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人工知能における「クリエイション(創作行為)」は可能か、否か?

この問いに対して、SYNAPSE Labは「感覚」と「自我」をキーワードと考えました。

人工知能の「Sense(感覚、センス)」とは、今後どんなものになっていくのでしょうか?
この度開催するSYNAPSE Salonでは、アート、脳科学、情報科学、

そして人工知能といった異領域の人々を交えて、

知能とは何か、人工知能と人間の境界を分つ「感覚」とは何かを議論します。


●ディスカッションメンバー(予定):
菅野創+やんツー(アーティスト)
三宅陽一郎(人工知能研究者)
ドミニク・チェン(情報学研究者/IT起業家)
坂本啓法(日本ユニシス)
おかべしょうた(行動神経科学/SYNAPSE)
菅野康太(行動神経内分泌学, 神経生物学SYNAPSE)
飯島和樹(認知神経科学, 言語神経科学/SYNAPSE)

●モデレーター:
塚田有那(編集者/SYNAPSE)


●開催日時:7月4日(土) 17:15〜19:30(OPEN 17:00) 

●会場:SOBO(千代田区神田錦町3-20 アイゼンビル 2F)http://sobo.tokyo/

●会場:SOBO(千代田区神田錦町3-20 アイゼンビル 2F)※本日、正面http://sobo.tokyo/

●参加費:1500円


●プロフィール:

◯菅野創+やんツー

2011年に共同制作を開始。二重振り子のカオス性を持った動きを利用し、グラフィティを再現するドローイングマシン《SENSELESS DRAWING BOT》が2012年文化庁メディア芸術祭アート部門にて新人賞を受賞。その後、国内外の各地を巡回。札幌国際芸術祭(2014年)では、公共空間に設置されたセンサーが感知した温湿度や人の動きのデータをもとに、機械がドローイングを行う《セミセンスレス・ドローイング・モジュールズ(SDM)》を発表。

現在、人間の創造性とは何かを問うべく、SDMの進化形としてICCオープンスペース2015にて「ノイズ」をテーマとした《セミセンスレス・ドローイング・モジュールズ#3-ポートレイト》を出品中。また6月18日より、21_21 Design Sight「動きのデザイン展」にて、「学習」をテーマに人工知能が機械学習によって”文字のようなもの”を描き出す《セミセンスレス・ドローイング・モジュールズSDM #2 レターズ》を、7月19日より茅ヶ崎市美術館にて「模倣」をテーマとした《セミセンスレス・ドローイング・モジュールズSDM #1 レプリケート》の三部作を展開中。


◯三宅陽一郎

国際ゲーム開発者協会(IGDA)日本ゲームAI専門部会代表、日本デジタルゲーム学会(DiGRA JAPAN)理事、CEDECアドバイザリーボード、ゲーム開発者。デジタルコンテンツシンポジウム第4回 船井賞受賞(2008)、CEDEC AWARDS 2010 プログラミング・開発環境部門優秀賞。日本デジタルゲーム学会2011年若手奨励賞受賞。ディジタルゲームにおける人工知能技術の理論的確立と実際のゲームタイトルへの具体的導入に従事。近著に「ディジタルゲームにおける人工知能技術の応用の現在」(解説論文)がある。

国際ゲーム開発者協会(IGDA)日本ゲームAI専門部会代表、日本デジタルゲーム学会(DiGRA JAPAN)理事、CEDECアドバイザリーボード、ゲーム開発者。デジタルコンテンツシンポジウム第4回 船井賞受賞(2008)、CEDEC AWARDS 2010 プログラミング・開発環境部門優秀賞。日本デジタルゲーム学会2011年若手奨励賞受賞。ディジタルゲームにおける人工知能技術の理論的確立と実際のゲームタイトルへの具体的導入に従事。近著に「ディジタルゲームにおける人工知能技術の応用の現在」(解説論文)がある。


◯ドミニク・チェン

NPO法人コモンスフィア(クリエイティブ・コモンズ・ジャパン)理事、株式会社ディヴィデュアル共同創業者。博士(学際情報学) 。プライヴェート用の写真メッセンジャー『Picsee』(iPhone)などさまざまなソフトウェアの開発を行っている。主な著書に『電脳のレリギオ:ビッグデータ社会で心をつくる』〈NTT出版〉、監訳書にネイサン・イーグル/ケイト・グリーン著『みんなのビッグデータ リアリティ・マイニングから見る世界』〈NTT出版〉、共著に『Coded Cultures: New Creative Practices out of Diversity』〈Springer Vienna Architecture〉など。


◯坂本啓法

日本ユニシス株式会社総合技術研究所研究員。21_21 DESIGN SIGHT「動きのカガク展」にて、《セミセンスレス・ドローイング・モジュールズSDM #2 レターズ》の人工知能の開発を担当。ユーザーインターフェイスを主な専門領域としながらも、さまざまな技術を活用したソフトウェア開発を経験している。


◯SYNAPSE Lab

研究者、編集者らが集まる異分野融合ファーム。サイエンスの魅力や社会的役割を伝えることを目的に、アート、デザイン、ライフスタイルなど多様な領域を絡めたイベントやメディア発信を行っている。


<チケットシステムPeatixに関するお問い合わせ>

▼TEL
0120-777-581(10:00-18:00 年末年始 GWを除く)
▼MAIL
http://ptix.co/PXN8lj

※チケットキャンセルについて
原則として承っておりません。
主宰者へご連絡がある場合、詳しくは下記をご参照ください。

http://help.peatix.com/customer/portal/articles/151985


Image: Senseless Drawing Bot vs Houxo Que at Roppongi Art Night 2015
Photo by Rakutaro Ogiwara


参考文献

参考文献



人工知能学会「What’s AI」

人工知能学会「What’s AI」


ジョン・マッカーシー「人工知能のFAQ」人工知能学会

ジョン・マッカーシー「人工知能のFAQ」人工知能学会


松尾豊『人工知能は人間を超えるか―ディープラーニングの先にあるもの』角川Epub選書(中経出版、2015年)

松尾豊『人工知能は人間を超えるか―ディープラーニングの先にあるもの』角川Epub選書(中経出版、2015年)


ドミニク・チェン『電脳のレリギオ―ビッグデータ社会で心をつくる』(NTT出版、2015年)

ドミニク・チェン『電脳のレリギオ―ビッグデータ社会で心をつくる』(NTT出版、2015年)


小林雅一『AIの衝撃―人工知能は人類の敵か』(講談社現代新書、2015年)

小林雅一『AIの衝撃―人工知能は人類の敵か』(講談社現代新書、2015年)


浅川伸一『ディープラーニング、ビッグデータ、機械学習― あるいはその心理学』(新曜社、2015年)

浅川伸一『ディープラーニング、ビッグデータ、機械学習― あるいはその心理学』(新曜社、2015年)


Keith Frankish and William M. Ramsey eds., The Cambridge Handbook of Artificial Intelligence, Cambridge University Press, 2014.

Keith Frankish and William M. Ramsey eds., The Cambridge Handbook of Artificial Intelligence, Cambridge University Press, 2014.


Gary Marcus, Algebraic Mind: Integrating Connectionism and Cognitive Science, MIT Press, 2003.

Gary Marcus, Algebraic Mind: Integrating Connectionism and Cognitive Science, MIT Press, 2003.


「しりあがり寿 改故知新 あなたの知識はもう古い? 第3回 AI 研究・三宅 陽一郎先生に聞く「人工知能の最先端」」『INFORIUM(インフォリウム)』vol.3、2015年(構成/塚田有那)

「しりあがり寿 改故知新 あなたの知識はもう古い? 第3回 AI 研究・三宅 陽一郎先生に聞く「人工知能の最先端」」『INFORIUM(インフォリウム)』vol.3、2015年(構成/塚田有那)