Event is FINISHED

Editors' Lounge #00

「エディターシップとは何か?~「編集」の本質とその可能性を探る」
Description

「編集」を探求するセミナー型メディア、いよいよ開講!


 「編集」とはいったい何でしょうか? 一般的には本を作るための職能と言われていますが、それはそれで決して間違いではないでしょうし、本を作るプロセスの中には多分に「編集」のエッセンスが集約されていることは確かです。しかし、出版以外の領域にも“編集的”なスキルを駆使している人たちは少なからずいて、案外、いろいろな制作の現場に「編集」は介在しているのではないかという気がします。


 現在、われわれを取り巻く情報環境はまさに千変万化の様相を呈しています。あるメディアは複数のメディアに分裂し、あるメディアは他のメディアと融合し、“メディアの多様化”などというレベルをはるかに超えた、流動性と揮発性が支配する極めてリキッドな状態と言えるでしょう。そうした時代の潮流に合わせて、いま、「編集」という概念を再定義する必要があります。編集者が駆使する「編集」というスキルの再認識と再構築が急務です。


 「Editors' Lounge」は、みなさんと一緒に「編集」の本質を探求し、その潜在的な可能性を模索し、その知見を共有/議論していく開かれた場です。メインテーマである「編集」はもとより、隣接問題である「メディア」「情報」「デザイン」「コミュニケーション」といった問題を共に考えていきましょう。そして、この「Editors' Lounge」が編集にまつわる新しいムーブメントとなり、大きなコミュニティーとなることを目指していきたいと思います。 


  • 日時:7月18日(土) 13時半開演(13:00開場&受付開始)
  • 場所:デジタルハリウッド大学
東京都千代田区神田駿河台4-6 御茶ノ水ソラシティ アカデミア 3F

  • タイムテーブル
13:30~13:40(10分) ご挨拶
13:40~14:30(50分) 講演:福岡俊弘(Editors' Lounge 発起人)
14:30~15:20(50分) 講演:田中佑典(Editors' Lounge 発起人)
15:20~15:40(20分) 休憩
15:40~16:30(50分) 講演:高橋幸治(Editors' Lounge 発起人)
16:30~17:30(60分) 懇親会

※受け付けの際にお名刺を頂戴した方には、
次回以降のご案内をメールにて送らせていただきます。 


エディトリアルな事象(情報)と、事象(情報)のエディット

講演:福岡俊弘

時間軸をトレースした史実を「歴史」と呼ぶ。が、世界の歴史はすべて誰かによって綴られた「史話」にほかならない。その史話も、有史以来、常に征服した側の視点で記述されてきた。情報を「整理」し、「選別」し、「記述」する。そして時に「改竄」すらも行ないながら。それらは実は、雑誌編集の現場で行なっている「編集」行為そのものである。編集を経てテクストに落とし込まれたものが歴史の事実となり、その事実は次の再編集の対象となる。「歴史は編集者によって語られている」とは言い過ぎだろうか。エディターシップの本質について考える第1回目は、シンプルでありながら強大な力を持つ「編集」の機能について掘り下げていく。


文化創造の原動力としての「編集」

講演:高橋幸治

太古の人類が道具を使い、自然の状態から脱し、文化を創造し始めた時からすでに「編集」は起動していた。高い/低い/遠い/近いという地理的要件を、それぞれ天界/冥界/彼岸/此岸という神話的意味に転換すること自体、これはもう立派な「編集」と言えるだろう。「編集」とは、人間が創造性を発揮する際にかならず召喚される情報デザインの技法である。「編集」が介在した古今東西の事象を雑多に取り上げながら、エディターシップの本質を考えるとともに、現代における「編集」の必要性とその可能性を探る。


自らの「編集」力を高めるための語学力

講演:田中佑典
グローバル化された現代で我々日本人が出遅れている語学の習得。現地の言葉を理解し様々な人と交流ができれば、情報取得やコミュニティーの幅は格段に広がっていく。つまり、これからどんな方面においても創造するための語学力を持っているかが「編集」できる領域を大きく変える。語学を習得することと、世界がグローバル化されるがゆえにローカル化していく自己の「編集」力の関連性と有意性を探る。



福岡俊弘 Toshihiro Fukuoka

1957年生まれ。編集者。1989年株式会社アスキー入社。92年よりパソコン情報誌『EYE・COM』編集長。97年『週刊アスキー』編集長。2002年同社取締役。『森本毅郎スタンバイ』でラジオコメンテーターを3年間担当。2011年、初音ミク初の海外公演『MIKUNOPOLIS』を企画・運営。2013年『夏祭初音鑑』総合プロデューサー。現在、デジタルハリウッド大学教授。株式会社エイベック研究所 事業推進部メディアライゼーション担当部長。株式会社ユビキタスエンターテインメント 監査役。


高橋幸治 Koji Takahashi

1968年生まれ。編集者。日本大学芸術学部文芸学科卒業後、1992年、株式会社電通入社。CMプランナー/コピーライターとして活動したのち、1995年、株式会社アスキー入社。2001年から2007年まで「MacPower」編集長。2008年、株式会社Yes, I am.設立。以降、「編集=情報デザイン」をコンセプトに編集長/クリエイティブディレクター/メディアプロデューサーとして企業のメディア戦略などを数多く手がける。本業のかたわら日本大学芸術学部文芸学科、横浜美術大学美術学部にて非常勤講師もつとめる。


田中佑典 Yusuke Tanaka

1986年生まれ。福井県福井市出身。日本大学芸術学部文芸学科卒業。クリエイティブエージェンシー「Yes, I am.」 でのアシスタントプランナーを経て、フリーランスへ。大学時代に自身で立ち上げたカルチャーマガジン「LIP」を、現在は日本と台湾をつなぐカルチャーマガジンとして刊行。アジアにおける今後の台湾の重要性に着目し、日本と台湾を行き来しながら、日台間での企画やプロデュース、執筆、クリエイティブサポートを行う。 http://lipbox.p2.weblife.me/








Event Timeline
Updates
  • イベント詳細情報を更新しました。 Diff 2015-07-10 10:18:22
More updates
Sat Jul 18, 2015
1:30 PM - 5:30 PM JST
Add to Calendar
Venue
デジタルハリウッド大学
Tickets
参加費 ¥3,000
Venue Address
東京都千代田区神田駿河台4-6 御茶ノ水ソラシティ アカデミア 3F Japan
Directions
JR中央線・総武線「御茶ノ水」駅 聖橋口から徒歩1分/東京メトロ 千代田線「新御茶ノ水」駅B2出口直結/東京メトロ 丸の内線「御茶ノ水」駅出口1から徒歩4分/都営地下鉄線 新宿線「小川町」駅B3出口から徒歩6分
Organizer
Editors’ Lounge 事務局
225 Followers