TPAMショーケースA『墓所事事~Picnic in the Cemetery~』Bプログラム『時氏と、その愛人』
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TPAMショーケースA『墓所事事~Picnic in the Cemetery~』
Point View Art / Creative Links

マカオの非営利芸術団体「Point View Art」により設立された、Folga gaang projectによる作品。
ステージと客席が一体となり展開される。

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A『墓所事事~Picnic in the Cemetery~』
『墓所事事~Picnic in the Cemetery~』では、不吉さと陽気さが背中合わせになっている。全ての人を待ち受ける死という宿命を認容しながらも、人間が人生において強いられる数々の選択について気ままに問いかけてくる。観客に思案を促す作品だが、その思案の対象は死よりも生なのだ。作品の核を成しているのは、バイオリン・チェロ・ピアノのために書き上げられたオリジナルの室内楽だ。音楽として楽しむこともできるが、コンサート・インスタレーション・演劇作品・映像体験の融合体であることが、今作の醍醐味だ。これぞ、現代のミュージック・シアター。

B『時氏と、その愛人』

1986年、あるフランス人外交官がスパイ罪で懲役6年の実刑判決を受けた。彼は60年代に中国で京劇スターの「時氏」と情事を持ったのをきっかけに、以降長年にわたって中国側に情報を提供していたのだ。だが外交官は、20年間ずっと「氏」が女性であると思っていたと明かす・・・。 『時氏と、その愛人』は、この未だ謎に包まれる事件の主要人物の心のうちを想像し、政界を揺るがすスパイ・スキャンダルを引き起こした情事に照明を当てる作品だ。多彩なタッチを擁するサウンドトラックは、オペラ、ミュージカル、そして東西両洋の一昔前のポップ音楽など、幅広い要素を取り入れている。