９０年代後半の世紀末を代表するジャンルといえば、ヴィジュアル系でした（と断言してみる）。

もちろん、ヴィジュアル系というジャンルはずっと続いていますが、だからこそ９０年代のヴィジュアル系が語られる場って、当時はまっていた人の数から考えるとあまり多くないんじゃないかなと思います。

というわけで、（９０年代の）ヴィジュアル系を中心にまたダラダラ絵～エマダラ～斑と語るトークイベント第二弾を新宿にてやります！　ゲストにはヴィジュアル系専門誌『Vicious』の編集をつとめていらした須田真希子さんを迎え、今だから聞けるお話もいろいろと伺う予定です。当時の白歴史や黒歴史を一緒になつかしく語りませんか？


（注）当イベントは、ヴィジュアル系をストレートに翼賛するイベントではないです。昔に熱狂してたことをみんなで振り返って、半分ぐらい笑い話にしつつ、化学反応（ルビ　ケミカル・リアクション）を楽しむ会です。参加者の発言などに多少の毒（ルビ　アルカロイド）が混入する可能性があります。栄光の思い出を汚されたくないという方は趣旨が合わないかと思うので、ご遠慮ください。あと、参加者に名古屋の人がいるので、名古屋系のバンドは翼賛する流れになるかもしれないです。ご了承ください。


【出演者プロフィール】
森田季節
もりたきせつ。１９８４年生まれ。小中の友達が、インディーズのヴィジュアル系バンド、LAIDの従弟だった関係で、妙にヴィジュアル系 を聴いていた。２００８年、バンドネタをちょこちょこ入れた小説『ベネズエラ・ビター・マイ・スウィート』でデビュー。以後、バンドネタをぶっこんだライ トノベルを執筆。近著は妲己たちがバンド活動をする小説、『封神演戯』（集英社ダッシュエックス文庫）。この文書いてる現在、Plastic Treeの男子限定ライブでうつったと思われる風邪で自宅療養中。

みかめゆきよみ
オタフリーランス。漫画、イラスト、ライティングなど雑多に活動中。思春期を90年代V系に捧げ、厨二病に溺れたまま現在に至る。「トランクと安全ピンはマストアイテムだった」と言えば倒せる。『全国204カ所！戦国武将巡礼ガイドbook』（河出書房新書）『姫様、事件です！』（東京書籍）と、歴史関係で活動することが主だけど、いつかV系ネタを仕込みたいと思っている。影響を受けたバンドはPlastic Tree、cali≠gari、ROUAGE、90年代V系四天王。

風華チルヲ
かざはなちるを。名古屋在住のマンガ家。2001年デビュー。中学時代にBUCK-TICKの『TABOO』の洗礼を受け（現在もファンクラブ会員）現在 に至る。 他に特に影響を受けたバンドはMALICE MIZER、D≒SIRE、AMADEUSなど。著作『アットホーム・ロマンス』ではサブタイトルの8割がヴィジュアル系の曲名。他著作でもサブタイトル や必殺技名にこっそりヴィジュアル系用語を潜ませるV系フリーク。

須田真希子
すだまきこ。1970年生まれ。1997年にシンコーミュージック・エンタテイメントに入社、『Vicious』の編集者となる。ヴィジュアル系にまったく造詣がない中の「Viciuos」入りだったが、MALICE MIZERの渋谷公会堂ワンマンを観て衝撃を受け、この世界にズボッとハマる。MALICE MIZER、Plastic Tree、LARAINE、Rapael、Solile系、Matina系等、がっつり濃いバンドばかりを担当し、「Viciousのヨゴレ担当」と呼ばれた。現在はTV誌の編集業をメインにしながら、ヴィジュアル系のインタビューを細々と続行中。トシのせいか若いバンドのインタビューはあまり回って来ず、ベテランバンドの取材に駆り出されることが多い。思い出のバンドはMALICE MIZERとRapahel。現在進行中の激愛バンドはDとGOTCHAROCKA。劇愛バンドはDとGOTHAROCKA。敬愛する人は東海林のり子さん。


【日時】2015／7／８（水）
19時〜21時30分予定（18時30分開場）

【場所】新宿BE-WAVE
東京都新宿区歌舞伎町1-15-9　

【出演者】森田季節　みかめゆきよみ

【ゲスト】風華チルヲ　須田真希子

【チケット代】前売1500円　当日2000円　
　　　　　　　当日、ドリンク代が別途500円かかります。