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2020年オリンピック・パラリンピック競技大会の開催都市が東京に決定したことを受けて、2013年秋に公益財団法人日本デザイン振興会、公益社団法人日本グラフィックデザイナー協会、公益社団法人日本インダストリアルデザイナー協会、公益社団法人日本サインデザイン協会、日本デザイン学会の5機関が中心となり「東京大会デザイン2020フォーラム」を発足させ、主に東京大学や東京藝術大学などの教育機関でオープンセッション(公開提言)やシンポジュウムを継続的に開催してきました。
このたび、「東京大会デザイン2020フォーラム」は「2020年東京のパブリックデザインを考える」をテーマとした東京デザイン会議 vol.02 を2015年7月14日に開催することにしました。
2020年オリンピック・パラリンピック競技大会に向け、大規模施設やインフラ整備が進行しています。しかし、ストリートファニチュアやサインなど、ヒューマンスケールの都市サービス要素については、未だ検討が進んでいるとは言い難い状況にあります。そこで、2012年にオリンピックを成功させたロンドンでの取り組みを参考に、東京におけるパブリックデザインのあるべき姿を多くの方と共に考えたいと思います。
ロンドン市全域共通サインを実現した「レジブルロンドン計画」の統括責任者であるラコック・グラム社のサム・グラムの特別講演とともに、以下を主題としたシンポジュウムにおいて、来るべき東京の理想像を考えます。
- オリンピックにおけるパブリックデザインの果たす役割
- パブリックデザイン共通整備の意義と課題
- デジタル化、高度UD化、環境対応など新たな取組みの可能性
- 都市ブランド戦略の一環としてのパブリックデザイン
東京デザイン会議 vol.02「2020年東京のパブリックデザインを考える」
日時:2015年7月14日(火)17:30-20:30(受付17:00〜)
会場:AXIS GALLERY(東京都港区六本木5-17-1 AXISビル4F)
プログラム(予定、敬称略):
[挨拶]清水喜代志 国土交通省大臣官房技術審議官
[特別講演]レジブルロンドン ーロンドン市の交通サインシステムー
サム・グラム
ラコック・グラム・ステュディオ 創設者兼クリエイティブディレクター
レジブルロンドン計画 デザインディレクター
[シンポジュウム]2020年東京のパブリックデザインを考える
モデレーター
岸井隆幸
日本大学理工学部土木工学科 教授
東京の総合的な交通政策のあり方研究会 座長
パネリスト
サム・グラム
ラコック・グラム・ステュディオ 創設者兼クリエイティブディレクター
レジブルロンドン計画 デザインディレクター
永井一史
2015年度グッドデザイン賞 審査委員長
東京ブランド クリエイティブディレクター
株式会社HAKUHODO DESIGN 代表取締役社長
田中一雄
株式会社GKインダストリアルデザイン 代表取締役社長
公益社団法人日本インダストリアルデザイナー協会 理事長
参加費: 一般1,000円、学生500円(税込)
定員:100名(先着順)
共催:公益財団法人都市づくりパブリックデザインセンター、一般社団法人パブリックデザインコンソーシアム、一般社団法人ランドスケープアーキテクト連盟、都市環境デザイン会議
協力:AXIS GALLERY
問い合わせ先:公益財団法人日本デザイン振興会 Tel. 03-6743-3777
*本シンポジュウムは「造園CPD」の認定プログラムとして申請する予定です。