最終回:伝説から歴史へ ―私たちがあの時観たもの
1989年-94年当時の日本のアートシーンを知る関係者を迎え考察
90年代前半のアートシーンを検証し、現在と未来のアートのあり方を考察するためのトークシリーズ。
当時中村と共に活動した作家、批評家、ギャラリスト等、多彩なゲストを登壇者としてお迎えします。
[ 展覧会詳細は、中村政人個展「明るい絶望」特設サイトにてご覧ください ]
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「最終回:伝説から歴史へ ―私たちがあの時観たもの」
会場:3331 Arts Chiyoda 1階 コミュニティスペース
出演/椹木野衣(美術批評家・多摩美術大学教授)
中ザワヒデキ(美術家)
聞き手/原 久子(アートプロデューサー)
1989年から1994年までの日本の現代アートシーンを総括的に振り返ることになるであろう「最終回」。
椹木野衣氏も当時を実体験しているひとりとして参加します。
椹木氏は後に『日本・現代・美術』においては95年をひとつのメルクマールとし、日本を「悪い場所」と規定して日本の現代アートを定義づけました。本シリーズはちょうどそのプレヒストリーとなります。美術史の著作等、独自の活動を続ける美術家・中ザワヒデキ氏とともに大いに議論を深めて頂きます。

▲楠見清・椹木野衣・有馬純寿 ©Masato Nakamura

▲中ザワヒデキと太陽の塔 ©Masato Nakamura
椹木野衣(美術批評家・多摩美術大学教授家)
1962年、秩父市生まれ。同志社大学文学部文化学科を卒業後、東京を拠点に批評活動を始める。最初の評論集『シミュレーショニズム』(増補版、ちくま学芸文庫)は、90年代の文化動向を導くものとして広く論議を呼ぶ。また同時に村上隆やヤノベケンジ、飴屋法水らと挑発的な展覧会をキュレーション。
中ザワヒデキ(美術家)
日本人男性美術家。1963年新潟県生まれ。千葉大学医学部卒。
1983-1989年:アクリル画。1990-1996年:バカCG。
1997-2005
年:方法絵画。2006年- :本格絵画、新・方法、他。宣言「方法主義宣言」「新・方法主義宣言」。著書「近代美術史テキスト」「西洋画人列伝」「現代
美術史日本篇1945-2014」。特許「三次元グラフィックス編集装置」「造形装置および方法」。CD「中ザワヒデキ音楽作品集」。
原 久子(アートプロデューサー)
「Art
&
Critique」誌(京都造形芸術大学)の編集を経て97年よりフリーで関西を拠点に国内外で現代アート、映像、メディアアート等の展覧会・イベント企
画など行なう。共同企画に「思い出のあした」(京都市美術館)「六本木クロッシング2004」(森美術館)「Between Site &
Space 」( 2008 トーキョーワンダーサイト渋谷、2009 ARTSPACE
シドニー)「あいちトリエンナーレ2010」(愛知県美術館ほか)など多数。 共編著「変貌する美術館」(昭和堂)ほか。大阪電気通信大学教授。
- イベント詳細情報を更新しました。 Diff#114672 2015-09-07 06:19:32
4:00 PM - 6:00 PM JST
- Venue
- 3331 Arts Chiyoda
- Tickets
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一般 SOLD OUT ¥1,200 学生 SOLD OUT ¥800 学生(無料) FULL
- Venue Address
- 東京都千代田区外神田6-11-14 Japan
- Organizer
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3331 Arts Chiyoda2,282 Followers
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