤がなければ成立しません。膠を筆頭に、卵メディウム・カゼインメディウム・アラビアゴム・デキストリン・アクリルメディウム・ポピーオイル・リンシードオイル・樹脂・ワックス・トラガカントゴムなど、あらゆるものが顔料(顕色剤)と混ぜ合わせることで絵具になります。

ただし、ここでひとつ注意点が。絵具づくりで最も大切なことは「分散」です。これは結合剤の中に顔料が均一に馴染んで安定することを指し、つまりは絵具の性能を大きく左右する条件を意味します。身近な水彩絵具を例にとると、結合剤であるアラビアゴム液と顔料を練り合わせるだけでは良質な絵具になりません。しっとりと濡れ、滑らかで伸びがよく、発色にも優れた状態にまで高めるには、分散を助ける一手間が重要なのです。現代であれば科学的な湿潤剤や保湿剤、分散剤がその役目を果たしますが、昔日には自然の蜂蜜などが使われていました。

今回は、最先端の素材と伝統的な素材を併用した、まさに理想的な「絵具のつくりかた」をご紹介します。レオナルド・ダ・ヴィンチや藤田嗣治の秘密を知ってしまえば「ヘェ〜なるほど!」と膝を打つこと間違いなし。科学的な応用を学ぶことで誰にでもカンタンに市販の絵具にはないオリジナル絵具の魅力と出会うことができるでしょう。

今回も研究協力者として大手絵具メーカー 株式会社クサカベの岩崎友敬氏が参加します。ご期待ください!


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Instructor
青木 芳昭

PIGMENT(ピグモン)顧問
京都造形芸術大学 教授
京都技法材料研究会 会長

西洋画画材を軸に、東洋画画材も取り入れたスタイルで作品制作を行う。
また、画材の研究と収集を行い、アートにおける技法材料学普及のため、京都造形芸術大学教授や京都技法材料研究会会長としても活動。
著書に『よくわかる今の絵画材料』など多数。
Sun Oct 13, 2019
1:00 PM - 4:00 PM JST
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Venue
Tickets
[特講]東洋も西洋も関係ない! これが理想的な絵具の つ・く・り・か・た SOLD OUT ¥19,800
Venue Address
品川区東品川2丁目5−5 TERRADA Harbor One Bldg. 1F Japan
Organizer
PIGMENT LAB WORKSHOP
982 Followers