2019年10月19日(土)13:00 - 17:00開講「清水ゼミ」

Description
■受講要件
本講座をご受講して頂くためには、次の二つの要件が必要となります。

①「表情分析エキスパートコースー表情分析ゼミ編」を受講済みの方
②認定FACSコーダーの方

もし受講要件を満たさず申込手続きされた場合、こちらから受講不可の連絡をさせて頂きます。また受講不可の連絡が届く前に受講料をお支払いされた場合、受講料(110,000円)から受講料の10%(11,000円)を手数料として引かせて頂いた後、ご指定の口座に返金させて頂きます。本講座の受講をご希望の場合、受講要件を満たしているかどうか確認の上、申込手続きをして下さい。

■スケジュール
2019年10月19日(土)、11月16日(土)、12月21日(土)、
2020年1月18日(土)、2月15日(土)、3月21日(土)の6日間のコース
各回:13:00~17:00
※講座をお休みされた場合、補講はございません。また同名コースの振替出席も出来ません。

■定員
定員:6名様限定(最少開講可能人数4名)

■講座料金
講座料金:110,000円(税込)
※一度お支払いされた講座料金は、天災などの不可抗力な事態もしくは受講要件の但書の場合を除いて、返金対応できません。ご了承ください。

■目的
表情分析のプロになるために、あるいは、表情分析のプロとしてあり続けるために必要な道しるべを示させて頂くことが目的です。表情分析のプロとは、表情分析に関わる心理学の先行研究を知っています。換言すれば、表情分析を用いることで、現時点でわかっていること、可能なこと、わかっていないこと、不可能なことに自覚的ということです。またプロとは、表情分析の知識とスキルとを自身の専門分野や職務内容、その他、日常経験と有機的につなげ、新たな知見を生み出せる能力のある者だと考えます。そのために必要なことは、古典的著作から最新の論文を通じて先人たちの知見を学び、主観的な日常体験を客体化し、内省し、相互に作用するような思考力と行動力を持ち続けることです。ときに先行研究の知見が私たちの思考の枠組みを変えてしまうこともあるでしょう。ときに私たちの経験が先行研究の知見に再検討を迫ることもあるでしょう。一つの学問を追求することで人生が変わる、全方位的に人間存在を理解したくなる、そんな体験を共に出来ればと思います。

■背景
本講座は、様々な職業・人生背景を持つ認定FACSコーダーが集まり、情報交換をし、知識とスキルを磨き続ける場です。コーダーの中には、研究者や大学生(大学院生)だけでなく、公務員、一般企業にお勤めの方と様々です。ご自身の専門分野、職務経験、その他日常の体験においてFACSの知識とスキルがどう活かされるか?どんな工夫があり得るか?ということを共有していきたい・共有して頂きたいと思います。大学の研究室では実現が難しいリアルな学問追求の場を受講生のみなさまと共に作り上げたいと思います。

■講座内容及びカリキュラム
本講座は、人間心理をより深く探究・理解するために、感情心理学及び表情分析を中心とする諸科学及び方法論を学びます。カリキュラムの詳細は受講生のみなさまの声に応じて構成されますが、核としては次の4つから成ります。

①時事問題分析・ディスカッション
➡時事的に起きる事件やニュースを題材に人間を理解するトレーニングをします。
②重要書籍・論文輪読
➡感情心理学が表情分析に関する古典的著作から最新の検証論文、レビュー論文を読みます。講師が指定する論文だけでなく、受講生のみなさまの関心に応じて論文を選択して頂き、発表して頂きます。
③FACSの研究
➡認定FACSコーダーは、コーダー資格を得てから、さらなる精度を求めて、表情分析及び感情推定を行い続ける必要があります。FACSマニュアル(及びその使用法)について深い理解をする必要があります。空気を読むを科学する研究所所有の実験動画などを用いて表情分析スキルを磨いたり、FACSマニュアルの活用法についてディスカッションします。
④受講生の発表
➡受講生自らの関心に応じた題材を発表して頂きます。

■2019年10月期のテーマ
2019年10月期のテーマは、ウソ検知のための質問理論と表情・動作観察の融合です。近年のウソ検知の研究では、非言語分析や言語分析という単体の分析法でウソ検知を試みようとするより、質問法を駆使し、それぞれの分析法と融合させることがウソ検知の精度を高めるには重要である、という考えが散見されます。そこで今期は、著名な著者によるレビュー論文を輪読しながら、非言語・言語分析法・質問法それぞれの理論とウソ検知精度について理解を深めます。またどんな質問法に対して、どんな言語・非言語が生じるのか、どんな質問にどんな微表情が生じるのか、様々な動画を観ながら分析していきます。

■課題論文
今期のゼミでは次のレビュー論文を受講生の皆様と輪読します。

Vrij, A., & Ganis, G. (2014). Theories in deception and lie detection. In D. C. Raskin, C. R. Honts, & J. C. Kircher (Eds.), Credibility assessment: Scientific research and applications (pp. 301-374). San Diego, CA, US: Elsevier Academic Press.
http://dx.doi.org/10.1016/B978-0-12-394433-7.00007-5

レビュー論文のコンテンツは次の通りです。主に4,5,6,8,9を扱う予定です。

1. Introduction
2. An Abstract Theoretical Framework for Deception and Lie Detection
3. A Brief History of Lie Detection
4. Physiological Lie Detection
  Anxiety-Based Polygraph Tests
  Theoretical Assumptions of CQT
  Accuracy of CQTs
  Recognition-Based Polygraph Test
  Accuracy of CITs
  Summary of Physiological Lie Detection
5. Non-Verbal Lie Detection
  Multifactor Model
  Emotional Reactions
  Cognitive Load
  Attempted Behavioral Control
  Self-Presentational Perspective
  IDT
  Non-Verbal Cues to Deception: No Pinocchio’s Nose
  Support for the Theoretical Perspectives
  Reasons for Few Non-Verbal Cues to Deception
  Some Cues are Overlooked
  Individual and Situational Differences
  Accuracy Rates in Non-Verbal Lie Detection
  Specific Non-Verbal Lie Detection Tools
  Facial Emotional Expressions
  BAI
6. Verbal Lie Detection
  SVA
  Accuracy of CBCA
  Reality Monitoring
  Verifiable Details
  SCAN
7. Functional Magnetic Resonance Imaging-Based Lie Detection
  fMRI Studies
  Accuracy of fMRI Methods
  Replicability of fMRI Methods
  Generalizability of fMRI Methods
8. Comparison of Physiological, Non-Verbal, Verbal, and Brain Activity Lie Detection
9. Interviewing to Detect Deception Through Non-Verbal and Verbal Cues
  Imposing Cognitive Load
  Asking Unanticipated Questions
10. Conclusions
11. References

レビュー論文の入手方法は次の通りです。

入手方法1
https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/B9780123944337000075

入手方法2
https://www.amazon.co.jp/Credibility-Assessment-Scientific-Research-Applications-ebook/dp/B00HLLN0NU/ref=sr_1_1?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&keywords=Credibility+assessment%3A+Scientific+research+and+applications&qid=1563587984&s=gateway&sr=8-1
(Kindle版、ハードカバー版あり)
Sat Oct 19, 2019
1:00 PM - 5:00 PM JST
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Venue
株式会社空気を読むを科学する研究所
Tickets
清水ゼミ ¥110,000

Combini / ATM payment will be closed at the end of Oct 18, 2019.

Venue Address
東京都港区虎ノ門5丁目1番5号 Japan
Organizer
株式会社空気を読むを科学する研究所
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