You are looking at the older event information at May 22, 2015, 2:13:46 PM.
Back to event page
Changes made to event description

▼概要

スマートフォンのiPhone、検索エンジンのGoogle、SNSのFacebook、……今や社会から私たちの生活まで、すべてを形づくるのは超国家的なIT企業である。そして、それらの超国家的プラットフォームを運営するのは、投資家から資金を調達して事業活動を行う株式会社である。つまり、世界を変えるアクターは資本主義の内部から生まれているのだ。


本イベントは様々なプラットフォーム運営の最前線で活躍する出演者たちが、現場の目線で真剣に語り合い、激変する現在の世界を見通すためのトークセッションだ。ありきたりなビジネスの成功体験や秘訣を語るのではなく、世界を変えるにはどうしたらいいのかを本気で議論する場である。


その場にふさわしい出演者を今回の渋谷セカンドステージでも迎えることとなった。

2015年Kindleビジネス書年間7位のベストセラー『ITビジネスの原理』の著者であり6/11に『ザ・プラットフォーム』を出版する尾原和啓氏は、10回を超えるIT企業での転職から長きにわたり「IT」を見てきたプロフェッショナルだ。一方で6/10に出版される、PLANETS編集長・宇野常寛編著の対談集『資本主義こそが究極の革命である』からは、nanapi代表取締役社長の古川健介氏と楽天執行役員・北川拓也氏が参加。古川氏は81世代を代表する起業家であり、けんすう氏として鋭い分析と筆力でスタートアップ界に多大な影響力をもつインフルエンサーでもある。さらに、北川氏は理論物理学者でありながら、ECサイトは人間の意識を変容させることが可能かについて深い示唆を持つ。そしてPLANETS編集長の宇野常寛と、司会にはITのビジネスモデル知り尽くすプロであり、資本主義の根幹を担うともいえる投資家、グロービスの高宮慎一氏を迎えた。


IT企業は世界の何を変えるのか? まさに出演者たちが最前線で活躍する、日本的インターネットのゆくえとは? 私たちの生活はこれからどうなるのか? 渋谷セカンドステージとしては初の大きなテーマを基に、IT業界のトップランナーたちが激変する世界と未来のビジョンを縦横無尽に語り尽くす!


なお本イベントは、

6/10刊行 宇野常寛編著『資本主義こそが究極の革命である--市場から社会を変えるイノベーターたち』(紙:KADOKAWA/電子:PLANETS)

6/11刊行 尾原和啓著『ザ・プラットフォーム』(紙:NHK出版/電子:PLANETS)の合同刊行記念イベントを兼ねています。

どちらの書籍もご一読いただけると、イベントがもっと楽しめます!



▼出演者(敬称略)

尾原和啓(Fringe81株式会社執行役員、『ザ・プラットフォーム』著者) ※バリ島からコピーロボットにて参加

北川拓也(楽天株式会社 執行役員、Behavior Insight Strategy Office室長、データサイエンス部 部長、『資本主義こそが究極の革命である』共著者)

古川健介(けんすう)(nanapi 代表、『資本主義こそが究極の革命である』共著者)

宇野常寛(評論家、PLANETS 編集長)

【司会】高宮慎一(グロービス・キャピタル・パートナーズ パートナー/CSO)


▼スケジュール

6月24日(水) 18:30 open / 19:00 start


▼会場

渋谷ヒカリエ 8階 8/01/COURT(渋谷駅 直結)

〒150-8510 東京都渋谷区渋谷2-21-1


▼チケット

※いずれも6/12(金)まで早期割引中!※


一般: ¥2,500

PLANETSチャンネル会員特別割引: ¥2,000

一般+『PLANETS vol.9』1冊: ¥3,500

PLANETSチャンネル会員+『PLANETS vol.9』1冊: ¥3,000


※PLANETSチャンネル会員(月額864円)になると、平日ほぼ毎日様々なジャンルのメルマガが届き、月10本程度の生放送、過去のイベントのアーカイブ動画も見放題です!

詳しくはこちらをご覧ください。


▼LIVE中継

イベントに参加できない方へ、同時放送があります。

(URLは5/24以降に確定します)

(※イベントの一部、PLANETSチャンネル会員限定の視聴となります)


▼出演者/司会者プロフィール

尾原和啓(おばら・かずひろ)

Fringe81株式会社執行役員。ITコンサルタント・カタリスト。1970年生まれ。京都大学大学院工学研究科修了。マッキンゼー・アンド・カンパニーにてキャリアをスタートし、NTTドコモのiモード事業立ち上げ支援、リクルート、ケイ・ラボラトリー(現:KLab)、コーポレートディレクション、サイバード、電子金券開発、リクルート(2回目)、オプト、Google、楽天(執行役員)などの事業企画、投資、新規事業に従事。現職は12職目になる。ボランティアで「TED」カンファレンスの日本オーディションに関わるなど、米国シリコンバレーのIT事情にも詳しい。著書に『ITビジネスの原理』『ザ・プラットフォーム』(NHK出版)。

※今回のイベントは、バリ島からコピーロボットにてリモート参加となります。


北川拓也(きたがわ・たくや)

現在、データサイエンス担当役員として楽天でBehavior Insight Strategy Officeとデータサイエンス部を率いている。これらの部署ではお客様への最高のおもてなしを実現するため、顧客体験を向上させるべく、幅広く心理学、経済学、コンピューターサイエンスなどの知見を生かし、データに基づいたサービス改善を行っている。特徴的にはB to Bビジネスを主幹とする楽天において、店舗様、施設様と共同で「おもてなしをクラウドソース」するプラットフォームをデータサイエンスによって構築することを目指している。前職は理論物理学者。ハーバード大学(学部)数学&物理学科を卒業、その後同大学物理学科にて博士課程を修了。サイエンス、ネイチャーフィジクス、PRLを含む15本以上の論文を出版。


古川健介(ふるかわ・けんすけ)

株式会社nanapi代表取締役。1981年6月2日生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。2000年に学生コミュニティであるミルクカフェを立ち上げ、月間1000万pvの大手サイトに成長させる。2004年、レンタル掲示板を運営する株式会社メディアクリップの代表取締役社長に就任。翌年、株式会社ライブドアにしたらばJBBSを事業譲渡後、同社にてCGM事業の立ち上げを担当。2006年、株式会社リクルートに入社、事業開発室にて新規事業立ち上げを担当。2009年6月リクルートを退職し、Howtoサイト「nanapi」を運営する株式会社ロケットスタート(現・株式会社nanapi)代表取締役に就任、現在に至る。


宇野常寛(うの・つねひろ)

1978年、青森県生まれ。評論家として活動する傍ら、文化批評誌『PLANETS』を発行。主な著書に『ゼロ年代の想像力』(早川書房)、『リトル・ピープルの時代』(幻冬舎)、『日本文化の論点』(筑摩書房)、ほか多数。


【司会】高宮慎一(たかみや・しんいち)

パートナー/Chief Strategy Officer グロービス・キャピタル・パートナーズ。

グロービス・キャピタル・パートナーズ(GCP)ではコンシューマー・インターネット領域の投資を担当。投資先に対してハンズ・オンでの戦略策定、経営の仕組化、組織造り、国内外の事業開発の支援を実施。GCP参画前は、戦略コンサルティング会社アーサー・D・リトルに て、プロジェクト・リーダーとしてITサービス企業に対する事業戦略、新規事業戦略、イノベーション戦略立案などを主導。東京大学経済学部卒(卒論特選論文受賞)、ハーバード大学経営大学院MBA(二年次優秀賞)。

実績/支援先:アイスタイル(東証3660)、オークファン(東証3674)、カヤック(東証3904)、しまうまプリントシステム(CCCにより買収)、ナナピ(KDDIにより買収)などの成長を支援。現在ビーバー、ピクスタ、ビヨンド、メルカリ、ランサーズなどで社外役員を務める。

Twitter: @s1kun https://twitter.com/s1kun

ブログ:View of The World - ベンチャーキャピタリストの世界の見方 http://www.takamiya.vc/

連載: 起業の戦略論 http://diamond.jp/category/kigyounosenryakuron


書籍のご紹介

2015年6月10日刊行(紙:KADOKAWA/電子:PLANETS)

『資本主義こそが究極の革命である--市場から社会を変えるイノベーターたち』宇野常寛編著

ITやwebサービスの最前線で活躍するイノベーターたちと宇野常寛が語り合った対話集。3ヶ月連続刊行企画の第1弾。

日本交通社長・川鍋一朗氏、アイランド代表・粟飯原理咲氏、レッグス・野林徳行氏、グッドスマイルカンパニー社長・安藝貴範氏、nanapi代表・古川健介氏、スクー代表・森健志郎氏、楽天執行役員・北川拓也氏、ヤフーCSO・安宅和人氏が登場。(目次順)

サービスを設計する経営者たち、テクノロジーを手がけるエンジニアたちこそが、仕事を通じて得た思想とビジョンを背景に着実に世の中を変えている。いま世の中を変えていく力は市場から、資本主義の内部から生まれているのだ。

(本書はPLANETSメルマガにて配信した内容から、一部大きな加筆修正を加えております)

Amazon.co.jpは(紙版:KADOKAWA)/(電子版リンク作成中です)


2015年6月11日刊行(紙:NHK出版/電子:PLANETS)

『ザ・プラットフォーム--IT企業はなぜ世界を変えるのか?』尾原和啓著

アップル、グーグル、フェイスブック……今や国家や社会の基盤に成長した巨大IT企業を動かす基本原理は何か?

わかりやすい語り口に定評のある『ITビジネスの原理』の著者が、「共通価値(シェアード・バリュー)」をキーワードにプラットフォームを展開するネットサービスを根本から解説。超国家的(メガ)プラットフォームの登場で激変する世界を見通す!

(Amazon.co.jpリンクは作成中です)


▼「Hikarie +PLANETS 渋谷セカンドステージ」について

このプロジェクトは、東急電鉄・渋谷ヒカリエとPLANETS(主宰・宇野常寛)の共同で運営されています。きっかけは渋谷ヒカリエで行われた「TEDxTokyo」での評論家・宇野常寛のプレゼンでした。「「2020年に向けて生まれ変わる渋谷に、クリエイティブな人や活動がますます集まってほしい」と考えている東急と「インターネット以降の東京で、街に文化は生まれるのか?」と問う宇野常寛。この一見して矛盾しているように見えるコラボレーションは「渋谷をインターネット以降の若い感性を持った人たちの、新しいリアルな回路として位置づければ、そこから文化は生まれるのではないか」という仮説へと発展しました。渋谷という場だからこそ、今までにない新しい文化のメッセージを発信することで、クリエイティブな人や活動が集まり、アップデートされたコンテンツを生むことができるはずだ。今回のプロジェクトでは、渋谷からの情報発信により新たな文化コミュニティの形成を目指し、“2020年の渋谷”を考えていきます。


▼PLANETSについて

評論家・宇野常寛の主宰する企画ユニット 「第二次惑星開発委員会」による総合誌です。 文学・思想から、映画、音楽、アニメ、TVドラマなど現代日本のカルチャーを網羅的に紹介・批評するメディアです。メールマガジン「ほぼ日刊惑星開発委員会」の運営や、定期的なイベントの開催により、ファンコミュニティの育成にも注力しています。



-------------------------------------------------------------------

※イベント内容は変更になる場合もございます。

※本イベントは一部、インターネットでの生配信を行い、後日、映像や音声を再配信・商品化などする場合があります。客席を含む会場内の映像・音声・写真等が使用されることがありますので、予めご了承ください。

※やむを得ない事情によりイベントの開催を見合わせる場合もございます。その際は事前にご案内いたしますので、ご不明な点がございましたらお問い合わせください。

※お申し込み確定後のキャンセルは承っておりませんのでご了承ください。

-------------------------------------------------------------------