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ファッションは更新できるのか?会議vol.4「ファッションがアノニマスデザインに託す願いとは」

Description
「アノニマスデザイン」とは、柳宗理(1915-2011)によって提唱された概念で、デザイン自体は誰が手掛けたのかは匿名的でありつつも、設計意図は明快で、機能的で使いやすさを目指したデザインのことを指します。その意図は柳の父・宗悦(1889-1961)が提唱した民衆の手仕事に芸術性を見出そうとする「民芸運動」にルーツを持ちます。柳は、民芸品としての薬缶や調理器具だけでなく、工業生産も否定することなく、新しいシステムとしての工業化と、伝統的なシステムとしての手仕事の間にデザイナーとしての可能性を見出そうとしました。工業化と民芸化、匿名性と顕名性の間に位置づけることのできるアノニマスデザインを、ファッションの文脈ではどのように考えることができるのか、それが今回の会議の最大のテーマです。情報技術の発展により実空間での消費の振る舞いが可視化/規定されるようになってきた現在、強烈なまでの顕名性で成立してきたファションデザインにおいて、デザイナーは今後どのように自身のデザインを反映させていくことが可能であるのか。また、顕名性が大きな比重を占めるファッションデザインにおて、アノニマスなデザインというものはそもそも可能なのか。ファッションが未だに手放すことのできない顕名性とどう向き合っていくことが、これからのファッションデザインにとって必要なのかを議論します。

<会議参加予定者>
ドミニク・チェン(クリエイティブ・コモンズ・ジャパン)
1981年、東京生まれ。フランス国籍。カリフォルニア大学ロサンゼルス校(デザイン/メディアアート専攻)卒業、東京大学大学院学際情報学府修士課程(学際情報学)修了、同大学院博士課程在籍。NPO法人クリエイティブ・コモンズ・ジャパン理事。2008年4月に株式会ディヴィデュアルをメディア・アーティスト遠藤拓己と共同設立。著書に『フリーカルチャーをつくるためのガイドブック クリエイティブ・コモンズによる創造の循環』(フィルムアート社、2012年)、編著に『設計の設計』(INAX出版、2011年)他多数。
【インタヴュー】「フリーカルチャーという思想をめぐって:ドミニク・チェンとの対話」
http://wired.jp/2012/07/09/freeculture/

岡田 栄造(S&O DESIGN(株)ディレクター / 京都工芸繊維大学准教授)
1970年福岡県生まれ。千葉大学大学院博士後期課程修了(学術博士)。(株)西武百貨店、(株)イデーを経て、2007年より京都工芸繊維大学准教授。デザインディレクターとして様々な企業の製品開発を行うほか、国内外でデザインの企画展を手がけている。2012年7月にプロダクトデザイナーの清水久和とインダストリアルデザインを専門とするデザイン会社「S&O DESIGN」を設立。
【コラム】「アノニマスデザインを再考する」
http://aar.art-it.asia/u/admin_edit1/m09EWN1ued7f6iJQsLMP

鈴木 潤子(株式会社良品計画宣伝販促室アトリエムジ シニア・キュレーター)
東京都出身。時事通信社に10年勤務後、開館前の森美術館へ。2年間PRマネージャーとして広報およびマーケティング、ブランディング全般を統括。その後、日本科学未来館にて広報室長および国際渉外室長を兼任。2010年に独立し、主に民間企業や国や自治体の機関、NPOなどの広報業務に携わる。現在は文科省プロジェクトの外部広報委員や、株式会社良品計画宣伝販促室アトリエムジのシニア・キュレーター、あいちトリエンナーレ2013 PRオフィサー、特定非営利活動法人東京2020オリンピック・パラリンピック招致員会評議会のアドバイザーなどを務める。


● 会議モデレーター:水野大二郎(慶応義塾大学環境情報学部専任講師/fashionista編集委員/FabLab Japanメンバー)
● 常任委員:金森香(NPO法人ドリフターズ・インターナショナル) 、幸田康利(有限会社オープンクローズ)、岩倉悠子(Arts and Law)、山本さくら(NPO法人ドリフターズ・インターナショナル)、小原和也(慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科)、小林嶺(早稲田大学繊維研究会)

*2012年9月~2013年3月にかけて開催される「ファッションは更新できるのか?会議」のvol.3の会議です。会議に初めて参加される方でも参加しやすいように、過去の会議の議事録が無料で公開されています。こらもご覧になりながら、是非お気軽にご参加ください。

【過去の議事録】
会議 vol.0 『キックオフ/前提の確認/“パクり”の文化史』 議事録
http://bit.ly/VqkHQw
会議 vol.1 『DIY→DIWO→DIFOへ、という時代に』 議事録
http://bit.ly/S011Co

【当日の議題】

①アノニマスデザインについての前提知識の共有、そしてアノニマスデザイン2.0について(岡田栄造)

—柳宗理が実践したアノニマスデザインについて、前提知識の共有も兼ねてデザインにおける匿名性と顕名性についての知識の共有。その後、アノニマスデザイン2.0の可能性を岡田氏からお話いただく中でファッションデザインにおけるアノニマスデザインについての可能性を検討します。

②匿名性と顕名性に揺れるファッションを考える

—前提の共有後、具体的にファッションにおけるアノニマスデザインとは?を切り口に、無印良品の思想などを確認していくなかで、ファッションにおけるアノニマスデザインを考える。

③ファッションデザインにおけるコモンズ(ドミニク・チェン)

—創造的なコミュニケーションの発生、共有、継承を促す仕組みづくりを目指すCreative CommonsやTheatre,yoursといった事例の紹介からファッションデザインにおけるフリー(自由)な仕組みづくり、リソースとしての共有可能性を考える。


<時間>
15:00~17:00(14:30開場,17:30閉場)

<会場>
Loftwork Lab 東京都渋谷区道玄坂1-22-7 道玄坂ピア10F
http://loftwork.jp/ja-JP/profile/loftworklab.aspx

<料金>
事前予約:3,000円(当日:3,500円)

<その他>
● 学生割引ついて事前予約された学生の方は、当日、学生証のご提示をもって、1,000円のキャッシュバックをさせていただきます。当日参加の学生の方も学生証をご提示いただければ、参加費は当日参加費より1,000円引きとなります。
● 「ファッションは更新できるのか?会議」ZINE等冊子のお渡しについて
全会議終了後(2013年3月)、会議の模様をまとめたZINE等冊子をご指定の宛先に郵送いたします。
当日会場にてご住所とお名前を所定用紙にご記入下さい。
* 当企画の会議に複数回参加の方にはご参加回数分のZINEを謹呈いたしますが、複数不要の方はお申し出ください。

●申込完了メールについて
申込後、ご登録いただいたアドレスに申込完了メールが届きます。一両日中に申込完了メールが届かない場合、 下記問い合わせ先にお問い合わせ下さい。

● キャンセルについて
購入されたチケットはイベント開催日の3日前まで、キャンセルが可能です。キャンセルされる場合、下記問い合わせ先に
①キャンセルされる会議の日時 
②お名前
以上2点を明記の上、ご連絡ください。
※コンビニ決済でご購入いただいた場合のご返金についてコンビニ/ATMでお支払いいただいたチケットをキャンセルご希望の場合は、500円の返金手数料を差し引いた金額をお客様の指定銀行口座に振り込みます。

●お問い合わせ
その他何かご不明点ございましたら、 info@renew-fashion.org にお問い合わせ下さい。
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  • イベント詳細情報を更新しました。 Diff 2013-01-15 09:24:36
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Sun Jan 20, 2013
3:00 PM - 5:30 PM JST
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Venue
Tickets
一般 ¥3,000
Venue Address
東京都渋谷区道玄坂1-22-7 道玄坂ピア1F Japan
Organizer
小原和也
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