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鈴木忠志×東浩紀 司会:上田洋子 「テロの時代の芸術ーー批判的知性の復活をめぐって」@SCOT_Toga @hazuma @yuvmsk

前売2600円(1ドリンク付き)/ゲンロン友の会会員証または学生証のご提示で2100円(1ドリンク付き)に!
Description
  • 当日券は3100円 (1ドリンク付き)です。ゲンロン友の会会員証または学生証のご提示で2600円(1ドリンク付き)になります。
  • 友の会会員限定席を複数予約される場合は、お連れの方が会員でなくても結構です。
  • お席はチケットの申し込み順ではなく、当日会場にご来場頂いた順にご案内致します。
  • 開場は開演1時間前の18時となります。

【イベント概要】

昨年、鈴木忠志の代表作『トロイアの女』が再演された。初演は1974年。ギリシア悲劇を同時代の日本に置き換えた斬新な演出が話題となった作品。1989年以降、長いあいだ上演されていなかった。

『トロイアの女』は暴力の物語だ。ギリシアとの戦争に負けたトロイアでは、男たちは皆殺しにされ、生き残った女たちは強姦され、奴隷として戦勝国に連れて行かれる。暴力とはなにか、人間とはなにか、問い直すことを現代の観客に強いる、演劇の強度がそこにはある。

なぜいま『トロイアの女』を再演するのか。鈴木はアフタートークで、テロの時代に対応するためだと述べた。その言葉を聞いた東浩紀からの提案で、今回の対談は実現した。

鈴木忠志は、早稲田大学在学中に学生劇団を立ち上げ、早稲田小劇場を開設した伝説の演劇人。1976年に東京を離れて富山県利賀村に本拠地を移し、劇団名もSCOTSuzuki Company of Toga)と改称。磯崎新とともに合掌造りの古民家を劇場に作り変え、世界演劇祭を開催し、過疎の村を世界の演劇人が集まる演劇の聖地に変えてみせた。いまのアートフェスティバルの先駆であり、都市を舞台とする盟友寺山修司とはまったく異なる戦略である。

1997年からは劇団と劇場が一体となった公立劇場静岡県舞台芸術センター(SPAC)を成立させ、初代芸術総監督として、文化行政に新しい道を示した。ゲンロンカフェの客層には、『批評空間』のアドバイザリーボードに名を連ねた唯一の演劇人として知られているかもしれない。

古代ギリシアの時代から、歴史の物語化や国家意識の形成の中心としてあった演劇。
いま、演劇、そして演劇人はなにをすべきか。
テロリストの惨殺映像が世界中を瞬時に駆け巡る時代に、そもそも「劇的なもの」とはなにか。
そして現代社会において芸術はどのような役割を担い得るのか。

世界演劇をリードする鈴木忠志を迎えて、東浩紀が尋ねる異色の対談。


対談にあたって 東浩紀より、鈴木忠志さんへメッセージ

福島亮大という若い批評家が『復興文化論』という本のなかで、
日本には「演技者の公共性」と「観客の公共性」があると語っています。
前者は、要は私小説、後者は『平家物語』みたいな歴史小説の系譜に代表されます。
これはいまでも生きていて、
実際、日本人のネットユーザーの行動など見ると
「ああ、日本人はとにかく観客であることが好きなのだなあ」と思うわけです。
それはゲンロンカフェのお客さんを見ても観じます。

で、思うに、ヨーロッパの伝統では
つねに「演技者の公共性」が高く評価され、
「観客の公共性」はあまりまともに顧みられなかった。
しかし日本では逆に「観客の公共性」がいまでも生き生きと息づいている。
というわけで、そんな国で演劇と政治(公共性)のあいだの関係を考え続けてきた鈴木さんに、
あらためて「なにかを演技すること」「なにかを見ること」と「公共的であること」の関係について聞きたいな、
というのが、ぼくが今回対談を依頼した根底にある動機です。

そこから広げて、テロの話などいろいろとできれば。
テロ(いま風のテロ)も、演技と観客の関係に関わる問題を提示すると考えています。


【登壇者プロフィール】


鈴木忠志(すずき・ただし)




1939年生まれ。演出家。1966年、劇団SCOT(Suzuki Company of Toga-旧名 早稲田小劇場)を創立。1976年、早稲田から富山県利賀村に本拠地を移し、合掌造りの民家を劇場に改造して活動。1982年より、世界演劇祭「利賀フェスティバル」を毎年開催。俳優訓練法スズキ・トレーニング・メソッドから創られるその舞台は世界の多くの演劇人に影響を与えている。スズキ・トレーニング・メソッドはモスクワ芸術座やニューヨークのジュリアード音楽院など、世界各国の劇団や学校で学ばれている。

1974年岩波ホール芸術監督、1988年水戸芸術館芸術総監督、1995年静岡県舞台芸術センター芸術総監督(2007年退任)。日中韓共同演劇祭であるBeSeTo演劇祭の創設者、演劇人の国際組織シアター・オリンピックス委員。舞台芸術財団演劇人会議初代理事長。

主な演出作品に『リア王』、『ディオニュソス』、『シラノ・ド・ベルジュラック』、『エレクトラ』、『別冊 谷崎潤一郎』、『流行歌劇カチカチ山』、『サド侯爵夫人(第2幕)』、『世界の果てからこんにちは』、『イワーノフ』、『トロイアの女』、『劇的なるものをめぐってⅡ』など。

主な著書に『内角の和』(而立書房)、『劇的言語』(共著、白水社)、『劇的なるものをめぐって』(工作舎)、『騙りの地平』(白水社)、『越境する力』(PARCO出版)、『THE WAY OF ACTING』(TCG)、『演劇とは何か』(岩波書店)、『演出家の発想』(太田出版)。

なお、ケンブリッジ大学が刊行する20世紀の演劇人21人のシリーズに、メイエルホリド、ブレヒト、ピーター・ブルック、ロバート・ウィルソンらとともに選ばれている(『The Theatre of Suzuki Tadashi』)。


東浩紀(あずま・ひろき)



1971年生まれ。東京都出身。哲学者・作家。専門は現代思想、表象文化論、情報社会論。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。株式会社ゲンロン代表、同社発行『思想地図β』編集長。著書に『存在論的、郵便的』(新潮社、第21回サントリー学芸賞)、『動物化するポストモダン』(講談社現代新書)、『クォンタム・ファミリーズ』(新潮社、第23回三島由紀夫賞)、『一般意志2.0』(講談社)、『弱いつながり』(幻冬舎)など多数。


上田洋子(うえだ・ようこ)



1974年生まれ。ロシア文学者、ロシア語通訳・翻訳家。博士(文学)。早稲田大学・専修大学非常勤講師。
著書に『チェルノブイリ・ダークツーリズム・ガイド  思想地図β4-1』(調査・監修、ゲンロン、2013)、『瞳孔の中  クルジジャノフスキイ作品集』(共訳、松籟社、2012)など。展示企画に「メイエルホリドの演劇と生涯:没後70年・復権55年」展(早稲田大学演劇博物館、2010)など。


【注意事項】

  • チケットキャンセルの場合の払い戻しは受け付けられません。あらかじめご了承ください。
  • 本イベントはインターネットでの動画配信(ゲンロンカフェ完全中継チャンネル)を予定しており、ご来場のお客様の映像が映り込む可能性がございますので、ご了承のほどお願い致します。
  • 当日、ゲンロン友の会会員証または学生書提示で500円キャッシュバックいたします(併用不可、学生証は国立公立学校または学校法人が発行したもの)。
  • チケット料金に含まれるのは当講座1回分の受講料です(通し券ではありません)。
  • チケット料金は税込価格です。
  • 講演・イベントの無断録画・録音はご遠慮ください。
  • 未成年の方にはアルコールを提供できません。
  • 18歳未満の方は23時以降の参加はできません。
  • 保護者が同伴しない18歳未満の方は22時以降の参加はできません。
  • 参加者が80名を越えるイベントでは、お席が立ち見になる場合があります。ご了承ください。
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  • イベント詳細情報を更新しました。 Diff 2015-05-20 15:55:47
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Sat May 23, 2015
7:00 PM - 9:00 PM JST
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Venue
Tickets
友の会会員限定最前列席 前売分 1ドリンク付、共有サイドテーブル・電源あり ※ キャッシュバックはありません ※複数予約される場合はお連れの方が会員でなくても結構です ¥2,600
前売券 1ドリンク付 ※当日、友の会会員証/学生証提示で500円キャッシュバック ¥2,600
Venue Address
東京都西五反田1-11-9 司ビル6F Japan
Organizer
ゲンロンカフェ
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