9/12(木)green drinks Tokyo 「コミュニティで仕事をつくる、自由な生き方」 | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2019-10-31T17:10:14+09:00 Peatix NPOグリーンズ 9/12(木)green drinks Tokyo 「コミュニティで仕事をつくる、自由な生き方」 tag:peatix.com,2019:event-1312389 2019-09-12T19:00:00JST 2019-09-12T19:00:00JST こんにちは、greenz.jp編集長の鈴木菜央です。突然ですが、自由に生きたいと思いますか? 自由の定義は人それぞれだけど、自分で決めた自分の人生をまっとうしたいと思う人は多いのではないでしょうか。僕が住むいすみには、自由な感じに生きている人がたくさん住んでいます。理想の暮らしを少しずつ手づくりする。肩ひじ張らず、自分らしく生きる。好きなことを仕事にする。この、なんだか肩肘はらず、でも本物な生き方をしている人たちはが多いのは、なんでだろうなーとずっと考えていたのですが、最近、少しわかったのです。それは……多様で豊かなコミュニティがあるから!ありのままを受け入れてくれる仲間がいて、学びがあり、人のつながりが増えて、暮らしを助け合う。その延長上で、それぞれの仕事をすることや、つくることをサポートしあう。そういうコミュニティがたくさんあるから、ではないかと思うのです。たとえば、マクロビオティックな食生活を中心としたコミュニティ、薪ストーブの薪を集めるコミュニティ、平和とパーマカルチャーを学んで実践するコミュニティ、マーケットのコミュニティ、地域通貨のコミュニティ、いすみ鉄道の運営ボランティアのコミュニティ、まちづくりNPOを中心としたコミュニティなどが、いすみでは活発に動いています。そういうコミュニティに属しながら、自分らしく生きていき、暮らしと仕事が混じり合っていく。人のつながりが仕事になり、仕事をすればするほど友人関係が豊かになるような暮らし。そういうことが、いすみでは起きているのかもしれない、と思います。そこで、今回のgreen drinks Tokyoでは、自分らしく仕事をつくり、コミュニティをつくり、そしてコミュニティと仕事をつなげあわせている3人をゲストに、「コミュニティで仕事をつくる、自由な生き方」について考えてみたいと思っています。では、ゲスト紹介!三星千絵さんひとり目のゲストが、ありそうでなかった古民家シェアハウス「星空の家」、古民家を改装した図書館「星空の小さな図書館」、地元の人も移住者も集まり、ヨガ教室から映画上映までなんでもできる寄り合い所「星空スペース」を運営する三星千絵さんです。三星さんは、東京で広報PRの仕事をしていたのち、「自分らしく生きていきたい」といすみに移住して、8年になるそうです。「移住したばっかりのころは、いろんな先輩に助けられて、ここまで来れました。これからは新しく移住してくる人が自分らしく暮らし、仕事をつくることなどもどんどんサポートしていきたい」と語ります。三星さんの記事はこちらです。古民家シェアハウス「星空の家」管理人・三星千絵さんに聞く、田舎でつくる、仕事と暮らし | greenz.jp図書館の外観はこんな感じ。「星空の小さな図書館」外観 PHOTO: SHINICHI ARAKAWA図書館の中はこんな感じです。近所の人もちらほら利用するようになってきたとか。図書館内の書籍もみんなで持ち寄ったもの。子どもの本コーナーもあります。 PHOTO: SHINICHI ARAKAWAもうひとつ運営しているのが、寄り合い所「星空スペース」。和菓子作り、子どもの宿題をおしえてくれる塾、ガレージセール、モノの交換所など、みんなのニーズを一手に引き受けています。星空スペースがすごいのは、移住者はもちろんですが、本物の地元民も利用していること。星空スペースでは移住者と地元民との交流拠点にもなっているのです。手づくりの暮らしがしたい、自然資源を活かして仕事をつくりたい人たちにとって、地元の人達とのつながりは本当に貴重です。磯木淳寛さん2人目のゲストが、いすみに移住してgreenz.jpなどへの執筆を経て、教育事業や商品開発をおこなっている磯木淳寛さん。磯木さんは著書『「小商い」で自由にくらす (房総いすみのDIYな働き方)』を2017年に書き、大きな話題になりました。磯木さんの著書。いすみ地域の小商い、ローカル起業をテーマにした本にもかかわらず、全国で売れ行き好調だという。「地方で好きなことをして食べていく」は夢物語じゃない。『「小商い」で自由にくらす』を出版した磯木淳寛さんに聞く、房総いすみ地域に住む人たちの自由な働き方 | greenz.jpさらに、いすみ市の中高生と取り組む、「問い」を起点に考える力をつけ、地域を発信するプロジェクト「房総メディアエデュケーションプロジェクト」を仲間たちと共に活動しています。アクティブラーニング式の特別授業のなかで、「人と仕事」をテーマに生徒が地域に住む大人たちにインタビューしたwebサイト『房総すごい人図鑑』も注目されています。この8月には、プロジェクトを継続させるために、地域のお祭りをテーマにした「ほらやっさカレー」を開発し、発売しています。いそきともこさん3人目は、お米から作られる調味料と、房総のこだわりの生産者さんから仕入れた材料で作ったスイーツを、千葉県内のマーケットで販売する移動型のケーキ屋「Another Belly Cakes」を営む いそきともこさん。彼女がつくるケーキはすべてて手作りで、一期一会。その季節のその瞬間を閉じ込めたケーキは、いすみで大人気なだけでなく、他の地域からも多くのファンがやってきて買い求めます。記事はこちらです。「”あ、やれるかも、やってみよう”の繰り返しでした」。店舗を持たないパティシエになった磯木知子さんに聞く、地域を100%楽しむ仕事と暮らしの見つけ方 | greenz.jpともこさんのケーキは、イベントでいつも大人気。すぐに売り切れしまいます。それを、今回のイベントでは、特別に提供いただきます。そしてホストはわたくし、鈴木菜央が努めます。僕はいすみでいくつかコミュニティをつくっています。最初に仲間たちと始めたのが、「いすみ発の地域通貨 米(まい)」です。2016年にはじめて、今では160人ほどの参加者が、日々モノのシェア、困りごとの解決をしています。参加者の中には、greenz.jpの連載でも紹介したいすみのお米でつくるおにぎり屋さん、先ほど紹介したいそきともこさん、ハーブ園を運営するハーバルセラピスト、畑付きエコアパートとカフェなどもいれば、デザイナー、イラストレーター、農家、漁師、猟師などまでいます。地域通貨が使えるお店も増えています。地域通貨は、急遽お手伝いを探したり、仕事に使うモノがもらえたり、つながりを増やしてお客さんを増やせたりと、起業、商売をしている人にとっては、とても良いツールになっているようです。地域通貨シミュレーションゲームを通じて地域経済を学んだ時の様子。写真:greenz.jp僕がもう一つ取り組んでいるのが、「いすみローカル起業プロジェクト」です。一言で言えば起業を目指す人達、起業した人たち、企業を応援することに興味がある人たちがまちに起業が増えて、ローカルの豊かな経済圏ができることを目指す活動です。「ほんとうにこんなテーマでいいのか」「失敗したらどうしよう」「自分で値段をつけられない……」などなど、不安でいっぱいの起業を、たくさんの仲間たちとやっていく心強さはとても大きいと思います。ローカル起業部の活動の様子。これから移住したい人向けには、今年の11/2土〜11/4月祝の三連休、二泊三日で「いすみローカル起業キャンプ」を開催予定です。ローカル起業キャンプでの、プロジェクト中間発表の様子2泊3日でいすみでの起業を体験できるローカル起業キャンプの様子コミュニティに属しながら、自分らしく生きていき、暮らしと仕事が混じり合っていく。人のつながりが仕事になり、仕事をすればするほど友人関係が豊かになるような暮らし。そんな暮らしはどうやってつくれるのか?今回のgreen drinks Tokyoでは自分らしく仕事をつくり、自由に生きている(ように見える)3人をゲストに、「コミュニティで仕事をつくる、自由な生き方」について考えてみたいと思っています。こんな疑問に答えられるイベントにしたいと思っています。 いすみでの暮らしってどんな感じ? 田舎が起業しやすいってどういうこと? 起業したいと思ってるけどなにしたいかわからないんだけどOK? 移住して起業するって同時にやるのは大変じゃない? 二拠点で起業を目指すのもあり? いすみには起業を応援しあう人のつながりがあるっていうけど、どんな仕組み? これ以外の質問も大歓迎! ぜひ、イベントに来てください。お待ちしています!