「食｣を起点としたコミュニティーアートの拠点「N3331」にて、各界のクリエイターを招いたディナーサロン「クリエイティブナイト」を定期的に開催しています。

ゲスト監修の厳選のフード＆ドリンクを味わいながら密に語らうプレミアムな時間が、あなたのクリエイティビティを刺激します。

今回のゲストは建築家 千葉 学さん

個人住宅や集合住宅、別荘から公共建築に至るまで、「人の集まり方」をテーマにした作品を数多く手掛けてこられました。

　　　　　　日本盲導犬総合センター（静岡県富士宮市）　撮影：西川公朗

代表作の1つでもある静岡県富士宮市に造られた、「日本盲導犬総合センター」は富士山の雄大な景色をバックに、黒い勾配屋根が印象的な建物です。ここは盲導犬を訓練するための施設であるとともに、盲導犬を通じた福祉活動を広く知ってもらうための「開かれた場所」でもあります。

千葉さんは「開かれた場所」としてどの様にこの場所をデザインをされたのでしょうか。

富士山麗の景色を楽しめる自転車レースを企画し、スタート・ゴール会場としてこの場を設計されました。そこには他県からも多くの人々が集い、地域の人々もそこに集うようになりました。

このような「人の集まり方のデザインの実践例を交え、ご本人が愛してやまない自転車というツールについてもじっくり2時間、おすすめのお食事とお酒と共にお話しを頂きます。

〈おすすめのお食事とお酒〉

食事

小鯛笹漬け

永平寺油揚げ焼き

鯖へしこ

沢庵煮

芋ころ煮

永平寺胡麻豆腐

おろし蕎麦

お酒：黒龍

【千葉 学さんからのメッセージ】

自転車というツールに見ることができる機能と形態と文化の関係、そして自転車というツールを介して見えてくる都市空間の構造と人間の身体、そして自転車というツールを活用してデザインする人の集まり方。これらのことについて、自らのプロジェクトや活動を紹介しながらお話ししたいと思います。

今回のディナーサロンでは、普段の講演や講義とは違ったプレミアムな時間をお過ごし頂けます。この機会をお見逃しなく。

ゲスト：千葉学　

個人住宅や集合住宅、別荘から公共建築に至るまで、「人の集まり方」をテーマにした作品を数多く手掛ける。「日本盲導犬総合センター」で日本建築学会賞を受賞。自転車とサーフィンをこよなく愛する。東京大学教授。